8/15のタイガース戦は6-4でカープが勝ちました。
九里投手が5回2失点で降板するも、打線が強力に援護。一気に試合を決めるところまでは中々いきませんでしたが小刻みに得点を重ねました。今日は中継ぎ陣も踏ん張り中崎投手へ。最後はヒヤヒヤでしたが逃げ切って7度目の挑戦でついに優勝マジック32が点灯しました!
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 | 10 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 11 | 0 |
投手情報
勝利投手 九里 (6勝3敗0S)
敗戦投手 才木 (3勝6敗0S)
セーブ なし
広島 九里、アドゥワ、一岡、フランスア、中崎 - 會澤
阪神 才木、岡本、岩崎、望月 - 梅野
本塁打 鈴木22号(3回表2ラン)、會澤10号(7回表ソロ)
試合感想
今日は両先発共にランナーをかなり出しながら凌ぎ合いの展開、見ている方としてはかなりヒヤヒヤ、モヤモヤする展開でした。
先制したのはカープ。
2巡目の上位打線が才木投手を捕らえました。
1アウト1塁の3-1から丸選手が外角高めのストレートを引っ張ってセカンド頭上を越え右中間を破るタイムリーツーベースで先制。
続く鈴木誠也選手も3-1と打者有利のカウントから外角の変化球にタイミングは外されながらも上手くバットに乗せてレフトスタンドに叩き込むツーランで一気に3点。
主導権を握りました。
しかしその裏。
同じく2巡目の上位打線相手となった九里投手が捕まり連打でピンチを作ると、糸井選手に外角の難しいボールを上手く合わされレフト前に運ばれ1点を返されると、続くロサリオ選手にも犠牲フライを浴びてあっという間に1点差。
直後の4回にカープがタナキクマルの3連続フォアボール、丸選手が選んだのが満塁からの押し出しとなり、貴重な1点を追加しました。
いや、この一点は試合展開的にも大きかったですね。
1アウト2塁で九里投手が三振にこそ倒れましたが苦手なバッティングで粘ったのがジワリと才木投手の精神力を削っていたでしょうか。
丸選手もよくフルカウントからストライクからボールに落ちる球を見極めました。
しかしその裏、2アウトからまたしても九里投手が糸原、北條両選手のところでピンチを作り、2アウト2,3塁と一打同点の場面。
レフトがバティスタ選手でなく野間選手なら取れたかも…そんなレフトへのツーベースだっただけに嫌な雰囲気。
しかしここで九里投手が伊藤選手相手にフルカウントから眼光鋭く投げ込んだ内角へのフォークで空振り三振を奪って何とか踏ん張りました。
自身の今日の内容の不甲斐なさにいら立っているようにも見えましたが心は熱く、体は冷静に。
続く5回も気迫を前面に押し出して打ち込まれることが多い100球の目処に達しながらもタイガースの中軸を三者凡退に抑えて流れをカープに引き寄せました。
5回109球7安打2四死球2失点。
決して褒められた内容ではありませんが、フラフラの前半から踏ん張った展開で何かを掴んでくれたかも。
そんな期待を抱かせてくれる今日の登板でしたね。
6回にも丸選手のタイムリーで1点を追加。
7回には會澤選手がブレークした2014年以来、自身2度目となるシーズン2桁ホームランとなるソロホームランで追加点。
じわじわと点差を広げて6-2でさぁ9回。
逃げ切ればいよいよマジック点灯。
6回から投げたアドゥワ投手、一岡投手、フランスア投手が素晴らしい仕事をして引き継いだバトンを受け取ったのはもちろん中崎投手。
連打で2アウト2, 3塁から代打の原口選手に2点タイムリーを許して、糸井選手にストレートのフォアボール。
長打を許せば同点の場面までいきましたがロサリオ選手が2ボールからショートゴロに倒れて試合終了。
7度目の挑戦、3度目の自力達成への挑戦でついに優勝マジックがが点灯しました!
…しかし中崎投手はいよいよ配置転換を考えるタイミングにきているかもしれません…タイトルの可能性を考えればできれば避けたいところですが今月に入って7試合で6失点。
ちょっと不調が長引きすぎていますし、今月三振を2つしか取れていない事実が示すようにボールの球威が落ちています。
ただ代役最有力の今村投手もまだどうか分かりませんし、中継ぎではまっているフランスア投手を動かすのも怖い…難しい首脳陣の采配が問われそうです。
カープ8/15の試合展望
予告先発はカープが岡田投手、タイガースはメッセンジャー投手です。
岡田投手はここまで18試合に先発して6勝5敗防御率は4.30。
先週のドラゴンズ戦では8回2失点の好投も打線の援護に恵まれず勝敗つかずとなっています。
2回に2失点を喫しながら、その後見事に立て直して久々に快投を見せてくれました。
しかも無四球でしたから、かなり印象もよい内容でしたね。
タイガース戦は今シーズン3試合に登板していて1勝0敗防御率は3.07。
直近の対戦となった7/26では5点のリードをもらう中で1失点ながらわずか3回で降板。
いかに首脳陣からの信頼が低くなっているかを如実に印象づける登板でした。
今回は先週の快投の直後、同じ轍は踏まないはずです。
福留選手に6-3でホームランも1本と今シーズンやられている一方で他の選手には複数安打は許していません。
明日は福留選手に回るイニングをどう乗り切るかが一つポイントになりそうですね。
自身初の規定投球回数到達に向けて頑張れ、岡田投手!
一方、カープ打線の相手はメッセンジャー投手です。
まだまだ元気な37歳は今シーズン20試合に先発して11勝6敗防御率は3.35。
先週のベイスターズ戦では7回無失点の好投で勝利投手となっています。
カープとは1度の対戦でそのときは2回途中3失点KO。
明日は久しぶりの対戦となります。
昨年対戦成績が10-7と大当たりだった菊池選手に期待したいですね。
エルドレッド選手も8-4, 2ホームランと得意にしているはずなんですが今は1軍にいません…。
昨年は3勝を献上しましたが対戦防御率はセリーグ5球団で唯一の4点台、今年もKOされたとあってメッセンジャー投手から見ればカープ打線を抑え込んでいる印象はないはず。
明日は初回、菊池選手にチャンスを作ってもらって先制点を取って主導権を握る展開に期待ですね!
さて、早速ついた優勝マジックですが明日直接対決に敗れたとしても消えることはありません。
ただこの後ついたり消えたりということにならないためにもぜひ明日の直接対決でもう一つ叩いておきたいところです。
オールスター明け以降の連続カード勝ち越しをさらに伸ばすためにも、明日も是非勝ちましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
⇩このブログの応援もよろしくお願いします♩