6/11のファイターズ戦は4-5でカープが敗れました。初回、鈴木誠也選手のタイムリーで先制するも先発の野村投手が立ち上がりから5者連続出塁を許すなど、1回5失点と全くお話にならないピッチング。プロ入り最短KOで試合の流れを完全に渡してしまいました。中継ぎ陣が粘り打線もあきらめずに追い上げますがあと一歩及ばず。本当に野村投手は………。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 8 | 1 |
日本ハム | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 5 | 7 | 1 |
勝利投手 上沢(5勝2敗0S)
敗戦投手 野村(3勝3敗0S)
セーブ 石川直(1勝0敗1S)
本塁打 バティスタ18号(8回表2ラン)
広島 野村、島内、菊池保、遠藤、中崎 - 磯村
日本ハム 上沢、ロドリゲス、宮西、石川直 - 清水
試合感想
野村投手はプロ入り8年目、165試合目の先発にして自己最短の3回を大きく更新する1回KO。
こんな記録作ってくれなくていいんですよ。
これで5月以降7試合中6試合で試合を作れず、もうこれで見切りがついたでしょう。
選手中途半端に立ち直りの兆しを見せてくれただけに中途半端に期待してしまいましたが、これで首脳陣も踏ん切りがついたでしょう。
味方が先制してくれ、上沢投手も不安定。
失点しても粘っていけば十分勝機はあった中で、1点を惜しんで痛すぎるフォアボールでピンチを広げて、出したランナーはキレイに返されました。
7回無失点で快投した1試合を除いて、情けないピッチングを繰り返して火曜日からチームの士気を下げ続けてくれていますからもうさすがに降格でしょう。
4点、5点と序盤に一気に取られたらそりゃ追い上げても中々届きませんよ。
どうか少しでも早く4月の頼もしい姿を取り戻して帰ってきてください、今は見るに堪えません。
7試合に1試合試合を作ればいいなら他の投手でも可能性はあります。
ただ昨日記事でも触れていますが2軍から先発を上げるにしても山口投手、遠藤投手が既に上がってきている中での選択肢は非常に限定的…。
来週は遠藤投手、山口投手、薮田投手の3人から2人を選ばないといけない感じです。
かなり苦しい、けど将来にはつながりそうです。
長いシーズンを見据えて、ここまでの貯金もあることですし、変に焦らずアドゥワ投手の調整期間はしっかり当初の予定通りに取ってもらいたいです。
幸い来週交流戦が終わればちょっとだけ間が空きますから、木曜の山口投手次第ですができれば遠藤投手、山口投手のロマンあふれる先発ローテーションが見たい。
山口投手が打たれればそこを薮田投手にお願いする感じでしょうかね。
手のひらクルクルさせてくれればうれしいですし喜んで謝りますが、それくらい個人的には今の薮田投手にはあまり期待していないです。
来週、大瀬良投手を中5日で火曜日に持ってくるのには反対です。
どうせ交流戦明けには少しお休みがあってローテーションの再編チャンスがあります。
床田投手とジョンソン投手を離すチャンスでもあります。
来週1週間のためだけに大瀬良投手の調整リズムを崩してまで中5日をお願いするメリットはほとんどなく、デメリットの方が大きいと思います。
野村投手以外の誰かに週の頭を任せることになると思いますがあと1週、我慢しましょう。
後を受けた中継ぎ陣は頑張りました。
島内投手は急いで肩を作ったとは思うんですが、試合を落ち着かせて勝利の望みをつないでくれました。
精神的に揺らいで一度制球を乱すと立ち直れない癖は相変わらずのようですが、それまでは素晴らしいストレートを軸にファイターズ打線を抑え込んでくれました。
エラーから2四球でノーアウト満塁を作ってしまうあたりに脆さを見せましたが、大丈夫。
菊池投手に感謝しましょうね。
そして菊池投手が出てきたときは最近少し調子を落とし気味でしたし、ごめんなさい。
無失点に抑えてくれるとは思っていませんでした。
満塁のフルカウントからも臆さずにフォークを続けるその精神力!!
御見それしました!
遠藤投手も臆さずにストレートを投げ込んで勝負勝負にいってファイターズ打線を抑えました。
守備もよく盛り立てましたね。
大田選手の当たりは野間選手ならたぶんセンターフライだったと思いますが、打撃内容が悪すぎますから仕方ない。
よく踏ん張りました。
そして中崎投手が今日は1点差で最終回につなぎました。
肩を既に作っていた中崎投手をそのまま送り出したんだと思いますが(おそらく7回時点で1点差に追い上げていたら中村恭平投手だったと思います)、その機会にしっかり結果を残して次回につなげました。
そう、少しずつ信頼を取り戻していきましょう!
打線は今日も追いつけなかったものの諦めない姿勢は見せてくれました。
上沢投手はかなりフラフラでしたから、正直序盤にもう少し取れる可能性はあったと思います。
初回、鈴木誠也選手のタイムリーツーベースで1点、2回には磯村選手のタイムリーツーベースでもう1点。
ただその後にも続くチャンスであと一本が出なかった。
野間選手は6月に入って打率1割台とひどいですから途中交代させられても仕方ない。
特に最近に始まったことではないですがチャンスで全く打てず、ここ最近ポイントとなる場面で内容のない凡打を繰り返していますから。
1番に入ったことでカウントを整える、打席での心構えをもう一段上のレベルに持っていく過程で苦しんでいるんだと思います。
下位打線とは違って、やはり1番にはそれなりの制約がありますから。
守備面での貢献が高いことを痛感させてくれる大田選手の当たりがありました。
それでも今は厳しく、もう一段上の主力レベルに成長してもらうためにこういう起用はありだと思います。
奮起しろ、野間選手!
今日は2番の菊池選手が今日は本当に素晴らしい働きでチャンスを作ってクリーンアップに回し続けましたが3回、6回とチャンスを逃してしまいました。
もったいなかったのは6回。
鈴木誠也選手が3-1からボール球に手を出しての凡打。
チャンスを広げてからも曾澤選手が3-1からボール球を振らされて、結果三振。
ストライクからボールになる変化球を投げ切った相手が上手かったと言えばそれまでですが、ちょっと点差もあってカウント的にも長打を欲張っていたと思います。
1点差ならしっかり選べていた気はしますね。
そう、結局は先発投手のせいです。
8回の長野選手のツーベースからのバティスタ選手の一発はすごかったですね。
あの体勢、打ち方で札幌ドームの右中間スタンドに放り込むって…12球団見ても他にできる人いないんじゃないでしょうか。
すごすぎるぜ、バティ!
そこから鈴木誠也のフォアボールからの盗塁で一打同点まで追い上げたのが一番の見どころ。
あとは宮西投手がすごかった。
最終回は安部選手の初球打ちでの凡打が痛かった…。
ファイターズも抑えだった秋吉投手が離脱した直後…石川投手は1点差でさらにプレッシャーもあったはずなのに難しいボールを打っての凡退ですからそれまでの打席の内容の良さも一気に吹っ飛ぶ最悪の内容の凡打でした。
良い感じで打っていて明日の1番起用もありかと思っていただけに…
そして地味に田中選手に代打を出せない辛さが最後に出て終戦。
本当に試合に出るからには2割くらいはキープしていただきたい。
守備での貢献があるとはいえ、やっぱりプロの世界でフルイニング出るなら2割は最低限中の最低限ですよ。
ちょっと兆しを見せたかと思えばまた3試合ノーヒット。
辛すぎる…。
火曜日からまた相手に勢いをプレゼントしかける試合展開でしたが、何とか今日の試合で押し戻して明日を迎えられるのはせめてもの収穫か。
日本ハム打線も今日は打てた印象、手ごたえまでは残っていないはず。
今は中々連勝できませんが、我慢我慢。
しかしこれだけ色々な誤算がありながらここまで首位にいるわけですから全体としてみればよくやっています。
貯金は使って、この先につながるローテーション投手を発掘していきましょう。
先発10人構想…不安いっぱいだったその取組が生きてくる展開にしたい!
明日は吉田投手のデビュー戦ということで話題性抜群の試合となりそうですが、プロの世界は甘くないということをしっかり見せてやりましょう!
山口投手の先発デビュー戦と逆の展開だけは避けたい…ファイターズ打線も当然ルーキーを援護しようといつも以上に気合を入れてくるでしょうが、まずは初回に先制点を取って出鼻を挫きましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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