僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

誠也!!カープの4番は鈴木誠也!! 手放しかけた勢いを最後に掴み直す5点差大逆転、サヨナラアーチ!! 5/15のカープ ヤクルト戦

5/15のスワローズ戦は9-7でカープが勝ちました。大瀬良投手が先制を許し、常に追いかける中でエラーから突き放される苦しい展開。それでも8回の鈴木誠也選手の一発で4点差とすると、9回にカープ打線の集中力で一気に同点に。最後は鈴木誠也選手が本日2本目のサヨナラアーチ!打線がけん引の4連勝です!

   

試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ヤクルト 2 0 1 0 0 1 3 0 0 0 7 12 3
広島 0 1 0 0 1 0 0 1 4 2X 9 13 2

 

 

勝利投手 中崎(2勝2敗4S)

敗戦投手 中尾(0勝1敗0S)

セーブ なし

本塁打 鈴木12号(8回裏ソロ)、鈴木13号(10回裏2ラン)

ヤクルト スアレス、大下、マクガフ、ハフ、近藤、五十嵐、梅野、中尾 - 中村

広島 大瀬良、レグナルト、菊池保、中村恭、山口、中崎 - 會澤、磯村、石原

 

 

 

 

試合感想

またもミスで負けるのか…そんな思いが一瞬でもよぎったことを後悔したくなるような最終回のカープ打線の集中力。

そして最後は頼りになりすぎる4番、鈴木誠也選手のサヨナラ2ラン。

8回1点、9回4点、それに10回の2点!

手放しかけた流れを試合最終盤でがっちり掴み直して、勢いはさらに加速していきそうな4連勝!

 

中盤の悪い点の取られ方を忘れさせてくれた、そしてそれと同時に1点でも防ぐことの大事さを再度確認させてくれた。

もう素晴らしいカープ打線、3点差以上を今シーズン初めてひっくり返していよいよ復調は本物!

上位をどんどん伺っていけそうですね!

 

それにしても相手のエラーもありましたが4点ビハインドを追いついた集中力はお見事の一言。

磯村選手に代走を出して、キャッチャー3人目を使わないといけないギリギリの総力戦。

それでも追いつかない限り何も始まらないわけですから、絶対に追いついて勝つ、そんな強い意思を示す采配に選手が応えましたね。

 

鈴木誠也選手のタイムリーはもちろんですが、曾澤選手に代わって6番に入っていた磯村選手もあのしびれる場面でよく初球から振りにいってタイムリーを打ってくれました。

 

惜しくもサードライナーに倒れてしまった安部選手も粘って素晴らしい打撃内容でしたしそして田中選手も追い込まれながらよく見た!

そして同点に追いつく押し出しフォアボールを選んだ小窪選手今日の球審のストライクゾーンをしっかりと把握して自信をもって際どいコースを見逃しました。

フルカウントで打ちに行っている中でピタッとバットが止まって、ボール判定にガッツポーズ。

代打での実績十分の小窪選手がベンチに残っていたのは幸運でした。

チャンスメークの菊池選手もつないだ西川選手も本当に素晴らしいつながる攻撃でした。

 

ただ欲を言えば初回の攻撃、昨日の勢いを一度止めてしまった3番バティスタ選手のデメリットが出た三振ゲッツーでしたね。

外角のボールに逃げていく変化球にクルクルボールが回り始めているので調子を落とす嫌な傾向。

見送れていればノーアウト満塁で鈴木誠也選手だったわけですから痛かった…。

右投手の外角の変化球に上半身が早く開いてしまう悪い癖が今日の試合に限らず続くようなら…右投手相手のときだけでも3番を外すことも考える時期がまた近づいているような気がします。

 

せっかく上手く機能しているので勝てているうちは変えなくてよいと思いますが、こだわりすぎないようにはしてもらいたい。

あとは似たようなケースでバティスタ選手の打席ではスタートをきらない選択肢もあると思います。

それだけもったいなかった初回の攻撃でした。

 

ただ最終盤の集中打でそんな細かいことは忘れた!

そう言いたくなるような、涙が出そうな9回、そして10回の攻撃でした。

ありがとう!!

 

 

 

 

 

守りの方は…先発の大瀬良投手がピリッとしなかったのは事実。

 

コントロールがばらつき、早いカウントからストライクを取りに行くストレートをどんどんスワローズ打線に狙われました。

そして投げる大瀬良投手も、リードする曾澤選手もそれに対応するまでに時間がかかってしまいました。

 

加えて初回先制を許した後の1アウト1, 3塁からの内野ゴロ、1点差に迫った直後の3回ノーアウト2塁から外野フライ2つで失点。

本当に素晴らしさを知っている二人のコーチの教えが浸透していることを伺わせるには十分なアウトを上手く使われる攻撃で失点を重ねてしまいました。

今年のスワローズ打線は本当に手強いです…

 

それでもスアレス投手がアクシデントで2回頭から代わったスワローズ投手陣相手には1点差なら十分逆転可能。

そんな中で1点差に再び迫った直後の6回、ノーアウト1, 2塁から村上選手を注文通りセカンドゴロダブルプレー!

そう思った打球でしたが菊池選手がまさかのトンネルで3度目の2点差。

その後のノーアウト1, 3塁を踏ん張った大瀬良投手はさすがでしたが、それでもやっぱりこの1点で大きく負ける可能性が跳ね上がってしまったと思います(運よく今日はひっくり返せましたが)。

 

しかしまぁ今日は守備もですがその前に大瀬良投手も大事なイニングでノーアウト1, 2塁を作ってしまったこともあります。

大瀬良投手にも菊池選手に散々助けてもらったわけですしこういう日もある。

 

7回登板のグナルト投手自らのエラーとフォアボールでノーアウト満塁から内野ゴロ2つと内野安打で3失点。

ここもスワローズ打線の得点巧者ぶりが目立ちましたがエラーがなければ試合を決定づける3点までは入らなかった。

今日の試合展開、スワローズ投手陣ではここが2点だっただけでもかなり違ったと思います。

 

その後の大量ビハインドの状態でも中村恭平投手がピンチを踏ん張り、山口投手が9回を抑えたのが結果的には勝利につながりましたね!

こういう勝ちゲームでどんな展開でも失点を1つでも少なくする努力が必要。

そういう当たり前の教訓を再度思い出せたのは良かったのではないでしょうか。

勝てばミスが出ても目立たないんです!

ミスをしても良いとは言いませんが、ミスを全くしないのは無理。

今日チーム全体で本当に良く取り返して劇的勝利につなげてくれました!

 

中崎投手も危なかったけど良かった! 

内角を攻めていたのが最後に生きましたね、センターを超えなかったのは最初の見事なインコース2球が効いていたんだと思います。

 

これで勢いを手放すことなく、逆にさらに勢いを掴み勝ち方を思い出して2位タイに浮上。

明日は束の間のお休みなのも投手陣にとっては嬉しい。

4連勝で貯金も3つまで増えましたが、目指すところはもっと上!

そこが目指せるところまでチーム状態が上がってきたことが本当に嬉しい!

今日も素晴らしい、鳥肌のたつ試合をありがとう、カープ! 

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村