フレッシュオールスターにカープから5選手が出場しました。期待の若鯉の結果をまとめておきます。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
イ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ウ | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ☓ | 3 |
投手情報
イースタン 種市(ロ)、近藤(楽)、寺島(ヤ)、阪口(De)、斎藤(西)、岩下(ロ)、西村(日)、高田(巨)-古賀(ヤ)、山本(De)、郡(日)
ウエスタン 馬場(神)、塹江(広)、高橋礼(ソ)、藤嶋(中)、高橋昂(広)、清水(中)、K-鈴木(オ)、長井(広)、望月(神)-中村(広)、谷川原(ソ)
本塁打 清宮(日)、石垣(中)
試合感想
カープから出場した5人の選手の今シーズンの成績は過去記事でまとめていますので興味ある方はご一読ください。
投手陣は3者3様の活躍を見せしっかりと結果を残しましたね。
先陣をきった塹江投手は2回表に登板。
中々きっかけを掴み切れずに伸び悩み気味の左腕ですが、先頭の村上選手に初球153 km/hのストレートをはじき返されて出塁、次打者を三振に取った際に二盗も決められてピンチを迎えますが、後続をきっちり断ち切り無失点に抑えました。
2三振を取れましたし、何よりこういった場面で結果を残せて今後の自信になるのではないでしょうか。
ストレートの質にもスピードにもこだわって、また1軍での先発登板のチャンスをもらもらえるよう、後半戦調子をあげていってほしいですね。
2人目で出てきたのは5回に投げた高橋昂也投手。
プロ初勝利を挙げたばかりの期待の左腕が2軍レベルはもう卒業でいい、そんな格の違いを見せつけたような素晴らしい登板となりました。
ストレート中心のピッチングでも相手にまともに打ち返されず2三振を奪って三者凡退ピッチング。
プロ初勝利を挙げた時のキレのあるボールをきっちり今日も維持できていました。
今調子が良いのは間違いなく、調子が良い時のボールであれば一軍でも十分試合を作れるレベルにあるのは先日の初勝利を挙げた時のピッチングでも証明されています。
ただ問題はリーグ戦再開後、今日のボールを投げられる状態を維持できているか。
そして維持できていたとして、その状態をどこまで続けられるか。
まだ高卒2年目ですから欲張れませんが、いや、これは後半戦の一軍での登板がますます楽しみになりましたね。
最後の3人目は8回に投げた長井投手。
内野安打と風に流される不運なポテンヒットで1アウト1, 2塁のピンチを招きますが、ぐいぐい真っすぐで押して後続を抑えきりました。
相変わらずワクワクするストレートを投げていましたね。
ただ一軍レベルではコースが甘く入ったりストレート一辺倒では抑えきれないことは経験済みです。
まずは一軍でも勝負できる変化球を一つきっちり制球できるようになるところからでしょうか。
いや、しかし球質の良さそうなストレートを今日はバンバン投げ込んでいて度胸も良さそうだけに数年後への期待が膨らみます。
野手陣は坂倉選手が5番DH、中村選手が8番キャッチャーでスタメン出場。
坂倉選手は空振り三振とショートフライ、中村選手はセカンドゴロとセンターフライに倒れて2人で4打数ノーヒットに終わりました。
中村選手は守っても2盗塁を決められ自慢の守備でもアピールならず、悔しい試合になりましたね。
特に高校時代からしのぎを削ってきた清宮選手がホームランを放って優秀選手に輝いただけになおさらでしょう。
1試合それに2打席だけの結果なので気にしすぎる必要もないとは思いますが、これを良い刺激にプロのボールや木製バットへの対応に向けてさらなる糧にしてもらいましょう。
坂倉選手も2打席目は3塁にランナーを置いての打席だっただけにアピールならず残念でしたが、そのバッティングセンスは広く認められています。
あとはいかに同じ球を同じように安定して打てるようになるか、来年あたりからはより多くの時間を一軍に帯同するレベルにす達してほしいですがそうするとキャッチャーとしての経験は限られそうですから難しい…。
しかし昨年のドラフト時からいわれていましたがこれだけレベルの高い捕手が2人いる贅沢さ。
この2人の始まったばかりのライバル物語からも目を離さず、しっかり成長を見守りたいと思います。
試合は勝ちましたし、後半戦へ各選手良い刺激となったはず。
後半戦、どこかで一軍での活躍もできるよう応援してます!
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