9/5のスワローズ戦は8-1でカープが勝ちました。打線は相手先発の山田投手を打ちあぐねましたが西川選手、菊池選手の連続アーチで一気に逆転。そこからは堰を切って落としたように打線がつながり終わってみれば大量8点を奪いました。投げては先発の床田投手が7回1失点の好投。久々にカード勝ち越してタイガース戦を迎えます。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 3 | 0 | 8 | 14 | 1 |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 |
勝利投手 床田(7勝6敗0S)
敗戦投手 山田大(4勝4敗0S)
セーブ なし
本塁打 西川15号(5回表ソロ)、菊池涼12号(5回表ソロ)
広島 床田、菊池保、今村 - 會澤
ヤクルト 山田大、高梨、大下、坂本、平井 - 中村、松本直
試合感想
床田投手の頑張りに打線が応えた、昨日の嫌な負けを払拭する素晴らしい勝ちゲームだったと思います。
連続中5日と負担がかかる中での床田投手の投球内容はお見事の一言。
序盤はランナーを背負いながらどうにか粘る昨日の大瀬良投手のようなピッチング。
3回にはメヒア選手のエラーから満塁まで攻め立てられ余計な球数も放りました。
しかし4回以降はフォアボールのランナー一人だけでノーヒットピッチングを披露。
テンポよく投げ込んでアウトを重ねていったことがリズムを生んで打線の援護につながっていったのでしょう。
新人王は厳しい状況ですが規定投球回数到達の可能性はわずかに残っています。
残り2度の先発機会で15回を投げないといけないので苦しいですが…到達するに越したことはないですが、到達できなかったとしてもこれだけイニングを投げて防御率2点台…一時短期間の離脱はありましたが実質先発ローテーションでシーズンを過ごす1年目でこれだけの成績を残してくれれば期待以上の素晴らしい働きだったと言えるでしょう。
是非、この白星を契機にあと2つ勝ちを伸ばしてポストシーズンに勢いをつけて挑んでもらいたい。
試合中に制球も修正できていましたし、先発としての適性、今年1年で積んだ経験を結果に結び付けてくれたナイスピッチングでした。
8回は肩を作っていた菊池投手が抑えて、最終回は今村投手。
大量リードもありましたがきっちり抑えてくれましたから、勝っている展開の6回に収まってくれそうな気がします…他に選択肢があまりない状況できっちり結果を出してくれたので首脳陣も一安心と言ったところではないでしょうか。
打線は序盤、相手先発の山田投手からあと一押しができずに5回までいきましたが2アウトから西川選手の文句なしの一発で追いつくと、菊池選手も続いて一気に逆転。
相手エラーも絡んでさらに1点を加えて、2アウトから3得点で主導権を奪い返しました。
6回にもサンタナ選手の高いバウンドのラッキーなセンター前タイムリーと床田投手の自援護、初の長打となるタイムリーツーベースで加点。
サンタナ選手は打率は1割台、しかし6安打のうち4安打が得点圏でのヒットと、しっかり打点を稼いでいる分、スタメン起用を勝ち取れているんでしょうね。
良い経験を積めていると思います。
そして床田投手を継投することになった8回にも2アウトから代打の磯村選手のヒットから打線がつながり菊池選手、鈴木誠也選手の連続タイムリーに相手のバッテリーミスも絡んで3得点で試合を決めました。
5回と言い今日は2アウトランナーなしから3点ずつ、計6点と相手にダメージを与える得点の取り方だったと思います。
返す返すもやっぱり昨日の負けは痛いですが、今日の良い勝ち方でショックを引きずる心配はなくなりました。
敵地とはいえ最下位のスワローズ相手に先発の1番手から3番手までを並べたカードで勝ち越しと最低限の結果を手に広島に帰ってタイガースを迎え撃つことができます。
理想的にはもちろん3連勝ですが相手は表ローテ、こちらは計算できる先発が4番手の九里投手のみと勝ち越せれば万々歳、1勝2敗が期待値、3連敗は絶対にダメ。
そんな3連戦だと思います。
来週のジャイアンツとの最後の連戦もローテーションの周りを考えれば九里投手 +誰か一人に当たるところですし、野村投手離脱の影響が大きすぎる…
しかしそんなことにもめげずに明日からのタイガース3連戦で勝ち越せると勢いもついてきそうなんですけどね…。
そろそろ連続でのカード勝ち越しが欲しいところ、今日の良い打線のつながりを相手の主力投手相手にもできるかどうか…。
最後まであきらめずに一戦必勝の気持ちで応援したいと思います。
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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