7/4のスワローズ戦は4-2でカープが勝ちました。
ジョンソン投手が先週のリベンジとばかりに快投。打線も初回から援護して中押し点も欲しいところできっちり取りました。最後は中崎投手の救援をあおいでヒヤリとしました逃げ切ってカード初戦を取りました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 6 | 1 |
広島 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 8 | 0 |
投手情報
勝利投手 ジョンソン (5勝2敗0S)
敗戦投手 ブキャナン (6勝5敗0S)
セーブ 中崎 (0勝0敗21S)
ヤクルト ブキャナン、星、中澤、風張 - 中村
広島 ジョンソン、中崎 - 石原
本塁打 田中4号(1回裏ソロ)
試合感想
これぞクリス・ジョンソン!
テンポ良く内外角に投げ分けてアウトを積み上げてあれよあれよと気が付けば最終回。
いや、今日は沢村賞を取った年によく見たこれぞジョンソン!、そんなピッチングを見られましたね。
打線も初回からタナキクマルが躍動してきっちり援護しましたね。
最終回は冷や汗ものでしたが勝ち切ってカード初戦をものにしました。
雨で中止があって2連戦になってますからこれは大きい!
とにかく今日はジョンソン投手、石原選手のバッテリーに尽きます。
初回からきっちり内外角コースに決まって三者連続三振の最高の立ち上がり。
今日はボールのキレ、制球ともに違うな、そう思わせてくれる素晴らしいボールを投げていました。
打線が初回から点を取ったことでさらに気分を良くしたか、持ち味のテンポの良さを発揮してアウトを積み上げました。
4回まで外野にすら打球を飛ばさせずにパーフェクトピッチング。
5回は先頭のバレンティン選手にツーベースを浴びると、球審と呼吸が合わずイラつく場面もありましたが何とかしのぐと、気が付けばあっという間に最終回。
そんな感じの試合展開でした。
9回こそ内野安打からヒットをつなげられて1点を失ってなおも1アウト1, 3塁で中崎投手の救援を仰ぎましたが、8 1/3回107球5安打2四球9奪三振2失点。
8連戦初戦でらしさの詰まった素晴らしいピッチングでした!
後を受けた中崎投手はバレンティン選手に注文通り内野ゴロを打たせますが飛んだコースが悪くタイムリーを打たれて2点差に。
2アウトからフォアボールで満塁、一打同点まで攻め込まれますが、最後は川端選手を内角低めのストレートで見逃し三振に斬って取って逃げ切り勝ち。
最後のボールは少し低いかも?…そんな微妙なところでしたがボールの勢い、構えたところにきっちり投げ切ったことで球審の手を上げさせました。
このままセーブを積み重ねて、チームの白星を守って初のタイトルへ。
暑くなるこれから、中崎投手にますます期待しましょう!
打線は初回からブキャナン投手を攻略。
ジョンソン投手の三者三振の最高の立ち上がりの流れに乗ったか、先頭の田中選手が初球、真ん中高めに来たストレートを強振。
流し打った打球がぐんぐん伸びて左中間スタンド上段に飛び込む先頭打者初球ホームランで先制。
余韻の残る中、菊池選手がツーベースでチャンスを作ると丸選手が外のチェンジアップを捕らえて糸を引くような打球がセンターへ抜けていってタイムリーで2点目。
鈴木誠也選手もフォアボールでつないでノーアウト1, 2塁としましたが、続くチャンスは生かしきれず。
それでも5回、再び先頭の田中選手からの攻撃でレフトへのヒットをバレンティン選手が後逸してノーアウト3塁。
硬直していた試合を動かすチャンスを掴むと、1アウトから丸選手が内角カットボールを引っ張り一二塁間を破るうりタイムリーで待望の追加点。
鈴木誠也選手も真ん中やや外寄りのカットボールをおっつけて右中間を深々と破るタイムリーで4点目。
今日は1番から4番までの上位打線が気持ちよく機能して得点を重ねましたね。
6番に入った野間選手はやや引っ張りの打球がの目立つようになってきて心配です。
初めてこれだけ試合に出て下半身の粘りがきかなくなってきているか。
踏ん張りどころで踏ん張れるか。
バティスタ選手が虎視眈々とその座を狙っているだけに、やらないといけません。
いや、しかし今日は最終回まで気持ちよく試合を見られました。
最後はい冷や冷やでしたがスワローズ相手の2連戦の初戦に勝利。
リーグ再開後2位、3位の相手を叩き続けてじわじわその差を広げてオールスター休みの首位折り返しを確定しました。
このまま勢いに乗っている時に白星を積み上げて、いつかまたくるであろう踏ん張りどころに向けて貯金していきましょう!
カープ7/5の試合展望
予告先発はカープが九里投手、スワローズはカラシティー投手です。
九里投手はここまで13試合、うち8試合に先発して3勝2敗防御率は4.17。
先週のジャイアンツ戦では6回4失点ながら打線の援護に恵まれ勝利投手となっています。
先週は2発を含む8安打を浴びながらフォアボールは1つに抑えていたことで傷口を広げずにすんで何とかしのいだ、そんな登板でした。
先週浴びた2発もそうですが、ここまで8被弾のうち7被弾が右打者によるもの。
右の被打率は3割を超えており、ちょっとらしくない数字が残っています。
特に右打者内角に投げ切れず甘く入っているのが原因でしょう。
スワローズ相手には4試合に投げて1勝1敗防御率は2.66と好相性といえると思いますが、右の長距離砲であるバレンティン選手、山田選手がいます。
先週浴びてしまったランナーをためての一発には気をつけて試合を作ってもらいましょう!
一方、カープ打線の相手はカラシティー投手です。
今シーズンここまで19試合に登板、うち2試合に先発して5勝0敗3S防御率は2.62。
先週のドラゴンズ戦では6回1失点に抑えて先発転向後初勝利を挙げています。
交流戦で中継ぎ陣に目処が立って、足りない先発陣を補うために交流戦後半で先発に配置転換されたカラシティー投手。
長いイニングにも適正を見せており、スワローズ先発陣のてこ入れはここまでは成功しているように見えます。
ただし投げた球数は最大でも先週の92球。
スタミナ面での不安は抱えているのは間違いないでしょう。
カープとしてはじっくり攻めて球威が落ちてくるであろう2巡目、3巡目にとらえていきたいですね。
今日の良い流れを明日も続けて連勝で東京に乗り込みましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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