6/12のファイターズ戦は1-4でカープが敗れました。
確率的にはこうなりそう、そんな試合展開を覆す意地は見られず。初対戦のアルバース投手が良かったのは間違いありません。福井投手も最後のホームランを除けばまずまず。それでもきっちり刻まれた敗戦。尾を引かないように明日は勝たないといけません。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 |
オリックス | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 4 | 5 | 0 |
投手情報
勝利投手 アルバース (8勝1敗0S)
敗戦投手 福井 (0勝1敗0S)
セーブ 増井 (1勝0敗17S)
広島 福井、アドゥワ、永川 - 會澤
オリックス アルバース、山本、増井 - 若月
本塁打 新井2号(5回表ソロ)、大城3号(2回裏2ラン)、ロメロ9号(6回裏ソロ)
試合感想
今日は確率的にはこうなりそう、そんな展開にハマってしまい覆せませんでした。
打たないと勝てないであろう試合で打線が2安打ではどうしようもありません。
こういう試合もある、そう切り替えるしかなさそうです。
今シーズン1軍初登板となった福井投手は6回102球5安打1四球4失点。
6回4失点という結果以上には試合を作ってくれたと思いますし、現状の先発5番手6番手投手不在のチーム状況の中では次の登板機会を与えられそう、そんなピッチングはしてくれたと思います。
あまり余計なランナーを出しませんでしたし、少なくともストライクを取るのに苦しむレベルのピッチングよりは何段階か上のピッチングを見せてくれました。
それだけに大城選手に打たれた先制ツーランが残念でしたね。
フォアボールのランナーを背負った2アウト1塁の場面。
ファールで粘られての2-2からの8球目、低めのややボール気味のカーブをすくい上げられ、左中間スタンドぎりぎりに放り込まれてしまいました。
コースはほぼ真ん中でしたが、高さはきっちり低めにきていただけに福井投手を責めるのは酷なボールではありましたが、序盤でアルバース投手相手に失った2点は大きかった。
4回は連打、送りバントで1アウト2, 3塁。
決められた安達選手の送りバントはピッチャー正面の強い打球。
しっかり投げ終わった後チャージをかけてサードで刺す気持ちを持って守っていれば刺せそうな打球だっただけに残念でしたね。
実際會澤選手も最初サードを指示しましたが福井投手の守備の動きを見て諦める感じでファーストに変えましたし。
そして打席のT-岡田選手にボール先行。
3-1から外角高めのストレートをきっちりレフト深くに飛ばされてもやもやする形で追加点を失います。
そして6回、ロメロ選手に打たれた最後のホームランは完全に余計でした。
2アウトランナー無しでからホームラン以外なら仕方ないという場面での初球、大味なバッター相手に投げるボールではありませんでした。
ど真ん中にすいこまれるように甘く入ったスライダーをバックスクリーンに叩き込まれて、今日の展開では止めを刺されてしまいましたね。
そんなこんなで6回4失点。
最後のホームランさえなければまだナイスピッチングと言えたんですが…。
それでも6回まで投げてくれましたし、試合を壊すような感じではなかった。
それだけで現状のカープの先発5番手、6番手候補としては及第点でしょう。
野村投手、フランスア投手次第な部分もありそうですが、次の登板機会はありそうです。
中5日で月曜日のファイターズ戦に持ってくるほどかと言われると疑問ですが…。
後を受けたアドゥワ投手、永川投手も無失点ピッチングで最後まで勝つチャンスは残してくれました。
ビハインドの展開で無失点に抑えられるかどうかは報われないことも多いですがカープの強さを支える重要な役割。
ナイスピッチングでした。
今日の敗因は打線です。
今日の白星でパリーグハーラートップに立ったアルバース投手ですから簡単に打てないのは分かります。
それでも2安打では…。
今日は調子が良かったのか普段の試合を見る機会がないので分かりませんが、ストレートが球速以上に手元で伸びている感じでカープの各打者が完全に詰まらされていました。
ストレート一本のタイミングで振ってなお、振り遅れ、ボールの下を叩くフライ。
とてもじゃないですが130 km/h後半のボールとは思えない感じでしたね。
これが球質というやつなのでしょう。
唯一の得点となった新井選手のホームランも3-1からストレートを狙って振った感じでしたがタイミング的には振り遅れ。
ただ捕らえた角度が良く、振り遅れてもライトスタンドに放り込めました。
6回、田中選手のラッキーなツーベースで作った1アウト2塁のところで一本出ていれば違った展開になったんでしょうが、今日の展開で惜しかったのはそこくらい。
毎回チャンスで点になるわけがありませんし、今日はチャンス自体をほとんど作れなかったことの方が問題でしょう。
これは相手を褒めるべきなんでしょうね、こういう日もある、そう切り替えるべきなのでしょう。
それでも何か煮え切らないというか…。
あまりにも内容はともかくスコア的にこうなる可能性が高そうという確率論通りの試合展開だったからなのか。
あるいは最近のカープの試合には珍しく今日の試合は客席に空席が目立って普段より静かだったのも一因なのかもしれません…。
うん、やっぱり終わったことは仕方ありません、明日山岡投手を打ち崩してやり返しましょう!
カープ6/13の試合展望
予告先発はカープが岡田投手、バファローズが山岡投手です。
岡田投手はここまで10試合に登板して5勝1敗防御率は3.27。
先週のファイターズ戦では5回3失点で勝敗つかずとなっています。
ここ2試合立ち上がりが最悪で連続フォアボールスタートから失点して後手に回ることを続けてしまっている岡田投手。
2週続けて2回以降立ち直って試合は作ってくれるのも変わりませんが、先週と先々週を比べるとどうも調子は下降気味ではないかと思います。
昨年も春先は調子が良かったもののGW明けあたりから調子を崩した岡田投手。
今シーズンは調子の良い時期が昨年より伸びていますが、同じような感じで調子を落とさないことを祈るばかりです。
とにかくまずは立ち上がり。
ストライクゾーンで勝負できればドーム球場で普段よりは涼しい中で投げられるはずですし、好投してくれるはず!
交流戦5割を死守するピッチングに期待です!
一方、カープ打線の相手は山岡投手です。
ここまで10試合に登板して2勝6敗で防御率は3.55。
先週のジャイアンツ戦では6回1失点の好投ながら勝敗つかずとなっています。
ここまで10試合で7QSと安定した数字を残しながら打線とかみ合わずに白星が伸びていない山岡投手。
広島出身の投手としてもその名を知られた投手です。
ここまでの登板ではスタミナ面にまだ不安があるか、大体6回を投げて試合を作っての降板というパターンが主流です。
5月は疲れが出たのか調子を落としていましたが、先週のジャイアンツ戦では久々に好投。
今回は雨天中止の影響で中10日での登板ということでうまい具合に疲労が抜けていたら調子をさらに上げている可能性も十分です。
京セラドームと相性が良さそうでここまで3戦で防御率2.50という数字もやっかい。
それでもここまでの数字を見る限りでは、カープとしては今日の試合のように相手が絶好調で手も足も出ないという展開にはならないと思います。
浅いアウトカウントでランナーを出してしっかり塁を進めていく意識での攻撃が大事になる。
とにかく明日はチャンスをたくさん作りましょう!
また今シーズンここまで被本塁打が割と多くなっていますので、ランナーを貯められなくても高めに浮いたボールを逃さず一振りで仕留めて得点というパターンも期待できそう。
とにかく連敗しなければ今日の試合のダメージも最小限にとどまります。
明後日が金子投手とフランスア投手ということで実績面では分が悪そうなだけに明日は何としても勝たないといけない試合になりました。
一戦必勝の気持ちで臨みましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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