2016年オフに発見された初期の胃癌、そしてその後のリンパ節への転移。強い副作用を併発する治療を経ての3軍合流、そして今年ついに2軍での実戦復帰も果たした赤松選手が来年も現役を続行!今オフの契約更改も終えた赤松選手について今日は書きたいと思います。
つらい闘病生活を乗り越えて…
2016年には終盤の守備・代走要員としてチームの欠かせない戦力としてリーグ優勝に貢献した赤松選手。
赤松選手のこれまでの経緯については以下のインタビュー記事によくまとまっていましたのでご参照ください。
「本当に浅はかだった」広島・赤松選手、がん闘病を発信し続ける理由 - withnews(ウィズニュース)
2016年オフ、奥さんの胃カメラ検査をただ待っているのも…そんな理由で受けた胃カメラ検査で初期の胃癌が発見。
半分を切除するもリンパ節への転移が見つかって、つらい抗がん剤+点滴の治療を受けることになってしまったそうです。
つらい闘病生活を支えてくれた奥様への感謝の想いを語っていますし、菊池選手が頻繁にLINEで電話をしていた話もカープファンの間ではよく知られるエピソードかと思います。
それでも赤松選手の口から、改めてテレビ電話で元気な姿を見せようとすると、その後もしばらく元気になる。
そんな言葉が語られると改めて菊池選手の細かな気配りが赤松選手にとっていかに大きかったかが分かります。
昨年も帽子の裏に38の数字を書いて励ましていましたし、今年も優勝したあとのセレモニーでは菊池選手が赤松選手のユニフォームを持っていて、それがきっちりとテレビを通じて全国のファンへ配信されました。
赤松選手にも届いているはず、そして私もカープファンとして改めて赤松選手の1軍復帰を期待したい思いを強く持ったことを覚えています。
2018年オフの契約更改は
現役を続行するかどうかを一任されたという赤松選手は続行を決断、減額制限いっぱいの25%ダウンでの契約更改となりましたが、本人の口からはもうお金ではない、そんな発言がありました。
これまで応援してくれた人、つらかったときに支えてくれた人たちへの恩返し。
そのために1軍でアピールしたい。
赤松選手の口から語られたというそんな言葉は経緯が経緯だけに本当に胸に響きます。
球団からも戦力として見ているという言葉をかけてもらったそうで、1軍から2年離れてしまった不安、35歳という年齢もあるかと思いますが、やはりあの足と守備は強く印象に残っています。
契約更改後のインタビューで答えていたそうですが、頭で覚えていることを体が実行できるか。
まさにそこなんでしょうね。
今年の夏を過ぎて自分の体として動く感覚が戻ってきたそうですし、来年こそは2月のキャンプから動ける体でと意気込んでくれています!
あとは1軍に行ければ試合に出られなくてもピッチャーのモーションや外野の守備位置といったところについてアドバイスして貢献できるはずとも。
長いシーズンを乗り越えて4連覇を果たすためには、精神的にもつらい時期が誰しもやってくるはず。
そんな中で精神的な支柱となっていた新井選手が抜けても考えられないような経験をした赤松選手がいれば…
どんな形であれ4連覇に貢献してくれるはずです!
そして現役続行しながら様々なインタビューに答えて情報を発信し続けるのは同じく闘病生活を頑張っている人の助けに少しでもなるためだとか…特にテレビを通じて元気な姿を発信できるプロ野球選手として仕事をしているからこその想いも…
衰えた体を元のレベルに近いところまで戻すことも決して簡単ではないでしょうが、それでも赤松選手なら…
軽はずみなことは言えない…そうは思いながらも、それと同時に何とかもう一度その姿をマツダスタジアムで見たい…そう思わずにはいられません。
いつか背番号38がマツダスタジアムの外野に戻ってくる日を信じて… 頑張ろう、そして待ってます、赤松選手!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩