先週のセ・リーグの振り返りと火曜日の試合展望記事を合せた記事の第10弾です。
先週の振り返り
カープはファイターズとのマツダでの3連戦を1勝1敗1中止、その後イーグルスとの3連戦を3連勝。
金曜・土曜で2週間ぶりの連勝を記録するとその勢いに乗って昨日も勝って交流戦の貯金を1つとしています。
3戦続けて先発が好投し、救援陣も好投。
週末はロースコアの接戦を制してチーム状態も上向きで敵地6連戦に挑めます。
失速する可能性も多々あったところを乗り越えて、何とか交流戦で五割以上が見えてきた、現状はそんなところでしょうか。
現在のセリーグ順位表は以下の通り、カッコ内は直近1週間の結果です。
1. 広島 33勝22敗1分 - (4勝1敗)
2. DeNA 26勝26敗2分 5.5 (3勝2敗)
3. 阪神 26勝28敗 6.5 (2勝2敗)
4. ヤクルト 26勝27敗1分 6.5 (4勝1敗)
5. 巨人 27勝30敗1分 7.0 (3勝3敗)
6. 中日 27勝31敗1分 7.5 (3勝3敗)
先週はセリーグ主催試合だったこともあり、セリーグがパリーグに大きく勝ち越して今シーズンの交流戦の対戦成績をリーグ全体でも五分まで盛り返しました。
特にスワローズの勢いが止まりません。
先週の5勝1敗に続いて今週も4勝1敗とパリーグ相手に圧倒的な成績を残して交流戦の首位を快走。
借金8で交流戦が始まった時には誰がこんな展開を予想できたでしょうか。
崩壊寸前だった投手陣の奮闘が打撃陣の援護を呼び込み、まさにチームは絶好調。
シーズン全体での借金も1まで減らして、今週もこの勢いで駆け抜けて交流戦優勝でもしようものなら一気にリーグ再開後のライバルとして台頭してきそうです。
現状のセリーグは2位から6位までが2ゲーム差にひしめき合う大混戦。
スワローズの勢いがどこまで続くかで今後のリーグの展望も変わってきそうですがカープとしては他球団の結果を気にするよりもまずは自分たちの戦いを確立していきたいですね。
先週は好調だったセリーグですが、今週はどの球団も敵地へ乗り込んでの6連戦となり苦しい展開が予想されます。
カープももちろんですが、できればリーグ全体でもパリーグ相手に意地を見せてもらいたいところですね。
今週カープはバファローズとの3連戦の後、苦手ホークスとの3連戦、最後にファイターズと月曜日にマツダで1試合と7連戦の予定です。
何とか先週のうちにチーム状態を上向かせ、交流戦での貯金も1つ作って最終週を迎えられました。
交流戦優勝はかなり厳しい状況ですが、そこを目指すくらいの気持ちで先週の勢いを今週につなげていってもらいたいですね。
敵地での6連戦の間に歯車が狂うと、マツダで戦える時と比べて立て直す難易度が全然違うでしょうからどツボにはまる可能性も…。
というわけでまずはバファローズ相手のカード勝ち越しが至上命題になりそうが、火曜日からの3連戦の先発は福井投手、岡田投手、フランスア投手の3枚になるようです。
岡田投手はともかく、他の2投手は投げてみないとわからない怖さを抱えるだけにどちらに転ぶか…。
そして相手はここまで絶好調のアルバース投手、実績十分の金子投手といったところとの対戦となりそうなだけに厳しい戦いとなりそうです。
週末好投した大瀬良投手、ジョンソン投手、九里投手も次はホークスですからね…。
変に意識しすぎてもだめなのでしょうが、できれば貯金を維持したまま精神的に少し余裕をもって当たりたい相手なのは間違いありません。
そして最後のファイターズ戦の先発が誰になるのでしょうか。
福井投手が明日よほど良いピッチングをすれば中5日での登板もあるのかもしれませんが現実的にはそこで2軍で結果が出ていない野村投手の復帰になるんでしょうかね。
あるいは高橋昂也投手や他の投手にチャンスが与えられるのか。
ちょっと分かりませんが楽しみにしたいと思います。
まずはバファローズ3連戦、エース格との対戦が続きそうなこのカードを勝ち越せるようだとチームの勢いは本物になっていそうなだけに楽しみでもあり、また投壊状態に戻らないかとドキドキする部分もあり…。
最後の7連戦の勝ち越し、ひいては交流戦の勝ち越しをまずは目指して、今週も応援したいと思います!
6/12 バファローズ戦展望
予告先発はカープが福井投手、バファローズがアルバース投手です。
いよいよ福井投手の今シーズン初登板です。
2軍ではここまで9試合に登板して1勝5敗ながら防御率は2.39。
直近の登板は6/2のドラゴンズ戦で5回を無安打3四球無失点に抑えています。
防御率は2.39ながらエラーがらみの失点が多く、自責点13に対して失点は24。
実際に取られた点を考えると倍近く失点しているだけに、それが勝敗に表れていると考える方が妥当か。
味方のミスの後踏ん張れきれずに失点を重ねてしまっているということです。
ただ、今シーズン初の一軍登板にかける気持ちは人一倍でしょう。
野村投手、薮田投手が2軍で調子が上がってこない中で先発ローテーションに食い込む絶好のチャンス。
好投して次の登板機会を掴みたい気持ちはだれよりも強いはずです。
連覇したチームとは反比例するように登板機会を年々減らしている福井投手。
再び2ケタ勝利を目標に掲げられるポジションまで這い上がってこられるか。
細かいコントロールがあるタイプではないですから、思い切り球威のあるストレートを軸に投げ込んで、ストライクゾーンでバッターと勝負してもらいたいですね!
3連勝の勢いを是非ともつなげてもらう、福井投手復活のピッチングに期待したいと思います。
一方、カープ打線の相手はアルバース投手です。
バファローズの新外国人左腕はここまで10試合に登板して7勝1敗で防御率は2.63。
先週のタイガース戦では7回途中2失点で勝利投手となっています。
ここまで10試合中7試合でQSを達成しているように高い安定感を誇り、バファローズの今シーズンのエースと言ってよい相手が初戦の相手です。
1試合打線の援護のおかげで負けが消えた登板もありますが、現在自身5連勝中と勢いに乗っています。
左腕ながら左打者に弱いデータが残る中、DHを含めてどういうオーダーを組むのか。
野間選手が好調の中、ここまで交流戦で良い成績を残している松山選手をDHで起用するのが既定路線だとは思いますがファーストで誰がスタメンで出るのでしょうか。
また、エルドレッド選手を抹消した中、外国人野手の昇格はあるのか。
交流戦4割超え3本塁打と絶好調の會澤選手、おなじく打率3割後半をマークする野間選手の好調が今週も続いてくれるのか。
好投手との対戦が続きそうな今週、どういう風に得点を重ねてくれるのか。
カープ打線の底力を見られそうでいろいろと楽しみですね。
明日の7連戦初戦からかなり厳しいマッチアップとなりますが日曜日の試合のように福井投手を野手陣の好守で盛り立ててもらって敵地でも接戦を勝ちきる、そんな試合展開を期待したいと思います。
セリーグ首位として交流戦は勝ち越したい、選手もそう思っているはずです。
カープ野球の意地に期待して応援しましょう!
ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!
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