劣勢の最終回に3者連続ホームランで追いつき、東京ヤクルトスワローズとのオープン戦は7-7で引き分けました。ローレンス投手は5回3失点…ちょっと開幕ローテーション入りは厳しそうな結果に終わりました。
3/21 対ヤクルトスワローズオープン戦 7-7
いや、面白いスタメンでしたね。
田中選手、菊池選手、鈴木誠也選手、会澤選手の4名は一足先に福岡に移動。
そのためシーズン中はまず見られないようなスタメンが見れました。
1番ショートは小園選手。
2番に安部選手が入って、3番はDHのバティスタ選手。
4番に松山選手を入れて5番長野選手。
6番はライトに入った西川選手で7番はセカンドの小窪選手。
レフトの坂倉選手にキャッチャーは石原選手。
いや、面白い。
坂倉選手ではなく石原選手のキャッチャーでの起用は生き残りをかけたローレンス投手を適切に見極めたいという首脳陣の意図もあったのでしょう。
リード面の未熟さという不確定要素は排除できるわけですからね。
そんな打線は初回から安部選手からの3連打で先制して、クリーンアップに入った長野選手もきっちり犠牲フライ。
久々に綺麗につながった攻撃を見た気分です。
4回には西川選手に一発も出て、不調に悩んでいる坂倉選手もマルチヒットを記録。
生き残りへアピールを積み重ねたい高橋大選手にもヒットが出ましたね!
長野選手も久々にヒットを打ちましたし、最終回の小園、堂林、バティスタ3選手の一発攻勢で4点ビハインドから同点に追いつきました。
主力がいない中で代わりに出た選手がきっちり働き、このところのちょっとした沈滞ムードを振り払ってくれました。
それにしても小園選手は凄すぎますね…坂倉選手の状態次第では開幕一軍どころかそのまま帯同のパターンも出てくるかもしれませんね。
スター性というか何かやってくれそうな雰囲気、期待感が高卒ルーキーながら既にあります。
一方の投手陣は最後のチャンスとなったローレンス投手が‘5回3失点。
強風の影響もあってでしょうが立ち上がりは制球に苦しみボール先行のピッチング。
それでも回を追うごとに修正して、無四球で5回まで投げたのは立派でした。
ただクイックには間違いなく課題がありそう。
ボールは動いていましたし、変化球の制球力もありそうでした。
九里投手、岡田投手次第となりそうですが、好調のレグナルト投手との外国人枠争いもあり開幕1軍は少し厳しそう。
ただ、長いシーズン間違いなく出番はある、そんな投球内容だったように思います。
2番手で投げた中村恭平投手は本当に残念な内容に終わってしまいました。
1 1/3回で4四球…ストライクに投げれず、開幕一軍争いからは大きく後退といってよいでしょう。
後を受けた中田投手もバレンティン投手に被弾…まだまだ本来のボールからは遠いのでしょうか。
8回を抑えた菊池投手も安定感という意味では少し不安ですが、相対的に開幕一軍には近づいてきている気がします。
4点ビハインドから同点に追いついた直後の9回は中崎投手が抑えて、シーズンに向けたシミュレーションとしても有益な試合になったのではないでしょうか。
結果は同点ですが試合展開的には満足感のある引き分け。
まだまだ収穫も課題も出てきていますが、泣いても笑ってもオープン戦はあと3試合!
当落線上の選手達の最後のアピールを期待しつつ、開幕を楽しみにしましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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