5/26のジャイアンツ戦は4-5でカープが敗れました。アドゥワ投手が2本のホームランを浴び終始劣勢の中で打線は粘りを見せて7回に代打長野選手の2点タイムリーで同点に。しかしフランスア投手が重信選手に浅い犠牲フライを浴び決勝点を許しました。でも小窪選手のは明らかに誤審、そして決勝点は際どいタイミングでした。連勝は11で止まりましたがまた来週から頑張りましょう!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 13 | 0 |
巨人 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 5 | 9 | 0 |
勝利投手 澤村(1勝1敗1S)
敗戦投手 フランスア (4勝2敗0S)
セーブ 中川(1勝0敗3S)
本塁打 岡本9号(1回裏3ラン)、ゲレーロ8号(4回裏ソロ)
広島 アドゥワ、中村恭、菊池保、フランスア - 磯村、會澤
巨人 山口、アダメス、戸根、田原、澤村、中川 - 小林、炭谷
試合感想
今日は際どい判定が悉くカープにとって悪い方に出ました。
ただ一つ、小窪選手の見逃し三振判定、あれは明らかにボールで1アウト満塁だったのをあの判定で流れを一度切られてしまいました。
この場面に限らず今日の球審は内角はある程度一貫していたものの外角低めは可変ゾーン。
傾向として変化球だとストライク、ストレートだとボールというのはありましたが…それでも小窪選手のはコースがぎりぎり入っているとしても高さが低すぎでしょう。
あれで同点に追いついてからのイケイケの流れを止められました。
決勝点を許した野間選手のあれは…際どかっただけにセーフでも仕方がないか…ただ際どいわりにリプレーを見る時間が短すぎたのは気になりましたが。
打線は劣勢の中、よく追いつきましたよ。
相手先発の山口投手の前に先制こそしましたが、あとはチャンスを作りながらも良く粘られました。
特に序盤捕まえきれなかったあと中盤以降は低めのよく落ちるフォークに手を焼きました。
腕を思い切り振ってきていた分、カープ打線も見極められなかった感じでした。
それでも簡単に試合を終わらせないのが今のカープ打線。
抑えられてもランナーを出して山口投手の球数はかさんで6回で降板。
ジャイアンツ弱点のリリーフ陣を引きずり出した7回に先頭の野間選手のヒットからバティスタ選手も軽打でつないで、鈴木誠也選手の初球ライト前タイムリーで2点差に。
代わった戸根投手が西川選手に死球を当てて満塁とすると、代打の長野選手がさらに変わった田原投手から追い込まれながらもストレートをコンパクトに右中間へ。
古巣相手に意地の起死回生同点2点タイムリーヒット!
イケイケムードは最高潮。
なおも1アウト1, 2塁で小窪選手の場面で冒頭の今日一番審判が目立ったシーンがやってきました。
1アウト満塁になっていたらどうなったかは分かりませんが、試合がひっくり返っていた可能性が決して低くないのは想像に難くありません。
東京ドームのジャイアンツ戦ですからある程度は…という気がしてしまうのが残念ですが、リプレーで見れば見るほど際どくもなく明らかに低い。
序盤の野間選手の見逃し三振の時もですが判定も遅い、小林選手のミットずらしに上手くだまされたのか意図的なのかは分かりませんが、今日のターニングポイントでした。
続く田中選手がフォアボールを選んで2アウト満塁まで攻めましたが代打から9番にそのまま残っていた曾澤選手がレフトフライ。
追い込まれながらもバットに当てて惜しい打球は飛ばしましたが、そううまくはいきませんね。
アドゥワ投手は調子自体は引き続き良さそうでしたが2本のポテンヒットのランナーを一発で返されて試合を劣勢にしてしまいました。
田中選手の深追い、野間選手の前への打球のスタートの悪さ。
あの当たりの打球は内外野の連携が一番難しい部分ですから、そこの選手の入替があった今シーズンのカープはまだ連携が成熟していません。
そんな当たりが初回に2本出てしまったのは不運でした。
ただ岡本選手へのスライダーはあれ以上甘く投げるのが難しい、そんな肩口からの絶好のホームランボールを投げてしまいました。
ただそういうこともありますよね。
その後は気持ちを切らさずに試合を壊さず良く粘ってくれたと思います。
ゲレーロ選手に浴びた一発は高かったですがコースは甘くはないですからゲレーロ選手が良く打ったとも言えそうです。
バッター有利な東京ドームでコースを間違えると他の球場とは違う結果になる確率が高い。
一つ先発としてまた勉強して、また一つ大きくなってもらいましょう。
6回を投げた中村恭平投手はぴしゃりと抑えて流れを持ってきてくれましたね。
同点の7回に菊池投手がいったのは少し驚き…ただ試合展開からしてここまでの連勝で登板ペースがかさんでいた勝ちパターンの中継ぎ陣は肩を作っていなかったであろうこと、ここまで菊池投手がそれなりに結果を残していたからああいった起用になったんだと思います。
中村恭平投手は間隔が空いても上手く制球できていましたが、菊池投手は肩が抜ける感じだったか、ボールが高く浮いていました。
2四球にワイルドピッチで1アウト2, 3塁で坂本選手、丸選手という絶体絶命のピンチでしたがストレートの真っ向勝負で切り抜けましたね。
正直勝ち越されるのを覚悟しましたが、ストレートに力がある投手はあれで抑えられるんですから凄い!
本人も自信にしてこれからもしびれる場面で抑えてもらいましょう!
勝ち越しを許したフランスア投手ですが先頭岡本選手にストレートしか投げないもののカウントを悪くして、最後は甘く入ったストレートをヒット。
どんなに力があってもあのパターンじゃ打たれても仕方ありません、フォアボールよりましと割り切るしかない。
そこから送られてピンチを作って山本選手はどん詰まりもライト前に落ちるポテンヒット。
1アウト満塁から重信選手はストレートで詰まらせ左中間への浅いフライ。
岡本選手がギャンブルスタートも野間選手の送球がサード側に逸れてセーフ判定。
リクエストでは角度によってはアウトっぽかったものの、ひっくり返すまでの明確な材料はなかったという判断か。
一番分かりやすかったアウトにも見える際どい角度からのビデオも入念に確認することなくあっさりとセーフ判定。
浅かったのでストライク返球なら余裕をもってアウトのタイミングでしたが左打者のやや詰まった打球がレフト側に流れて言った分、野間選手の返球の態勢が整えきれませんでした。
レフト側に身体が流れた影響で送球を補正しきれずにそのまま三塁側に逸れた。
あれも野間選手は今後の糧にしてくれるでしょう。
最終回は鈴木誠也選手のヒットから1アウト2塁のチャンスを作りますが、代打坂倉選手はまだ場数が足りていない感じであっさり凡退。
劣勢の展開が続いた分、曾澤選手も松山選手も長野選手も使ってしまっていたので仕方ありません。
ここも坂倉選手が練習で想定するしびれる場面での意識の持ち方など、今後の糧にしてくれるはず。
小窪選手がさすがの右打ちヒットを見せましたが、前進守備のため鈴木誠也選手はホームへ突っ込めず。
最後は田中選手が倒れて2週間以上ぶりの敗戦。
負けたなりに収穫は多い戦いでしたが、やっぱり審判が目立つ試合はすっきりしません。
火曜日から切り替えて交流戦までに一つでも貯金を増やせれば…来週はそんな戦いになるはず。
木曜に出番がありそうな先発6番手が誰になるのかも気になりますが、劣勢から追いついただけに惜しい試合でした…。
この悔しさ、もやもやはどこにぶつければいいんでしょうか…敵地でのカード勝ち越しですから悲観する必要は全くないんですが負け方が悔しい・
ストライク、ボール判定も何らかの形で客観性を確保してほしい!
今日はそう強く感じる試合になったわけですが、今までの動きの鈍さから数年では変わらないんでしょうね…。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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