7/6のジャイアンツ戦は0-4でカープが敗れました。
息詰まる投手戦。カープがやりたかった一球の失投を一振りで仕留められてしまいました。打線もノーアウトで得点圏のチャンスは作りましたが進塁打すら打たせてもらえず…。菅野投手の意地に屈しました。
試合記録
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 |
| 巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | X | 4 | 5 | 1 |
投手情報
勝利投手 菅野 （9勝5敗0S）
敗戦投手 大瀬良 （10勝4敗0S）
セーブ なし
広島 大瀬良、フランスア - 會澤
巨人 菅野、マシソン - 大城、小林
本塁打 坂本勇12号(6回裏2ラン)
試合感想
一球の失投を仕留められ、エースのピッチングを見せつけられて負けた…そんな試合でした。
序盤、チャンスを掴んでいたのはカープの方でした。
2回は鈴木誠也選手のツーベースでノーアウト2塁のチャンスを掴みながらも進塁打を打てずに無得点。
5回にも2アウトから會澤選手・大瀬良投手の連打で2アウト1, 3塁とチャンスを作りましたが田中選手が抑えられました。
大瀬良投手も菊池選手・田中選手を始め、味方の好守にも支えられて無失点で譲りませんでした。
5回までのピンチと言えば内野安打と送りバントで2アウト2塁とされた3回くらい。
菅野投手に全く引けをとらない素晴らしいピッチングを披露しました。
しかし6回にやられました。
先頭の菅野投手のショートゴロをまさかのファンブル。
エラーでランナーを許すと、坂本選手相手に1-1から投げた外角を狙ったストレート。
これが真ん中高めに甘く入ってしまって一振りで仕留められました。
ランナーを背負っていたことで少し窮屈な勝負になってしまったのが失投の遠因になっているのは間違いないでしょう…ミスが響きました。
それでも反撃のチャンスはあったんです…。
先制された直後、西川選手がストレートを流し打ってレフトフェンス直撃のスリーベースでノーアウト3塁とチャンスメイク。
しかしそこから内野ゴロ、三振、内野ゴロ。
いや、エースの底力を見せつけられてしまいました。
ここで1点入っていればホームラン一本で同点ですから何があるか分からなかったと思うんですが…。
7回から投げていたフランスア投手が8回に2つの盗塁を絡められて2失点で勝負あり。
内野安打とフォアボールのランナーに盗塁を許して2, 3塁でヒット1本で2失点。
いや、久々に弱点をもろに突かれました。
今日は球界を代表するエースの意地を見せつけられてしまいました。
打てない相手ならアウトを生かしながら攻撃する。
昨シーズンは苦しくても何とか1点でももぎ取っていたところ、今シーズンは素直に完封負けしてしまう試合が目立ちますね。
まぁ今日は守りでミスをして負けた、進塁打を打てずに負けた。
敗因が明らかな分、しっかり反省して明日は切り替えて。
また一戦一戦、戦っていきましょう。
カープ7/7の試合展望
予告先発はカープが野村投手、ジャイアンツは内海投手です。
野村投手はここまで7試合に先発して3勝2敗防御率は4.43。
先週のベイスターズ戦では筒香選手に痛恨の逆転2ランを被弾して6回2失点ながら打線の援護なく敗戦投手となっています。
それでも復帰してから2試合続けて試合を作り、不安定だった先発陣に安定をもたらしてくれています。
ジャイアンツ相手には今シーズン1試合に登板して5回8失点。
ホームラン3本を浴びて試合を壊してしまいましたが、今はそのときより状態が上がってきているはず。
前回の東京ドームと同じ轍は踏まずに、ランナーをためずに好投してもらいましょう！
一方、カープ打線の相手は内海投手です。
今シーズンここまで5試合に先発して2勝05敗防御率は2.15。
先週のドラゴンズ戦では6回2失点に抑えて勝利投手となっています。
ベテラン左腕は交流戦で結果を残して先発ローテーションに定着。
往年のような圧倒的な力はありませんが、安定した制球を武器に先発した5試合の全てできっちり試合を作ってチームに貢献しています。
それでも菅野投手のような球威はない分カープ打線なら攻略できるはずです。
明日こそ点を取って再び勢いに乗っていきましょう！
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ！
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