6/1のタイガース戦は7-2でカープが勝ちました。先発のジョンソン投手が6回1失点でしっかり試合を作り、打線も中盤以降タイガース投手陣から得点を重ねました。嬉しい小窪選手の3年ぶりの一発に西川選手も24試合連続安打となる2点タイムリー。大差の展開で中継ぎ陣の負担も平準化でき、文句なしの5連勝。貯金を14として勢いが止まりません!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 | 2 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 3 | 0 | X | 7 | 12 | 0 |
勝利投手 ジョンソン(5勝3敗0S)
敗戦投手 岩田(1勝1敗0S)
セーブ なし
本塁打 小窪1号(5回裏ソロ)、バティスタ15号(6回裏ソロ)、長坂1号(9回表ソロ)
阪神 岩田、守屋、谷川 - 梅野、長坂
広島 ジョンソン、一岡、レグナルト、九里 - 石原
試合感想
今日も投手陣が素晴らしい結果を残してくれましたね。
これで11連勝のあと、1つ負けてまた5連勝。
投打ががっちりとかみ合っているのはもちろんですが、やっぱり投手陣が本当に良く投げてくれていますよ。
今年も優勝争いに絡むには不可欠だった昨年からの投手陣の改善。
12球団トップの防御率(失点数も最少)ですから期待をはるかに上回る改善ぶり…好調の上位打線に負けず劣らずカープの強みになってくれました。
今日は先発のジョンソン投手が6回1失点のナイスピッチング。
球速もピンチでは140km/h台後半まで出ていましたし、持ち味のツーシーム、カットボールで内外角を丁寧につけていました。
初回、3回と得点圏にランナーを背負いましたが、4月の不安定だった時期とは全く異なり、ピンチでギアを上げてしっかりと粘れるようになってきています。
打線が中々先制点を取れなかった中で、こちらも相手に先制点を与えなかったのは大きいですよ。
自らのタイムリーもあって2点を先制した直後の6回には、打ち取った当たりを自らのベースカバーが遅れて内野安打にしてしまったところから3連打を浴びて1点を返されましたが、なおも1アウト1, 2塁の同点のピンチで4番、5番を丁寧にコーナーを突き続けて抑え込みました。
欲を言えばもう1イニング投げてもらいたかったですが、序盤からタイガース打線も抑えられながらも粘ってジョンソン投手に球数を投げさせていましたので仕方ありません。
一岡投手以下の勝ちパターンの投手陣もしっかりと仕事をしていますし、登板ペースが心配な部分もありますが今の中継ぎ陣なら安心して任せられます。
終盤の打線の援護でフランスア投手・中崎投手を温存できる展開になったのは良かったですね!
さすがにフランスア投手はもう肩を作っていたでしょうが、実戦の中で打者に目いっぱいで投げないだけでも多少はマシなはず。
最後は登板間隔が空いていた九里投手が試合を終わらせる理想的な展開に持ち込めました。
打線は試合序盤岩田投手の低めのツーシームに苦戦。
中々ジョンソン投手を援護できませんでした。
しかしジョンソン投手が粘ってくれて5回、先頭の小窪選手。
追い込まれながらも少し甘く来た内角ストレートを振り抜くと打球は左中間スタンドへ一直線。
2016年7月以来の3年ぶりの一発が貴重な先制点をたたき出したわけですが、ここ数年間苦しんでいたことを思えば本当によくぞ戻ってきてくれました!
代打の神様として2014年、2015年と本当に勝負強い素晴らしい活躍をしてくれていましたが3連覇が始まった2016年からは小窪選手自身は苦戦…。
2016年は打率2割そこそこ、得点圏でも1割台と不本意な成績で終え、2017年は前年の不調もあって起用の優先順位が下がる中で打率も1割台と結果を残せず…シーズンの大半を2軍で暮らすこととなり大きく出番を減らしました。
昨年は年齢もあってサードが固まらないチーム事情がある中でも中々2軍から声がかからず1軍に戻ってきたのはシーズンも終盤になってから…それでも自己最小となった17試合の出場、30打席にも満たない打席の中でも3割を残して復調をアピール。
今年につなげてくれました。
そこからの2019年シーズン、ここまでのチームへの献身・貢献ぶりは語るまでもありません。
サードの守備は経験もあって最も安定感がありますし、しびれる場面でフォアボールを選べる冷静さを持ち合わせています。
一度落ちかけてから、そこから必死に努力して這い上がってきての3年ぶりのホームランは…今日の試合の中で大きい一発だったのはもちろんですがやっぱりそれ以上の嬉しさというか価値というか…。
おかえり、私たちのぼぼ!!
その後、直後の木浪選手の悪送球を生かして、石原選手が送って1アウト3塁からジョンソン投手が貴重な2点目をたたき出す自援護、簡単に終わらず追加点を取れるのが状態の良さを伺わせます。
1点差に迫られた直後にはすかさず先頭のバティスタ選手が甘く来たストレートを逃さず突き放すとそこで終わらず1アウト満塁から石原選手が犠牲フライで3点差。
正直石原選手の打席では代打をなぜ出さないのかとちょっと思ってしまいました…ごめんなさい。
週1回しか生きた球を見る機会がなく、投手をリードする機会もない中でコンディションを維持してもらうために打席数も終盤のしびれる場面でマスクを被るのも必要なんでしょう…。
そんな中で打席で結果を残してその起用に文句をつけさせない意地の犠牲フライはさすが。
力強いスイングでの痛烈なファールの直後に冷静に外野フライをあそこまで飛ばしてくれれば文句なし!
ナイスバッティングでしたね。
あとは7回の西川選手のダメ押し打ですか…。
23試合連続安打継続中で岩田投手の前に3打数ノーヒットで迎えたラストチャンス。
フルカウントから粘って粘って10球目にカットボールにやや詰まりながらも前進守備のレフトの頭上を越す2点タイムリーツーベースで24試合連続ヒット!
正直その前のボール球は見逃せたと思いますが、無理やりカットしたようにも見えました。
フォアボールだとその時点で記録が止まる可能性が高かったですから…。
何回もチャンスがあるような類の記録ではないので、今回のチャンスで納得いくまで追い求めてもらいましょう!
田中選手もマルチで2割が遠いながらもようやく見えてきて、代打の松山選手にも当たりが出ました。
チームが好調の中で、その勢いに支えてもらいながら、やがて来るであろう状態が落ちてきたときに貢献してもらいたい二人。
ここまで来ているわけですから焦らず一歩一歩、 上がってくるのを待ちましょう。
さて、これで2位のタイガース相手に連勝、チームも5連勝で交流戦前最後のカードもしっかり勝ち越し、圧巻の9カード連続勝ち越しを決めました。
明日はアドゥワ投手とガルシア投手。
タイガースはガルシア投手が安定して先発ローテーションを支えるようになると大きな戦力上積みになります。
アドゥワ投手の好投に期待したいのはもちろんですが、長いペナントレースでライバルにきっかけを掴ませないためにも、前回完封勝利を挙げているガルシア投手を足も絡めて打ち崩したい。
交流戦前最後の試合となる明日、シーズン序盤の区切りを良い形で締めくくって、交流戦初優勝を目指す戦いに弾みをつけてもらいましょう!
今日は小窪選手のヒーローインタビューも見られて大満足!
カープの皆さん。
素晴らしい試合を、楽しい時間を今日もありがとう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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