ジャイアンツ、ベイスターズとの大事な大事な6連戦を2勝4敗と負け越したカープ。この結果4連覇はもちろん、2位争いにおいても大きく遅れを取ることになり気がつけばタイガースがすぐ後ろ。貯金が1つだけなので当然ではありますが、今日は今後のCS出場争いに向けて、現状をまとめておきたいと思います。
まずは4連覇への条件を整理
ジャイアンツの優勝マジックが16で消滅したとニュースになりましたが、それでも16という数字、ジャイアンツが16勝すれば優勝決定という事実は変わりません。
優勝マジックの消滅はベイスターズが残り18戦全勝すれば直接対決の絡みでジャイアンツが16勝することは不可能という事実を意味しますが、それでもジャイアンツの圧倒的優位は揺るぎません。
カープに対する隠れマジックは12、
そう、カープが残り17連勝してもジャイアンツに残り21試合を12勝9敗でいかれるとどんなに足掻いても逆転の可能性はありません。
現実的にはカープはどんなに良くても14勝3敗くらいでしょうか…その場合ジャイアンツは8勝13敗以下でないと逆転できません。
相当厳しい数字で、現実的にはかなり厳しいことが分かります。
CSへの扉を開くため、残り試合のタイガース、ドラゴンズとの争いを整理
さて、タイガースとはわずか2ゲーム差。
カープが残り試合を8勝9敗でシーズン5割に終わった場合にタイガースが逆転するために必要となるのは12勝8敗、ドラゴンズは17勝5敗です。
そう、ドラゴンズもほんのわずかですが可能性を残しています(少なくてもカープの大逆転4連覇よりは数字上の可能性は残しています)。
感覚的にはカープ52%、タイガース42%に対してドラゴンズ5%とかそれくらいでしょうか。
2位争いはちょっと横においておいて、出場権争いという点に絞れば気持ち的にはカープとタイガースの一騎打ちの構図が強まってきていると思います。
タイガースとカープは直接対決も4試合残しており、カープが有利ではあるもののどちらに転んでも全くおかしくありません。
カープの有利な点としてはマツダスタジアムでの試合を3つ残している点(甲子園は1試合)。
ただカープの不利な点としては先発ローテーションの裏が当たること。
逆転優勝を目指して大瀬良投手を中5日で回した関係で、ローテーションの表と裏がはっきりしてしまっている中で、その裏ローテの方がタイガースに当たります。
はっきり言っておきますが大瀬良投手の中5日を否定するつもりは全くない…それどころか全面的に肯定派です。
4連覇なんて今後目指せるシーズンはやってこないかもしれない、わずかでもその可能性があったんですからそこに向かって全力をぶつけるべき。
今年はそういうシーズンだと思っています。
ただ結果は惨敗、そして大事な6連戦を2勝4敗で負け越してCS出場権争いに焦点を当てないといけない状態に追い込まれました。
そんな中でのまさかの野村投手の離脱…大瀬良投手、床田投手が中5日で回るとの報道がありますが、もしそうならさらにローテーションの表裏がはっきりしてしまう辛すぎる事態に陥ります。
連続中5日も十分辛いですが…。
その場合九里投手、ローテーションの谷間、薮田投手のローテーションで臨むことになる週末のタイガース戦、相手は高橋投手、西投手がいる表側ローテですから地元の利があっても辛い3連戦になりそうです。
そんな状況ですから明日からのスワローズ3連戦は敵地といえども表ローテをぶつける以上絶対に勝ち越さないといけません。
急な中5日への変更となる大瀬良投手、床田投手には辛いでしょうが、その後のタイガース戦の先発の方が辛い…。
ただでさえ3カード連続負け越し、大型連敗はないですが直近7カードで6カード負け越している事実を考えてもそろそろ歯止めをかけて風向きを変えられないとCS争いも厳しくなってきます。
スワローズ3連戦で負け越すようだと、タイガースとの争いは順位では上にいたとしても不利になるくらいの気持ちで挑まないといけない3連戦です。
色々ごたごたしている今シーズンですが、日程は待ってくれません!
菊池選手もスタメン復帰してきてくれるはずですしどうにか勢いをつけてタイガース戦につなげましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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