d8/17のベイスターズ戦は3-8でカープが敗れました。試合前にバティスタ選手のドーピング検査陽性、登録抹消が発表され試合に集中できなかったのか、先発のモンティージャ投手はストライクを投げるのにいっぱいいっぱいでピッチングになりませんでした。打線もバティスタ選手不在を強く印象付けてしまう終盤大差の後の3点のみ。完敗で失速気配…逆境を乗り越えられるでしょうか。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 8 | 0 |
DeNA | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | X | 8 | 11 | 2 |
勝利投手 石田(3勝0敗0S)
敗戦投手 モンティージャ (0勝2敗0S)
セーブ なし
本塁打 筒香24号(2回裏2ラン)、柴田2号(7回裏2ラン)、鈴木23号(8回表ソロ)、筒香25号(8回裏ソロ)、西川13号(9回表2ラン)
広島 モンティージャ、島内、塹江、レグナルト - 會澤、坂倉
DeNA 石田、国吉、三嶋、山崎 - 戸柱
試合感想
試合前から試合どころではない衝撃のニュース。。。
バティスタ選手の普段の野球に取り組む姿勢からは信じられませんが、検査で陽性と言う結果が出た事実は厳粛に受け入れるほかありません。
今は検査結果が出たところで正式に処分が決まるまではまだ時間はありますが、正式に検査陽性の結果までは確定したわけですから球団の登録抹消の判断は当然でしょう。
バティスタ選手の言い分もあるようですから、今はそれを待ちたいと思います。
考えたくもありませんがもしも意図的なドーピングのための摂取だった場合には厳粛な処分を下してもらいたい。
その場合はカープ球団として再発防止につなげるだけでなく、日本野球界全体に影響を及ぼすことになります。
中途半端な前例を残すことは絶対にいけません。
仮に風邪薬や何かの治療で意図せずして摂取してしまっていた場合でもバティスタ選手は1年目の助っ人ではなく既に3年目。
球団としての管理責任は少なからずありますし、バティスタ選手もプロとしてその意識の低さはどうなんだという話です。
2007年に抜き打ち検査が本格的に実施されるようになってから、これで7人目。
日本人選手の違反者はドラゴンズ球団の申請不手際による井端選手の1件だけという事実が示すように、しっかりと球団が周知徹底を図り、選手もプロ意識をもって取り組めば陽性にはならなくて当然、プロとして最低限と言うレベルの話です。
バティスタ選手は3年目ですが、カープアカデミー出身。
準日本人選手のような扱いだと思ってましたから、どんな背景であろうとそういう選手から陽性反応が出てしまった事実は球団として重く受け止め、徹底した原因調査、再発防止策の導入を願ってやみません。
そしてバティスタ選手の言い分が公になるのを待ちたいと思います。
試合の方ですがモンティージャ投手の炎上は残念ながらある程度想定の範囲内。
佐々岡コーチが与えていた課題をクリアしたということで先発機会が与えられたようですが、2軍で5回4失点と結果が出ていなかったわけですから…。
嬉しい誤算を期待しましたがそううまくはいきませんね。
変化球でもストレートでもストライクを取るのに四苦八苦。
ストレートの球威は素晴らしいですが、現状カウントを整えたいところではストレート一本狙いをされてしまってその威力も半減。
それにあれだけ球速が出ていても一発で捕らえられる場面も目立ちましたから、ボールの出所が見やすいんでしょうか。
山口投手が2試合続けて2軍で好投していて登板間隔も今日の先発にばっちりだった、より論理的に見える代わりの先発候補はいただけになおさら一見不可解な選択での炎上激に疑問は残ります。
山口投手が昨日も2軍で好投したのは皮肉でしかありませんね。
良いニュースは塹江投手の好投くらいですかね。
3イニングを無四球無失点。
こうして1軍の舞台で1つ好投することで得られる自信、大事にしてもらいたいです。
まだまだ課題も多い投手ですが、それでも苦しい夏場に好投してくれれば1軍定着の道は開けます。
少なくとも今日の好投、他の中継ぎ陣の内容の悪さを考えれば次の登板なくして降格と言うことは考えにくいですよね。
打線についてはほとんどいいところなし。
大差のついた終盤に2本のホームランで3点を返して意地は見せましたが、勝てるチャンスは感じられませんでした。
それでも鈴木誠也選手が4年ぶりの3番に入って8月初アーチ、西川選手も自身初の規定打席到達の祝砲と明るいニュースはありました。
そんな派手なシーンより今日一番思うところがあったのはメヒア選手が2回に見せたヘッドスライディング…。
カープアカデミー時代から切磋琢磨してともにカープの育成選手登録、支配下選手登録を勝ち取り、苦楽をともにしてきた相棒の残念なニュース。
カープ関係者の中でも一番ショックを受けたであろう選手の言葉では形容しきれないような複雑な気持ちがあのプレーに透けて見えたような気がしました。
カープ打線としてはせっかく固まりかけた形を崩さざるを得ず、痛いことこの上ない。
怪我などのどうしようもない理由じゃなくチームの動揺を増幅させる性質の原因ですから集中しろと言う方が無理な話…。
これで優勝したとしても優勝できなかったとしてももやもやの残るシーズンになることが確定してしまったのはカープ球団にとってもカープファンにとってもとんでもない大悲報だと思います。
ただ今もなお戦い続けるしかないカープを応援しない選択肢は個人的にはありません。
どんな展開になっても、最後までカープの2019年シーズンを見届けたいと思います。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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