5/22のドラゴンズ戦は3-1でカープが勝ちました。先発の大瀬良投手が5回までパーフェクトピッチング。7回には連打を許して失点しますが、球数少なく安心して最後まで見ていられました。打線も相手のミスで先制、そして曾澤選手の一発でリードを広げました。危なげない完勝で9連勝、敵地でのジャイアンツとの首位攻防戦に最高の勢いで臨みます。
試合結果
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 |
| 広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 9 | 0 |
勝利投手 大瀬良（4勝2敗0S）
敗戦投手 ロメロ （3勝3敗0S）
セーブ なし
本塁打 會澤4号(5回裏2ラン)
中日 ロメロ、田島、谷元、福 - 加藤
広島 大瀬良 - 會澤
試合感想
まず最初に緒方監督のお父様のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
指揮官不在の試合となりましたが大瀬良投手が難しい選手起用の判断が一切不要の展開にしてくれました。
素晴らしい先発陣の安定感…5試合しかないのが2週続いている日程も手伝ってくれていますがこれだけ先発陣が安定していれば大型連勝も納得です。
今日は大瀬良投手が素晴らしい投球内容で見事に完投勝利。
序盤からカットボールのキレと制球が凄まじく2回、3回にかけては6者連続三振。
そして5回までパーフェクトピッチング。
追い込まれてからはなかなか打てないと踏んだドラゴンズ打線が積極的に浅いカウントから打ってきたこともあり、球数も少なく5回までわずか51球と大記録も十分視野に入るペースで前半を投げ終えました。
6回先頭の松井選手の痛烈な三遊間を襲う打球を小窪選手がファインプレーでパーフェクト継続…と思った直後に初ヒットを打たれましたが、野間選手のチームとしてこのイニング2つ目となるファインプレーもあって無失点。
7回には2アウトからビシエド選手、高橋周平選手に甘く入った変化球を連打され1点を返されましたが京田選手を打ち取り最少失点で切り抜けました。
8回を再びわずか8球で三者凡退で切り抜け、83球。
そして9回も1番からの上位打線をわずか8球で三者凡退に料理してお見事、91球3安打無四球完投勝利！
余計なランナーを背負わなかったことで球数も必然的に少なくなり、競り勝つ中で勝ちパターンの中継ぎ陣に休養をもたらしてくれました。
まさにエースの仕事、見事に先週から修正してきて文句なしでしょう！
打線は序盤はとらえた打球が野手の正面に飛ぶ不運もあってロメロ投手をとらえきれませんでした。
初回、1アウト1, 3塁からの鈴木誠也選手のショートライナー、2回には1アウト2塁から小窪選手のレフトフライ…一気に畳みかけられそうな雰囲気もありましたが得点をかさねられなかった。
その分曾澤選手のラッキーなヒットもあったのでバランスは取れていましたが得点圏で捕らえた打球がヒットにならないのはちょっと嫌な感じでした。
それでも2回は2アウト2塁から大瀬良投手がヒットでつなぐと野間選手が追い込まれながらも外角のストレートに何とか当てると、足を意識したか、高橋周平選手のタイムリーエラーで貴重な先制点。
大瀬良投手のバッティングを無駄にしなかった意味でも非常に大きかった。
5回には鈴木誠也選手の盗塁失敗で2アウトランナーなしとなりながらも西川選手のヒットと曾澤選手のライトポール際への一発で2点を追加。
この3点で今日の大瀬良投手の出来から勝ちが確定した…そんな大きな大きな援護点を女房役がプレゼントしてくれましたね。
石原選手、磯村選手が週1試合ずつ先発しており、今は週5試合ということもあって規定打席にわずかに届きませんがやはりこれだけ打点をキャッチャーが稼いでくれるのは本当に大きい。
残塁が続いていて嫌な流れの中での一発。
終盤ダメ押し点は取れませんでしたが、投打はがっちりかみあったまま、いよいよ金曜日からは東京ドームでのジャイアンツとの今シーズン初の首位攻防戦となります。
カープとすればカード勝ち越して交流戦を前に少しでも貯金を増やしたいところ。
敵地での戦いとなるので厳しい展開も十分に予想されますが、今のチーム状態なら強敵を敵地で叩くことも十分に可能なはず。
明日は英気を養って、金曜日からまた素晴らしい試合を見せてください！
こいほ～～～！
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ！
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