僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

3連覇の経験値を感じたカープ打線 2アウトからの1点ずつが最後に生きた! 11連勝で球団記録へあと1つ! 5/25のカープ 巨人戦

5/25のジャイアンツ戦は7-5でカープが勝ちました。今日も絶好調カープ打線が序盤から得点を重ねてジョンソン投手を援護。大量リードに守られてジョンソン投手はテンポよくストライクに投げ込み今季最長イニングを消化。8回は捕まりましたが、中継ぎ陣の粘り、そして田中選手の好守で逃げ切って11連勝!いよいよ球団記録まであと1つです!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 1 1 3 0 1 0 1 0 7 14 0
巨人 0 0 0 0 1 0 0 4 0 5 8 1

 

勝利投手 ジョンソン (4勝3敗0S)

敗戦投手 メルセデス (4勝3敗0S)

セーブ 中崎(2勝2敗6S)

本塁打 菊池涼4号(3回表ソロ)、ゲレーロ7号(5回裏ソロ)、バティスタ12号(8回表ソロ)、山本1号(8回裏ソロ)、坂本勇16号(8回裏2ラン)

広島 ジョンソン、レグナルト、中崎 - 石原

巨人  メルセデス、田口、戸根、中川 - 小林

 

 

 

試合感想

ワンサイドの展開から最後はかなりひやひや!

今日もカープ打線が非常に良い形で得点を重ねて試合の主導権をがっちり掴みました。

4回までに各打者1安打ずつの9安打を放って早々に先発全員安打を記録、

切れ目のない打線状況が記録からも見てとれます。

最後はワンサイドの展開からジャイアンツ打線の破壊力で追い上げられましたが、最後は大量リードでも粘り強く得点を重ねていたカープ打線の集中力で奪っていた追加点が生きました。

 

2回、鈴木誠也選手がツーベースでチャンスを作って西川選手がファースト内野安打。

安部選手はダブルプレーとなりましたが、その間に先制点を奪いました。

3回には菊池選手のソロで突き放しました。

 

どちらの回もそのあとのチャンスを生かせず突き放しきれずに少しだけ嫌な感じもありましたが、そんなのは杞憂だとばかりの4回の攻撃。

安部選手のツーベースでチャンスを作って石原選手が送りバント。

田中選手が歩いて1アウト1, 3塁。

ジョンソン投手はバントの構えからバスター織り交ぜてメルセデス投手を揺さぶって、セーフティスクイズを警戒する相手にボール球を投げさせ2-1のバッター有利のカウントから外角ストレートに合わせてセンター返しのタイムリー!

 

このダメージを引きずったか、田中選手のスキをついての三盗でチャンスを広げて野間選手が左中間へのタイムリーで4点目を奪ってメルセデス投手をKO。

なおも1アウト2, 3塁のチャンスでしたが代わった田口投手に火消しをされたかと思いましたが、バティスタ選手の空振り三振のワンバウンドのスライダーを小林選手が少し見失いました。

 

それでもバティスタ選手のスタートが悪くあきらめ気味の走塁で十二分にファーストアウトのタイミングでしたが小林選手の送球がワンバウンドの悪送球となりラッキーな5点目。

最後追い上げられたことを考えてもこの相手ミスでもらった1点は大きかった。

 

1点を返された直後の6回には2アウトランナーなしからバティスタ選手、鈴木誠也選手の連打でチャンスを作って西川選手が内角高めのストレートに詰まりながらもライトへのタイムリーツーベースで6点目。

8回にも2アウトランナーなしからバティスタ選手の一発で7点目。

 

大量リードの2アウトからでもあきらめずに集中して得点を重ねていたのが最後の最後に生きました。

 

 

先発のジョンソン投手は今日は今シーズン1番の出来でした。

打線の大量援護もありましたが、今日はカットボールにもツーシームにもキレ、制球力ともにあってベース幅を生かすジョンソン投手の持ち味が存分に発揮されました。

詰まった内野ゴロ、内野フライを量産。

 

大量リードもあってストライクにどんどん投げ込めたのも手伝い、球数少ないイニングを重ねていきました。

7回までゲレーロ選手のソロホームラン1本の1失点で93球。

 

連勝を重ねる中で勝ちパターンの中継ぎ投手、特にフランスア投手の登板がかさんでましたから、続投を選択した首脳陣の判断は十二分に理解できます。

ただ結果的にはこの判断で相手の反撃を許しました。

 

先頭の山本選手の初球、外角高めのストレートをライトスタンド最前列に運ばれて失点。

想定外の一発にジョンソン投手の気持ちが揺らいで続く小林選手にこの試合初のフォアボール。

そして続く代打の陽選手にツーベースを打たれたところで無念の降板。

 

代わったのはフランスア投手ではなくレグナルト投手。

この試合展開でしたから昨日予期せぬイニング跨ぎもしたフランスア投手は温存。

レグナルト投手もここまで十分に信頼に値する結果を残していますからこういう起用も長いシーズンを考えれば必要です。

 

中島選手の犠牲フライで1点は取られますが1アウトを取って落ち着くかと思ったところで坂本選手にフルカウントから甘く入ったストレートを完璧にとらえられる2ランで2点差。

丸選手に内野安打を打たれて一発同点まで迫られますが、ベンチはレグナルト投手に託しました。

そしてレグナルト投手はその期待に応えて後続断ち切りリードを守りました。

 

無失点に抑えたから良いもののレグナルト投手へのボーク判定は…球場の雰囲気や流れに左右されたのでは…リプレーを見た限り一瞬ですがちゃんと静止していたような…。

 

最終回の中崎投手は先頭のゲレーロ選手にいきなりツーベースを打たれて今日も劇場風味。

ただ1アウト3塁から阿部選手のセンターに抜けそうな強い当たりを田中選手が本当に本当ファインプレー!

ライナーをダイレクトでは取れませんでしたが、そこから素早くファーストに投げて間一髪アウト!

今日の流れであれがタイムリーになっていたらどう転んでいてもおかしくなかっただけに、最後の最後で勝利をグッと引き寄せたスーパープレーでした。

打撃でも8番で1安打3四球と4出塁。

 

.150にすら届かなかった4月から、5月も月間で2割に届かないながらも少しずつ状態が上向いてきたか。

守備でも好守が目立つようになってきて、やはりしびれる場面でしびれる打球をファインプレーできる技術、精神力、経験値がある!

カープの3連覇を支えたショートの力を改めて証明してくれたシーンでした!

 

ひやひやながらも逃げ切って11連勝で球団記録へあと1つ。

昨年も2位との直接対決で圧倒的な強さを誇り独走態勢を築き上げましたが、今年もそうなれば最高です。

明日はアドゥワ投手で球団タイ記録の12連勝、そして2位ジャイアンツとの敵地3連戦3連勝を狙います。

 

今日の追い上げで勢いづくジャイアンツ打線を再び沈黙させられるか。

持ち味の低めでゴロを打たせる投球をできれば一発の怖さも軽減されます。

 

それにしても今日はカープ打線の大量リードでも集中力を切らさずに追加点を重ねていたのが最後の最後に生きました。

こうやって勝ちながら、ワンサイドの展開でも最後まで気を緩めてはいけない大事さを学べる展開は良いですね。

集中を切らせば一瞬で流れが変わってやられかねない。

今日はそれを知っているカープの3連覇の経験値が生きた勝利とも言えるでしょう。

 

 

それにフランスア投手の起用を我慢しながら逃げ切れたのは先を考えても大きい。

こうして今年も色々な勝ち方を経験しながら幅を広げて明日は一気に3連戦3連勝を、12連勝を達成して球団史に今の黄金期の足跡を刻みましょう!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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