僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

内海 炭谷の人的補償での西武移籍が発表 カープにとってこれが意味するものは…【閑話休題】

内海投手のライオンズ移籍が発表されて驚きました。まさかエースとして長年君臨した功労者の生え抜きベテランを外すとは…。選手指名の優先権はカープが持つにも関わらず巨人が今日発表したということはどういう可能性があるのか、これについて今日は書きたいと思います。

  

 

プロテクト濃厚とされていた内海投手のプロテクト外が発覚

 以下の記事で各所報道を元にカープの人的補償で獲得しそうな選手を予想しましたが、その際に調べた限りでは内海投手はどこもプロテクトするだろうと予想していました。

しかし今日の発表で少なくともライオンズに当てたリストでは内海投手をプロテクトしていなかったことが発覚しましたね。

 

www.bokuramocarp-blog.com

 

ネット上ではジャイアンツファンの悲鳴の声も上がっており、炭谷選手と内海投手のトレードだという声まで。

似たようなタイプの小林選手がいて、近年ドラフトでも捕手を獲得していた事情もあって、一部ファンからは炭谷選手獲得の必然性にも疑問の声が上がっているようです。

炭谷選手には余計なプレッシャーがかかることになりましたね。

 

ここまでジャイアンツ一筋で頑張ってきた投手をこういう形で見送らないといけない長年のファンの方の気持ちを考えると…とも思いますが、FAで炭谷選手を獲得した自身の行為の代償、いわば自ら引き金を引いての放出です…。

特に内海投手に思い入れのあるファンの方は本当にやりきれない気持ちだろうと思います。

脇谷選手が過去にそうしたようにFAでジャイアンツに戻ることも出来るかもしれませんが…

それにしても過去にジャイアンツが人的補償で放出した江藤選手、工藤投手や藤井投手のケースと内海投手のケースとはぜんぜん違いますからこのニュースは衝撃的ではありましたね。

 

浅村選手がいなくなったとはいえ、ライオンズ打線は依然として強力ですので復活の気配もあった内海投手としては同じ関東の球団への移籍ですし、今年阪神から西武にトレード加入した榎田投手のように良いきっかけに出来る可能性はありそうですね。

しかし、内海投手のこの予想外のプロテクト漏れ…カープに対してジャイアンツが提出したプロテクトリストでも同じようなことが起こっているのでしょうか。

 

 

 

カープへのプロテクトリストはどうなっているのか

今回のライオンズへのプロテクトリストから内海投手が漏れていたことで、若手有望株が優先してプロテクトされている可能性が高くなったことは否めません。

カープに指名の優先権があるにもかかわらず、ライオンズからの人的補償選手が先に発表された可能性として 

・カープ相手には内海投手がプロテクトされており、指名が重複する可能性がなかった

・カープ相手にも内海投手がプロテクトから外されていたが、水面下でカープが獲得する意思がないことを確認した

 

この2つのいずれかだと思います。

FA移籍が公示されたタイミングの違いでどの道ライオンズの方がカープより先に選手指名の期限が来たわけですが、まだまだ期限まで余裕があるこのタイミングでの発表はやはりカープが内海投手を獲得する可能性はないことは確認できているものと考えるのが自然でしょう。

 

パリーグにならともかく、同一リーグの球団に球団の顔とも言える生え抜きの功労者を放出することはできない。

相考えて内海投手についてジャイアンツ球団がカープに対してはプロテクトしていても不思議ではありません。

そもそも補強ポイントが異なるであろうライオンズとカープに提出したプロテクトリストは異なっている可能性のほうが高いですしね。

 

ただここから読み取れるのはジャイアンツが相当過去の一岡投手の放出を痛手に思っていそう、失敗例として教訓にしていそうだということ。

そして若手有望株を1人でも多くプロテクトするために、ファンからの非難を覚悟でベテラン功労者をプロテクトから外すリスクを取る決断が出来たということ。

 

これはプロテクトが確実視されていた長野選手、亀井選手あたりもプロテクトリストから外れていても何らおかしくなくなってきましたね。

丸選手の加入で外野手は1つポジションが埋まった影響も考えると、可能性としては十分といえる状況になってきました。

 

丸選手の獲得をきっかけに長期的な覇権を築き上げるためには若手の台頭が不可欠。

現時点での実力より、丸選手・坂本選手がバリバリに活躍できる今後5年ほどの中期的なチーム作りを優先するという考え方がカープへのプロテクトリストでも採用されているとしたら…。

 

これは以前予想したような、そしてカープ球団が過去人的補償として獲得してきたような入団2 -3年目の有望株獲得に黄信号と言っても良さそうですね。

 www.bokuramocarp-blog.com

 

その場合でも実績のある中堅以上の選手がよりプロテクトから外れていることの裏返しにはなる一方で、伸びシロはなく年棒も高いと一長一短ではありますが、4連覇を狙う来年だけを考えるのであればそれはそれで悪くない選択ができるのではないかとも思います。

いずれにしてもプロテクトリストが公表されない以上、ファンに分かるのは獲得する選手の名前だけ。

  

カープ球団から発表されるまで、腰をすえて待ちたいと思います。 

来シーズンに向けて、一歩一歩準備を進めていこう、カープ! 

 

このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村