いよいよ明日から日本シリーズが開幕します。昨日の良いドラフトでホカホカした気分もつかの間、34年ぶりの日本一へ向けてのカープの戦いが始まりますね！今日の監督会議で予告先発制の採用も決まり、大瀬良投手、千賀投手の先発で戦いの幕が開けます！
日本シリーズのルールについては以下の過去記事でまとめましたが、今日の監督会議でNPBからの提案に対して緒方監督・工藤監督双方から異論がなかったため、予告先発が採用されることが決まりました。
これまた過去記事で書きましたが、両チームともに相手の先発投手に合わせてスタメンを柔軟に変えることができる野手陣の選手層を有していますので、お互いに余すところなくそのメリットは享受できそうです。
カープの初戦は大瀬良投手、ホークスは千賀投手の先発ということでこれまた過去記事でそれぞれ書きましたが本命視されていた投手を立ててのがっぷり四つでの戦いとなりそうですね。
カープの40人の出場資格名簿も以下の通り提出され、その中から毎試合25人のベンチ入りメンバーを選ぶこととなります。
投手
12 九里 亜蓮
14 大瀬良 大地
16 今村 猛
17 岡田 明丈
19 野村 祐輔
20 永川 勝浩
21 中﨑 翔太
26 中田 廉
30 一岡 竜司
39 飯田 哲矢
42 Ｋ．ジョンソン
46 高橋 樹也
48 アドゥワ 誠
53 戸田 隆矢
58 Ｊ．ジャクソン
62 Ｊ．ヘルウェグ
67 中村 祐太
97 Ｇ．フランスア
捕手
27 會澤 翼
31 石原 慶幸
40 磯村 嘉孝
54 船越 涼太
61 坂倉 将吾
内野手
0 上本 崇司
2 田中 広輔
4 小窪 哲也
6 安部 友裕
7 堂林 翔太
25 新井 貴浩
33 菊池 涼介
52 庄司 隼人
59 曽根 海成
63 西川 龍馬
96 Ａ．メヒア
外野手
9 丸 佳浩
35 下水流 昂
37 野間 峻祥
44 松山 竜平
51 鈴木 誠也
95 Ｘ．バティスタ
カープ側では大きなサプライズはありませんが薮田投手、高橋昂也投手といったところが外れていますね。
少し驚いたのがホークス側で今宮選手が登録されていること。
怪我からの復帰が間に合うのか、終盤の守備固めだけでもあるいは代打でも起用できればホークスにとってはCSからの大きな戦力アップとなりそうですね。
外国人野手のファーストチョイスが相変わらずメヒア選手となるのか、バティスタ選手に戻すのかも楽しみなところです。
練習では高い技術を見せつけているメヒア選手ですが、まだ一軍投手との真剣勝負での打席数が圧倒的に足りていません。
こればかりはどうしようもないところで、慣れてくれば試合でも練習通りの力を発揮できる可能性は高いと思います。
ただCSで力んでいたように、場数を踏ませずに大舞台でいきなり結果を出すのを期待するのは少々酷なような気も…。
バティスタ選手は確実性には難がありますが1軍の舞台で25本もホームランを打ったようにその長打力は疑う余地がありません。
丸選手・松山選手がFAになるオフに向けて、いろいろな報道が雑音としてあるのは事実ですが、とにかく集中して日本一へ向けて戦いましょう！
そしてメディアの皆さんもあと1週間雑音となりうる報道を自粛して、カープの選手たちが集中できる環境を整えてあげてほしいですね。
先発ですが緒方監督は初戦を大瀬良投手に託しました。
交流戦ではホークス打線に打たれましたが、今シーズンカープ先発陣を引っ張ってくれた大瀬良投手に初戦を託すのはいかにも緒方監督らしい。
奇をてらわずにがっちり王道で勝負する「らしさ」をまずは見せてくれていますし、それでこそ日本シリーズだと思います。
あとは大瀬良投手がその信頼に応えてくれることを信じて応援したいと思います。
ただCSを見た限り継投のタイミングには若干不安もありますね…大瀬良投手、ジョンソン投手への信頼がベースにあると思いますが、緒方監督は短期決戦向けの早め早めの継投というよりは先発を信じる傾向にあります。
その一方で大瀬良投手を中4日で第5戦に回すのであれば、明日はいつもよりは早めの継投になると思います。
継投策がはまるかどうか、初戦の行方を大きく左右しそうです…岡田投手の中継ぎ起用がハマる形になっていけばカープに流れが来そうですがどうなるでしょうか。
そして打線の方はホークスの厚みのある投手陣、早め早めの継投が予想される中でどこまで逃がさずに得点に結び付けていけるか。
右腕の多いホークス先発陣ですから松山選手、安部選手の出番は多くなりそうです。
ただ複数ベンチに入れてきそうな左のワンポイントをそういった左投手に課題があるとされる主力打者に当ててきたときにどういう代打起用をするのかもポイントになりそう。
選手の力はもちろん、ベンチワークも大きく試合の行方を左右しそうです。
とにかくマツダスタジアムでいつも通りに地に足つけて初戦を戦えるのはアドバンテージのはず。
複数采配が失敗しても一つの成功で一気にムードを作り出す力を持った頼もしいホーム球場です。
まずは球場の作り出す雰囲気の力も借りて、初戦で勢いをつかんでその先の日本一へ！
本当に今から楽しみです、11月にさしかかる週の公式戦、カープをこの時期に応援できる喜びをかみしめながら一緒に楽しみましょう！
34年ぶりの日本一奪還へ、明日からも一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ！
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