背番号1と言えば前田選手が引退した後はしばらく空席となっていた準永久欠番ともいえた番号。ついにその後継者が決まりましたね!松山選手、曽根選手もそれぞれの系譜を受け継ぐ背番号へと変更となり、空番号は出世番号として期待の若手のモチベーションアップにも使えそう…今日はこの背番号変更について書きたいと思います。
鈴木誠也は背番号1!
背番号1と言えば2013年に引退した打撃職人、前田選手のイメージが染みついている番号です。
20年弱前田選手がつけていたわけですから、そのイメージが染みつくのは当然ですが、その前も山崎隆造さんがつけたり、名将としても名をはせた古葉竹識さんがつけたりとそうそうたる顔ぶれが並ぶ、いわば主力選手として認められた者のみがつけられる番号。
そのため前田選手引退後も簡単には他の選手が受け継ぐという流れにはなりませんでした。
その背番号1…4番に定着して2年…その前のブレークした2016年から3年連続してしっかりと結果も残し、満を持して鈴木誠也選手が来年からつけることになりました!
重みのある番号で背負えるのは彼しかいない、そんな鈴木球団本部長の言葉にも納得です。
今の鈴木誠也選手に背負えなければ、今後数十年待たないと背番号1を背負える選手は出てこないかもしれません。
本人もカープの中で伝統ある番号というのは十分に理解しているようですし、これをプレッシャーではなく更なる励みにできるだけの経験も積んできたと思います。
同じく51から1へと背番号を変えた前田選手のように、長くカープの背番号1を背負ってくれる選手になってもらいたい!
来シーズンの背番号1の更なる躍動にわくわくが止まりません!
あとはカープとしても空いた背番号51、これを出世番号としてまた使っていくことができるのも大きいですね。
元々若き日の江藤選手、前田選手が背負った出世番号。
それに鈴木誠也選手も加わったからには、次の背番号51はかなりの期待を背負うことになりますが、それをモチベーションに変えてくれるような期待の若手に背負って、主力へと育ってもらいましょう!
松山、曽根両選手も背番号変更!
松山選手は44から55へと変更になります。
55は今シーズンまでエルドレッド選手が背負った番号。
エルドレッド選手の退団で、強打の選手が背負ってきた背番号を来年からは松山選手が背負います。
かつては赤ゴジラとも言われた嶋選手が背負い、左の強打者が背負うにはふさわしい背番号です。
足は速くなくともシュアなバッティングでチームに貢献してくれる主力選手が背負う番号という印象…本当に松山選手にぴったりです!
そして曽根選手は00へ。
2016年に中東選手が引退してからは空番号となっていましたが、その前の尾形選手、山崎浩司選手と合わせても守備・走塁・小技でチームに貢献してくれる選手が背負う番号というイメージです。
曽根選手は今シーズン途中のトレード加入ながらも日本シリーズのしびれる場面でピンチバンターとしてきっちり小技を決め、守備だけならタナキクのバックアップとしても十分やってくれそうと首脳陣にも評価されています。
今の曽根選手によく似合う背番号と言えそうですね!…そしてチームからの期待も感じてもらいたいです!
ただ、まだまだ若いですし守備、走塁だけにとどまってほしくない…打撃も磨いていずれはタナキクをベンチに追いやるくらいの成長を遂げてほしいで選手です。
今秋、そして来春のキャンプをカープの選手として過ごして、来年からは本当の意味でチームに溶け込んで、「元ホークスの」ではなく「カープの」曽根選手として今年足場を築いた居場所をがっちり自分のものにしてくれるはず。
やはり背番号というのは選手の象徴のような存在です。
その背番号の印象を過去の選手ではなく、自分のものにできるかどうか。
来年は3選手の奮闘にさらに期待がかかりますね!
そして今年までつけていた51、44そして59の各背番号を次に誰が背負うのかも楽しみです!
来シーズンも頑張ろう、カープ!
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