8/18のベイスターズ戦は0-1でカープが敗れました。九里投手と今永投手の息詰まる投手戦は途中出場で初打席初球を仕留めたロペス選手の一振りで決着がつきました。今日の今永投手は昨日の件がなくても打つのは難しいくらいボールが凄かったですが、そんな投手と対戦して抑え込まれたタイミングが最悪。それでもいま、ここで踏ん張るしかありません。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 1 | 3 | 0 |
勝利投手 今永(11勝5敗0S)
敗戦投手 九里(6勝6敗0S)
セーブ なし
本塁打 ロペス24号(7回裏ソロ)
広島 九里、中村恭 - 會澤
DeNA 今永 - 戸柱
試合感想
九里投手は素晴らしい内容を見せて7回1失点。
唯一の失点が今日の展開では致命傷ととなってしまったわけですがロペス選手に投げた初球はコースこそ真ん中付近で甘かったものの低め、ストライクギリギリかやや低くてボールかという高さでした。
あれを途中出場から今日の初打席、初球で仕留めるわけですからロペス選手をほめるしかありません。
そこ以外は3塁すら踏ませない素晴らしい内容でしたから勝たせてあげたかった…それ以外の言葉が出てきません。
今永投手を相手に勝つチャンスは十二分に作ってくれたピッチングは間違いなく勝ち投手に値するもの。
バックも菊池選手のぼてぼての当たりを処理したグラブトスと言い、三好選手の安定感あるサードからの送球と言い、鈴木誠也選手のライトフェンス際のスーパープレーと言い再三の好守で盛り立てました(鈴木誠也選手の守備は横浜スタジアムのフェンス際でヒヤッとはしましたが、あのプレーができるならもう完全に心配ないと確信できたプレーでもありました)。
中村恭平投手も先頭をフォアボールで出しながらもダブルプレーもあって無失点。
守る方では今日は文句なしでしたがそれで勝てないんですから辛い試合でした。
打つ方では今永投手のストレートの勢いが素晴らしかった。
おかげでブレーキの効いたチェンジアップにくるくるバットが回って、10奪三振を喫したうち、9つが空振り三振。
今日はカープ打線の問題ではないような試合には見えましたが昨日の今日だけにタイミングが最悪。
これで各打者が穴を埋めようと余計に力んで調子を落としていく悪循環に入らなければいいんですが…。
結局初回の1アウト3塁で得点を取れなかったのが最後まで響く展開となってしまいました。
好投手相手には少ないチャンスで得点に結びつけられるかが常にポイントになりますが、その最大のチャンスが初回とは…。
鈴木誠也選手が3番のリズムを掴めるかどうか…いや、それは関係ないと本人は言うはずですが。
メヒア選手にすぐに穴を埋める活躍を期待するのはちょっと酷だと思います。
やっぱり今日の今永投手のようなボールを投げる投手は2軍にはいませんし、ボールの伸びやキレで差が当然ある。
バティスタ選手だって散々苦しんで、どうにかこうにか自分の形を見つけられたわけです。
昨年まで450打席、今年も400打席と850打席以上相手投手と対戦して経験を積み慣れていく中でもまだ粗さは残っていたわけです。
メヒア選手は昨年終盤ようやく1軍の座をある程度掴んだものの今年を含めてもまだ150打席、日本シリーズを入れても200打席も立っておらず、1軍での打席数が圧倒的に足りていません。
いきなり期待をかけすぎるのも酷…ただ期待はしたくなってしまうチーム状況ですけどね…。
坂倉選手に至っては21歳とまだまだ身体的にも伸びていくであろうことに加えて1軍ではまだ60打席程度…。
2割に届かない打率ですが、これからのためにも課題を洗い出して頑張ってほしいとしか言いようがありません。
三好選手や小園選手にしたってそうです。
そう、残りシーズンのカープは1 -4番までと曾澤選手。
この5人を中心に得点を取っていくしかない陣容になりつつあります。
小窪選手や安部選手にも期待したいですが、ここに誰か絡んできてくれればラッキーくらいの気持ちで見る我慢我慢の展開になりそうです。
今日の0-1での負けは試合展開的にも、タイミング的にもカード勝ち越せなかったという事実としても本当に痛い…
それでも残りシーズン、淡々と戦って終えていく展開にはしてもらいたくありません。
もう一山何としても作ってほしい。
そのためにも来週6試合の間である程度、3番に鈴木誠也選手を置く形での打線で機能する展開を作りたいですし、下位打線にもラッキーボーイ的な存在を見出したい。
長野選手を上げてレフトで起用、松山選手ファーストでサードはメヒア選手か安部選手。
打線を考えればこの形が有力候補ですが、守備の不安には目をつぶるしかないか…。
とにかく、最後まで可能性を少しでも広げるべく、あがきましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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