8/14のタイガース戦は4-7でカープが敗れました。
ジョンソン投手は球審との相性にも苦しんで5回3失点。それでも粘って打線は8回に1点を勝ち越しますが直後に今村投手が4失点。逆転負けでまたしてもマジック点灯はお預けとなりました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 8 | 3 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 4 | X | 7 | 11 | 0 |
投手情報
勝利投手 藤川 (3勝1敗1S)
敗戦投手 今村 (2勝2敗1S)
セーブ ドリス (1勝3敗26S)
広島 ジョンソン、アドゥワ、フランスア、今村 - 石原、會澤
阪神 岩貞、藤川、ドリス - 梅野
本塁打 松山10号(6回表2ラン)
試合感想
今日は色々ありました。
全体的にカープ投手陣は今日の球審にははまりませんでした、主観ですが。
ただそれ以前にあれだけミスをしていたら勝てるものも勝てません。
2失点した5回の2つのエラーしかり、8回の4失点につながったエラーしかり。
明日からもう一度、守りからしっかりやっていきましょう。
今日はジョンソン投手が球審との相性も悪く苦戦。
序盤から球数がかさむ一方で、岩貞投手はボールにキレがあったか。
カープ各打者のバットがボール球でよく回ってしまいました。
最近の調子が上がっていないので打てるかなと淡い期待をしていましたが見事に立て直してきていましたね。
それでもジョンソン投手もさすが、球数はかさみながらも先制は許さず、カープが4回にワンチャンスを生かして先制。
2アウトから丸選手のツーベースでこの日初めてのランナーを出すと、鈴木誠也選手フォアボールのあと、松山選手が初球の真ん中高めに甘く浮いた変化球をレフト前に弾き返しました。
しかしその裏、ジョンソン投手は3本の単打を浴びてすぐさま同点。
梅野選手に打たれたタイムリーは外角低めに投げていくツーシームを上手くバットで拾われました…あれは相手を褒めるべきでしょう。
5回、カープが下位打線で作った1アウト2, 3塁の絶好機にタナキクが凡退してチャンスを逃すと、1番からだったタイガースもノーアウト1, 3塁のチャンスを作って福留選手のボテボテのファーストへの当たりがタイムリー内野安打となり失点。
さらに糸井選手にもライトへのタイムリーを浴びて2点のビハインドとなりました。
ここでロサリオ選手のボテボテのサードゴロを西川選手が捕球するもサードランナーの福留選手のホームに走りそうな動きに気をとられて慌てて投げたファーストへ送球が逸れてノーアウト満塁。
打ち取った当たりを悉くアウトに出来ず一気に試合を決められそうな嫌な雰囲気に包まれますが何とか2つの内野ゴロと三振で粘りましたね。
5回116球というらしくない球数がいかに今日、苦労したかを物語っていますがギリギリ試合は壊さないでくれました。
これが生きたのが直後の6回。
ヒットの丸選手を置いて、外を狙ったスライダーが内に入ってきたところを松山選手が逃さず一閃。
すぐさま3-3の同点に追いつきました。
8回には藤川投手から中軸が1アウト満塁のチャンスを作って野間選手。
0-2と追い込まれたから何とか外角のフォークに当てた打球は一塁線へのボテボテの当たり。
藤川投手は間に合わないと踏んでファールにするため見送りますがこの打球が切れず、ラッキーな勝ち越し点を手にしました。
7回に相手のクリーンアップを抑えるためにフランスア投手を使っていたため8回は今村投手。
3番からの7回と、下位打線の8回。
どちらが怖いかと考えてのフランスア投手の7回起用だったと思います。
より失点の確率が高い方に信頼度の高い投手を送り込む。
個人的にはごく自然な采配だったと思います。
ただ今村投手が踏ん張れませんでした、先頭の鳥谷選手のショートゴロを田中選手がファンブルして出塁を許すと、連打で同点に追いつかれてフォアボール2つで勝ち越しを許して止めのタイムリーを浴びました。
先頭のエラーとボール先行で苦しいピッチングになってしまったのが全てでしょう。
牽制球のリクエストでリズムを崩した可能性もありますが、アウトに見える際どいタイミングでしたよね…あれでランナーがいなくなっていればまた大きな違いでしたからあのリクエストはするべきだったでしょう。
負け方が悪すぎてしっくりきませんが、こういう日もある。
仕方ないと割り切って明日こそ締まった試合を見せてもらいましょう!
カープ8/15の試合展望
予告先発はカープが九里投手、タイガースは才木投手です。
九里投手はここまで17試合に登板、うち12試合に先発して5勝3敗防御率は4.76。
先週のドラゴンズ戦では4回3失点で降板するも打線の援護に恵まれ勝敗つかずとなっています。
7月は2試合で防御率5.23、8月は2試合で防御率7.59とどうにも苦しい数字が並びます。(好投していて、大量リードで続投して100球を超えたところで崩れた試合もあったので、数字ほど悪い印象ではないですが)
タイガース戦は今シーズン2試合(先発1試合)に登板していて0勝1敗防御率は7.50。
7/25に先発したときは不運な内野安打やフォアボールが絡んで大量失点、4回5失点で敗戦投手となりました。
今シーズンの九里投手は昨年に比べて四死球は減りましたがその反面被打率は上がって3割近い.294。
この数字だと四死球を減らすのは試合を作るための最低条件という感じになってしまっています。
守備の良いカープでこの数字なのでどうにも厳しいですね…
ただイニングはある程度稼いでくれているのでここまでは及第点のシーズンでしょう。
あとは自身がこだわる先発としてのシーズン自己最多登板を更新できるか、ルーキーイヤーの16度の先発が最高なので、ここで踏ん張って今後の登板を確保できれば見えてきます。
ついでに去年の投球回数116 1/3回も更新してくれるとチームとしては助かるんですが…現在は79 1/3回なのでこちらの更新は当分先になりそうです。
とにかくまずはしっかり試合を作ることです。
試合を壊さなければ打線が援護してくれるはず、踏ん張りどころですが、頑張れ九里投手!
一方、カープ打線の相手は才木投手です。
今シーズンは10試合に登板、うち7試合に先発して3勝5敗防御率は4.36。
先週のジャイアンツ戦では6回3失点と試合を作るも敗戦投手となっています。
カープとは1度の対戦でそのときは6回途中3失点で勝利投手となっています。
ちょうど打ち込まれた九里投手とのマッチアップのときでしたね。
カープとしてはそのときは初対戦だったこともあってか、四死球でチャンスをもらいながらも打ちあぐねた感じでしたが、中盤にかけて捕らえ始めた感じはありました。
今回は2度目の対戦になるので、そのときよりは序盤から捕らえてくれるのではないでしょうか。
数字を見る限りは左打者相手に苦労しているようですのでランナーが貯まって回ってきそうな松山選手、野間選手の勝負強い一本に期待しましょう!
今日の負けで雰囲気が悪いところでの明日の試合…嫌な感じはありますがとにかく初回、先制点を取って明日はまた新しい試合だということを知らしめてもらいたい。
特に田中選手、是非頼みますよ!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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