日南キャンプを無事に打ち上げ、沖縄へと移動したカープ。本日はKIAとの今年初の対外試合が行われ、着々とシーズンが近づいています。そんな中で飛び込んできた高橋昂也投手のトミージョン手術の一報。秋のキャンプ辺りから中々名前が出てこないので不思議に思っていましたが、そういうことだったようです…カープにとって痛い今シーズン絶望です。
高橋昂也がトミージョン手術
昨年高卒2年目にして6試合に先発、プロ初勝利を挙げ今年の飛躍が期待されていた高橋昂也投手ですが左肘の手術に踏み切ったことが発表されました。
ちょうど大卒なので年齢こそ違いますが、同期入団で同じ左腕の床田投手が一昨年に受けたものと同じ、いわゆるトミージョン手術と呼ばれる大きな手術を受けたようです。
床田投手はルーキーながらも先発ローテーションを掴んで、少しずつ1軍の雰囲気に慣れていよいよ本領発揮かという先発3試合目で肘の違和感を発症。
その数ヶ月後に手術に踏み切り、実戦復帰は1年以上経た昨年の8月。
2軍では昨年8試合に登板して防御率2.25、今年もここまで順調に調整を続けており、開幕ローテーション入りに期待が膨らんでいるところです。
そんな床田投手が苦しいリハビリ中に励みにしていたというのが同期入団の高橋昂也投手の活躍です。
やはり同じ左腕、同じ年にプロに入ったということで年齢こそ違えど、その活躍に勇気をもらっていたという床田投手。
今度は逆に、床田投手が活躍して高橋昂也を勇気付ける番です。
球団としても床田投手が既にリハビリを行った経験もあり、リハビリ用の傾斜の緩いマウンドを用意するなど、ノウハウは多少なりとも蓄積されているはず。
言われずとも床田投手も自身の経験を伝えて、少しでも高橋昂也投手のリハビリが楽になるように手助けしてくれるはずです。
正直、最もブレークを期待する投手だっただけにショックは大きいですが、何よりも本人がショックなはずです。
まだまだ20歳と先が長い野球人生。
トミージョン手術を経ると急速があがるケースも多いだけに、投げられないもどかしさはあると思いますが、この期間にできることをやって、精神的にも成長して来年後半戦での1軍復帰を期待したいと思います。
長い長い、そしてプロ野球の投手にとっては投げられないもどかしさとも戦わなければいけないリハビリが始まろうとしています… 待ってます、高橋昂也投手!
インフル蔓延が心配も対外試合も始まる
庄司選手、山口投手に続いて、安部選手もインフルを発症。
チームで3人目のインフルでの離脱となり、その蔓延が心配されます。
故障離脱ではないとはいえ、数日間は静養を余儀なくされ、1週間程度は全体からも隔離されるはずで調整に遅れが出ることが心配されます。
その間に筋力が落ちてしまうと一昨年のジョンソン投手のように想像以上にシーズンを通して影響が出てくる可能性もあるだけに心配です。
潜伏期間があるだけに発症前に接触している可能性もあり、完全に防ぐことは難しいのでしょうが、今からでもできる予防策を徹底してもらいたいですね。
今シーズン初の対外試合となった韓国KIAとの練習試合では映像では確認できていませんが菊池選手、長野選手の連打から鈴木誠也選手が初回からライトへ一発を放ったようです。
昨年までの鈴木誠也選手なら逆方向への一発はほとんどなかったと思うので、珍しいというか新しい感覚を掴んでくれたのであればさらにホームラン数を伸ばせるかもしれない、そんな期待を抱かせてくれます。
坂倉選手もタイムリーを打って結果を残したようですし、メヒア選手にも一発。
そして安部選手に代わって急遽スタメン起用となった堂林選手もバックスクリーンへの一発でアピール。
床田投手も先発で3回無失点。
立ち上がりは1アウト1, 2塁のピンチを招いたようですが持ち味のゴロを打たせるピッチングでダブルプレーで切り抜けたようで、2回以降はパーフェクト。
その後は中村祐太投手3イニング、床田投手と同じくキャンプを通じて好内容でアピールしている加藤改め、矢崎投手が2イニング、最後は菊池投手が1イニングを抑えて無失点リレー。
試合も快勝して1軍を争う立場の選手達のアピールが目立った、収穫の多い対外試合初戦だったんではないでしょうか。
少しずつシーズンが近づいてきていますが、これ以上の離脱者を出さずに順調に開幕を迎えて欲しいですね!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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