僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

選手の集中力は十二分に伝わった…が、フワッとした失投が命取り 下を向く暇はない! 9/11のカープ 中日戦

9/11のドラゴンズ戦は2-3でカープが敗れました。レグナルト投手が圧倒的有利なカウントでそこだけはダメと言うコースへの失投。京田選手にまさかの被弾で決勝点を奪われました。打線も7回、8回と1アウトで3塁にランナーを置く形を生かせずに勝ち越せず。接戦に敗れて最終盤で痛すぎる1敗です。

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
中日 0 0 0 0 2 0 0 0 0 1 3 11 0
広島 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0

 

勝利投手 岡田(3勝2敗11S)

敗戦投手 レグナルト (6勝3敗0S)

セーブ 祖父江(3勝4敗1S)

本塁打 京田3号(10回表ソロ)

中日 小笠原、三ツ間、藤嶋、福、R.マルティネス、岡田、祖父江 - 加藤

広島 床田、中村恭、菊池保、フランスア、レグナルト - 會澤

 

 

 

 

試合感想

後味の悪い負けです…一発を警戒していれば防げたはずのバッターに一発を浴びての敗戦。

ホームランがあるとすれば内角球を思い切り引っ張ってのポール際だけ…そんなバッターに対して0-2と圧倒的有利なカウントから外を目がけたカーブがすっぽ抜けてそんなボールを投げてしまった。

完全にレグナルト投手のミスです、配球の問題じゃありません。

 

確かにレグナルト投手のストレートの球威ならフェンスを越されることはなかったかもしれませんが、先頭バッターでしたし足のある京田選手を塁に出したくない状況。

打ち取る確率を考えてのカーブ連投だったのだと思います。

あのコースだけは絶対に投げちゃいけない、そんなコースに吸い込まれるように投げてしまったわけですから投手側の責任が大でしょう。

もちろんどんなホームランでもミスなくしとめないといけないわけですから打った相手をほめるべきという前提はありますが、今日の試合展開、あのカウントであのコースに投げてしまう投手は怖くて接戦では使えません…現状他にいないですが…苦しい。

 

先発の床田投手は中5日の登板が続いている疲れもあってか球威はやはり少し落ちていたように見えました。

しかしどうにか粘り強くランナーを背負いながらも要所を締めてゲームを作りました。

5回2アウトから2本のタイムリーを浴びて2点リードを追いつかれてしまったわけですが勝ち越しは許さず踏ん張った。

そして6回まで投げ切ってくれたわけですから先発としての役割は十二分に果たしてくれたと言えるでしょう。

 

5回から継投に入ったドラゴンズに対してカープは7回から継投。

中継ぎ勝負としては2人分節約できていてなおかつ後攻ということもあって圧倒的有利だったはずなんですが…ドラゴンズの中継ぎ陣の充実ぶりを見せつけられる展開となってしまいました…。

カープも中村恭平投手、菊池投手、フランスア投手と3枚は安定していますが中々それ以上の厚みが出ません。

昨年までブルペンを支えてくれた一岡投手、中崎投手がいませんから当然と言えば当然ですが…3連覇のしわ寄せですか…。

 

 

攻撃では序盤、1アウト3塁からの菊池選手の思い切りよい好走塁でフィルダースチョイスを誘ったり2アウトから曾澤選手にタイムリーが出たり良い形で先制、2点目を取ることができました。

相手のワイルドピッチをしっかり得点につなげてスキのない良い攻撃でチーム状態の良さを感じられました。

 

しかし今日はドラゴンズの中継ぎ陣が素晴らしかった…7回、8回とチャンスを作りましたが、現状のカープ中継ぎ陣を考えればあそこで勝ち越せなかったのが敗因になるんでしょうね…。

7回は先頭の堂林選手の5カ月ぶり、今シーズン2本目のヒットに相手のワイルドピッチが絡んで1アウト3塁までいきましたが既に追い込まれていた磯村選手がバットに当てられず…。

 

8回も1アウトから鈴木誠也選手のややラッキーな2ベース(良い当たりでしたが大島選手の守備力を考えれば捕られてもおかしくなかったという意味です)から長野選手がつないで最高の形で1アウト1, 3塁のチャンスを作りましたが、曾澤選手の当たりがピッチャー正面。

ライナーゲッツーとなってしまう不運もあって無得点。

代走の野間選手が飛び出してしまっていた形とはなりましたが、あれはセカンドライナーやショートライナーのケースとは違って戻る時間がありませんから仕方ない、。

セカンドを常に狙っている状況でしたしね。

そう、曾澤選手のやや詰まり気味ながらも良い当たりが投げ終わったピッチャーのグラブにちょうどよく吸い込まれてしまった…不運です。

 

 勝つチャンスは十二分にあった展開にもちこんだだけに悔しい…シーズン最終盤で1勝か1敗かは天と地との差がある。

それが紙一重で分れてしまう野球の怖さを思い知る敗戦でした。

しかし昨日に引き続き好守も随所に飛び出してノーエラー。

選手はしっかりと集中力を発揮して全力で勝利を目指す姿勢を画面越しでも伝わるほどに見せてくれています。

一ファンとしては精いっぱい応援するのみ。

優勝がかなり厳しいのは知っています、それでも。

明日も一戦必勝で頑張ろう、カープ!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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