床田投手、アドゥワ投手の抹消で先発ローテーションに2枚穴が開いているカープ。2試合続けて好投している山口投手が床田投手の穴を埋めそうですがアドゥワ投手の穴をどうするのか…。一方の野手陣は長野選手の打撃状態がようやく上向いてきたようで、苦しい夏場にベテランの力を借りられそう。今日は2軍の状態をまとめるシリーズの第9弾です。
ウエスタン順位表
8/12試合終了時点
試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 | |
SB | 89 | 45 | 36 | 8 | 0.556 | -- |
阪 神 | 91 | 43 | 43 | 5 | 0.500 | 4.5 |
オリックス | 93 | 42 | 42 | 9 | 0.500 | 4.5 |
広 島 | 96 | 44 | 49 | 3 | 0.473 | 7.0 |
中 日 | 93 | 40 | 45 | 8 | 0.471 | 7.0 |
カープ2軍はここまで44勝49敗3分けとここ最近、投壊状態で失速。
最下位とゲーム差無しの4位に低迷しています(といっても借金は5つですが)。
首位浮上のホークスが好調を維持、このまま独走となるんでしょうか。
山口好調、もう一人は結果が出ずも課題克服評価のモンティージャか
前回第8弾(8/4までをカバー)以降のここまでの2軍での先発起用・成績を見ると以下の通りです。
8/6 モンティージャ 5回4失点
8/7 ローレンス 4回5失点
8/8 ケムナ 6回2失点
8/9 メナ 5回2失点
8/10 山口7回無失点
8/11 薮田 5回1失点
山口投手は土曜日に登板して7回無失点の快投を披露。
前回の7回途中1失点に続いて結果を残していて状態は良さそうですし、ちょうど土曜日に登板していた関係で中6日で床田投手の穴にすんなりはまります。
普通に考えれば大瀬良投手に次いで2戦目の先発にはまりそうなものですが、報道によるとそこはモンティージャ投手が登板予定だとか…
そうなるとレグナルト投手を早めに抹消しないといけませんが、どうなんでしょうか。
床田投手の孔には山口投手を起用、アドゥワ投手のところにもう一人…それが自然な気はしますが…。
現状の2軍先発ローテーションのうち3人は外国人投手、そして1軍合流したモンティージャ投手も含めて結果がいま一つ出ていない。
日本人投手に目を向けてもケムナ投手は前回こそ6回2失点と好投しましたが、炎上することも多くまだ1軍レベルでは難しそう…白羽の矢を立てるなら実績もある薮田投手になります。
モンティージャ投手は佐々岡1軍投手コーチからの課題を実戦の中でクリアしたことを評価されているようですが…先発ではなくレグナルト投手の代わりに中継ぎとして昇格という可能性も捨て切れません。
遠藤投手を先発で起用する選択肢もあるかもしれませんが、前回ロングリリーフ時に4イニング目につかまったことを考えればスタミナ面に不安が残ります。
ただブルペンデー覚悟で…という可能性はありますね。
幸い先日までの9連戦でジョンソン投手、野村投手が中5日で曜日がずれて来週以降アドゥワ投手が担っていた6連戦の初戦ではなく、カード3戦目の木曜日に先発の谷間がきます。
次が大瀬良投手でイニングを稼いでくれる可能性が高いことを考えれば多少ハードルは下がるでしょう。
やろうと思えば床田投手を最短10日の登録抹消期間明けすぐに持ってくることもできますが、1度ウエスタンで登板することが規定路線のようですし、調子を戻すまで調整させそうですから可能性は低そう。
まずは土曜日、本当に一部報道通りにモンティージャ投手が先発するのか、一つの見所ですね。
中継ぎ陣ですが一岡投手、レグナルト投手がそれぞれ2軍戦で2度の登板をランナーを背負っての苦しい内容ながら無失点に抑えて1軍に上がっています(一岡投手はすぐにまた下がりましたしレグナルト投手もまだ疲労困憊でしたが…)。
ある程度好内容のピッチングを続けていた岡田投手まで上げたので、2軍の中継ぎ陣からのめぼしい昇格候補は一通り上がっていった状態です(昨日の内容、首脳陣の反応では即抹消濃厚ですが)。
レグナルト投手の不調が続くようなら次はヘルウェグ投手になるでしょう。
2軍でも安定感に欠ける部分はありますが、疲労そして球威という面で考えれば比較的フレッシュなはずです。
投手陣がぎりぎりの夏場、一岡投手や中田投手といった実績ある投手がまた状態を上げられれば入れ替えがありそうです。
ついに長野が復調!一軍の起爆剤、代打の切り札になれるか
個人的には今すぐにでも1軍に上げてもらいたいと思うのが長野選手。
先週は6試合のうち3試合でマルチヒットを記録、ホームランも放っており、2軍でも打てずに苦戦していた頃と比べて確実に調子が上向いています。
カープ代打陣の手薄さを見る限り、実績も技術もあって名前が呼ばれるだけで球場の雰囲気を変えられるベテランの力はすぐにでも必要でしょう。
右の代打では磯村選手、三好選手が非常に良く頑張ってくれていますが長野選手のレベルにはまだ及びません。
走力のある控え選手は比較的充実していますし、試合終盤、守備力に不安なく使える外野手の控えも野間選手1人。
こういった編成のバランスを考えても上げない手はないと思います。
中村奨選手も出遅れた分を必死に取り戻そうと経験を積みながら、打撃状態も上向いてきているようです。
ここまで打率は.286と確実性の部分では昨年を大きく上回っていますし、少しずつプロの投手が投げるボールのキレに慣れてきたのではないでしょうか。
それでも坂倉選手やメヒア選手が苦戦しているように、1軍の投手が投げるボールは2軍の投手のそれとはまたレベルが違いますから1軍で打てるようになるまでにはまだまだ時間はかかりそう。
それでも試合に出て特に守備の経験をどんどん積んでもらって順調に成功を示せればシーズン最終盤の順位に影響が出ない試合があれば1軍デビューも…そんな期待をしてもよさそうな数字・成績をここまでは残してくれていますよ!
カープは台風の影響で明日は移動ゲームになるようですが、 今シーズン中々できない好調ではないときに踏みとどまる試合を続けていけるか。
逆転優勝のためにはここからやってきそうな正念場を悪くても5割で踏みとどまって、月末のジャイアンツとの3連戦までに状態を戻して一気にラストスパートに入ることが必要でしょう。
まずは3カードぶりのカード勝ち越しを決めて2位に上がりましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩