5/8のドラゴンズ戦は3-2でカープが勝ちました。初回にロメロ投手相手にバティスタ選手、鈴木誠也選手の連続アーチなどで3点を先制。大瀬良投手は序盤制球が不安定でしたが中盤にリズムを掴んで尻上がりに調子を上げる内容。見事に9回までリードを守り抜く2失点完投勝利。敵地で勝ち越して再び5割復帰です!
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 |
中日 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2 |
勝利投手 大瀬良(3勝2敗0S)
敗戦投手 ロメロ (2勝2敗0S)
セーブ なし
本塁打 バティスタ7号(1回表ソロ)、鈴木10号(1回表ソロ)
広島 大瀬良 - 會澤
中日 ロメロ、福、田島、R.マルティネス、ロドリゲス、鈴木博 - 加藤、松井雅
試合感想
本当に毎登板毎登板好投してくれて…チームが今5割で踏みとどまってくれているのは、苦しい時に支えてくれているのは間違いなく大瀬良投手です。
この安心感、間違いなくエースです。
大瀬良投手は今日は序盤逆球が少し多かった。
平田選手はしっかり抑えましたが2回、昨日猛打賞と起こしてしまったビシエド選手にヒットを打たれると阿部選手を追い込みながら上手くライト前ヒットでつながれて、ノーアウト1, 2塁で絶好調の高橋周平選手。
内角の厳しいストレートを右中間に上手く打たれて3連打となるタイムリー。
内野ゴロの間に2点を取られてすぐに1点差ゲームに戻されてしまいました。
阿部選手相手に投げたボールは外角ギリギリで悪くなかったですがこうなると0-2とカウントに余裕があっただけに痛かったです…。
ただその後の立て直しはお見事。
味方があれだけ不味い攻撃をしていてドラゴンズに流れが言っても全くおかしくない展開でしたが1点のリードをしっかり守ってくれました。
中盤以降逆球の数も減ってストライク先行。
2回までに35球投げましたがリズムよく立て直して7回までにわずか92球と5イニングを57球、5回から3イニング続けての三者凡退で攻撃のリズムも作ってくれました。
さすがに最後2イニングはドラゴンズ打線も何とか追いつこうと粘りを見せてきましたが見事に払いのけてリードを守り抜きました。
味方の攻撃が9イニング中7イニングで得点圏にランナーを進ませながら初回以外は無得点。
拙攻の連続でドラゴンズが守りから勢いを掴んでも全く不思議ではない展開でしたが、それを上回れる大瀬良投手の地力のすさまじさですよ。
今シーズンここまでエースを通り越して大エースに近い存在感を示しています。
12連戦の最終戦で中継ぎ投手を休ませる完投勝利。
明日の休養日を考えてもここで中継ぎ陣をしっかり休ませられたのは今後のチーム運用を考えても大きいですよ。
もう最敬礼の一言。
今シーズン何度言ったか分かりませんが、また言わせてください!
本当にありがとう!
打線は初回は素晴らしかったんですが…後がからっきしでしたね。
初回、これまで2度の対戦で1点すら奪えなかったロメロ投手から野間選手がフォアボールで出塁。
続く菊池選手の打席で牽制球につり出されますが、ビシエド選手のセカンド送球が野間選手に当たってレフトへ転がる間に3塁へ。
ラッキーなノーアウト3塁から菊池選手が粘って10球目にセカンドへ転がしノーヒットでの先制劇。
続くバティスタ選手が1-1から真ん中に甘く来たスライダーをレフトスタンドに叩き込んで2点目を奪うと、鈴木誠也選手も追い込まれながらも外角高めのストレートを踏み込んで左中間スタンドに放り込んで一気に3点を先制。
ロースコア覚悟だったロメロ投手相手にこれ以上ない初回の攻撃となりました。
ただ2回は曾澤選手、3回は菊池選手が先頭でツーベースを打ってノーアウト2塁のチャンスを連続で作りながらも無得点の拙攻。
2回は田中選手、大瀬良投手と下位打線でしたから仕方ない部分もありましたが、3回は菊池選手が鈴木誠也選手の打席で三盗を余裕でアウトのタイミングで失敗。
直後に鈴木誠也選手のヒットが出ただけに、本当にもったいない盗塁死となりました。
さすがにサインだとは思いたくないですが、ロメロ投手の狙いどころとしてチームとして狙っていたのかもしれません。
ただ自分の判断での盗塁だとしたらスタートが悪すぎました…いつもの球のキレがなくフラフラだったロメロ投手を仕留め損ねた大きな要因だったと思います。
4回も2アウト2, 3塁を逃し、5回は先頭の菊池選手がストレートのフォアボールをもらった直後の初球をバティスタ選手がダブルプレー…
フォアボールの後の初球を狙うのは良いのですが、内角低めの難しいストレートに完全に差し込まれた内容は残念。
痛烈な当たりなら仕方ないと思えるものの…このあたりは粗削りなバティスタ選手の3番起用のリスクとして受け入れるしかないのか…。
そして6回には1アウト1, 2塁とまたまたチャンスを作りますが8番、9番と打線の巡りも悪く得点になりません。
8回の2アウト2塁で曾澤選手を申告敬遠して勝負してきたようにドラゴンズ側も8番、9番は確実にアウトを取れるとして守りを組み立てていましたね。
去年までのカープ打線の強みの一つであった下位打線の切れ目のない攻撃が今はありません。
得点力が下がるのもうなずけます。
ただなぜでしょうね…あの場面はなぜ代打を出さないのかと疑問に思うよりも不思議と田中選手を必死に応援する自分がいました。
やっぱり優勝するためには田中選手の状態が上向くしかない、やっぱりそう思っているからだと思います。
鈴木誠也選手のあの場面での三盗も、田中選手に少しでも勢いを送ろう、気合を入れて塁上から応援しているようにも見えました。
緒方監督のリクエストにしてもそうです。
普段ああいう場面ではリクエストをあまりしなかった気がしますが何とかきっかけを作ろうという気持ちだったのかもしれません。
皆が復活を待ち望んでいます。
フルイニング出場にこだわるのであっても今の結果が今後も続くようでは残る時間は多くないかもしれない。
チャンスはもらっているんだから何とか自力で乗り越えるしかない!
外に情報が出てこないような怪我を抱えながらもプレーではないことを祈りますが、やっぱり結果を残すしかないんですよ。
皆で何とかギリギリで不調をカバーしてくれている間に…打てないなりに粘ろうとする気持ちは見られるんですが結果が出せなければ評価されない世界です…お願いします。
そして首脳陣も…どこか明確な線を引いて田中選手と共有しておいてください。
開幕から1カ月半ずっと不調ですから、そういう準備をするべきタイミングにきている思います。
記録を止める決断をしないといけない際に田中選手が驚かないように…それくらいの配慮は当然されて然るべき記録ですし、これまでの実績も敬意を払うには十分すぎます。
その前に田中選手が復調することを祈るばかり…心配が怒りに勝る…今はそんな心境です。
負けていたらこう思えていたか分かりません…大瀬良投手のおかげかもしれませんね…。
とにかくこれで開幕以来なかなか勝ち越せなかった敵地での勝ち越しも達成して、5割に復帰!
一日休んでマツダスタジアムで1週間、5試合戦えます!
久々の貯金を作るおぜん立てはばっちり!
明日はゆっくり久々に休んでリフレッシュしてもらって、明後日からまた元気を出していきましょう!!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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