6/2のマリーンズ戦は3-7でカープが敗れました。
期待の高橋昂也投手が今日も4失点で序盤に降板。打線も初対戦となったボルシンガー投手の動くボールに苦しみながらも1点差まで迫りますが、中継ぎ陣が踏ん張れず。ワンサイドの展開から見せ場は作りましたが敗れました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 1 | X | 7 | 15 | 0 |
投手情報
勝利投手 ボルシンガー (6勝1敗0S)
敗戦投手 高橋昂 (0勝1敗0S)
セーブ なし
広島 高橋昂、アドゥワ、一岡、佐藤 - 石原、磯村
ロッテ ボルシンガー、松永、内 - 田村
本塁打 井上6号(4回裏ソロ)、角中2号(7回裏2ラン)
試合感想
高橋昂也投手が序盤で4点を失い劣勢となったものの、打線が反撃して1点差。
次の一点を取れればというところで一岡投手が角中選手に一発打たれてしまって反撃ムードがしぼんでしまいました。
期待の高橋昂也投手の登板も、今日は制球、ボールのキレともに今一つだったように見えました。
今回は4回を投げ切れずに降板と残念な内容、結果共に残念な登板となりました。
初回、先頭の荻野選手のサードへの痛烈なゴロを西川選手が捕れずに内野安打で出塁を許すと藤岡選手にもヒットを打たれて作ったピンチで2-2と追い込みながらも角中選手に外角のストレートに上手く合わせられてレフトへのタイムリーを許します。
それでも続くピンチでは田中選手がセンターへ抜けようかという痛烈な当たりをジャンピングキャッチ、菊池選手にトスしてセカンド封殺するなど、味方の好守にも助けられて1点でしのぎます。
味方が中々ボルシンガー投手を捕らえられずに4回。
先頭の井上選手に内角を狙ったストレートが逆球となり外角高めに浮いたところをはじき返されてライトスタンドに叩き込まれるソロホームランで突き放されると、2本のヒットに盗塁も絡められて1アウト2, 3塁のピンチから藤岡選手にストレートをセンターへはじき返される2点タイムリーで4点差とされたところで降板。
3 1/3回で8安打1四球4失点とフォアボールの少なさは相変わらずでしたが、奪った三振はわずかに1つ。
ボールのキレが良ければもっと三振を取れる力を持っている投手ですので今日は調子が今一つだったとは言えると思います。
ただ少ないチャンスで結果を残さないといけない立場、もらったチャンスにピークを合わせられないと中々自分の立場は作れません。
またチャンスをもらえるように地道にやってもらうしかありません、長い目で見て期待しましょう。
後を受けたアドゥワ投手が2 2/3回を無失点ピッチング。
しっかりと試合を引き締め直して逆転のチャンスを残してくれました。
今のアドゥワ投手をこのポジションで使えるようになると投手陣として安定してくるような気がしますが、いかんせんそうすると中田投手の穴の分1枚足りない…。
そして今日は1点ビハインドの場面で一岡投手を起用しましたが、ランナーを1塁に置いて角中選手に内角低めのストレートをライトスタンドに叩き込まれて3点差に突き放されて試合の流れは決定づきました。
8回は佐藤祥万投手が初失点。
2アウト2塁から昨年40打席ノーヒットと極度の打撃不振に陥って出場機会を減らし、今シーズンもまだ今日で4打席目、ノーヒットが続いていた岡田選手にフォアボールを出してドミンゲス選手にショート強襲のタイムリーヒットを許しました。
もったいないフォアボールで残念でしたが今の投手陣であればまだチャンスをもらう機会はありそう。
プロ11年目、28歳と一皮むけるにはギリギリのところですので、何とか今シーズンチャンスのあるうちにきっかけを掴んでほしいですね。
好調の打線は初対戦となるボルシンガー投手の動く球に苦戦しました。
手元で良く動くボールだったのか、とらえたように見えたスイングでも内野ゴロを量産。
先制された直後の2回に鈴木誠也選手のツーベースとフォアボールでノーアウト1, 2塁と同点に追いついて高橋昂也投手を援護するチャンスがきましたが、後続倒れて無得点。
左打者に弱いというデータを重視してファーストに起用した安部選手に早速チャンスが巡ってきましたが、不振を抜け出すきっかけは今日も掴めず…。
それでも3巡目に入った6回に打線がつながりました。
先頭の田中選手がヒットで出塁すると、ボルシンガー投手が打者に集中しているタイミングで田中選手がスタート。
ヒヤヒヤでしたが盗塁を決め、チャンスを広げると菊池選手が内野安打でつないでノーアウト1, 3塁。
ここで丸選手がセンターへのタイムリー、タナキクマルの3連打でいざ反撃ムード。
鈴木誠也選手はセンターの荻野選手のファインプレーでセンターフライに倒れて1アウトとなりますが、松山選手が外角ストレートをはじき返してあわや同点スリーランかというフェンス直撃のタイムリーツーベースで2点差に。
なおも1アウト2, 3塁から野間選手がたたきつけるショートゴロの間にさらに1点返して1点差。
あと一歩で同点という場面で西川選手はセカンドゴロに倒れて同店には追いつけませんでしたが、ワンサイドの展開を接戦に持ち込むことには成功しました。
ただ一岡投手が踏ん張れずに3点差に突き放されるとそれ以上の見せ場は作れず。
野手陣はバットは振れていると思うので、明日も初物相手で不安はありますが今日よりも早いタイミングでとらえてほしいですね…。
カープ6/3の試合展望
予告先発はカープが九里投手、マリーンズは土肥投手です。
九里投手はここまで9試合、うち4試合に先発して1勝1敗防御率は3.69。
先週のドラゴンズ戦では7回途中4失点で勝敗つかず。
6回まで10安打を打たれながらも1失点で粘投していましたが、4点リードで続投した7回に踏ん張りきれず、後続の中継投手陣も打たれて最終的には逆転負けを喫してしまいました。
先週は打たれた13本のヒットのうち11本を昨年から課題を抱える左打者に打たれました。
フォアボールを与えないピッチングは素晴らしいのですが、先週は球威が今一つで中々打たせて取る持ち味が出し切れませんでした。
それでも3試合続けて先発として試合は作ってくれただけに、チームに大いに貢献してくれています。
明日もきっちり試合を作って、チームに勝機をもたらしてもらいましょう!
一方、カープ打線の相手は土肥投手です。
今シーズンここまで2試合に先発して、0勝0敗防御率は3.48。
先週のバファローズ戦では6回途中2失点で勝敗つかずとなっています。
高校から社会人を経てプロ入りした2年目左腕は先月下旬に待望のプロ初登板を果たすと、2試合続けてそれなりの結果を残して先発ローテーションに生き残っています。
明日の試合ではプロ初勝利をかけてカープ打線に挑んできます。
初物の左腕相手にはあまり良いイメージはありませんが、カープとしては明日の試合に勝って交流戦の星を五分に戻したいところ。
フォアボールもそれなりにもらえそうなので上手く絡めて得点につなげていきたいですね!
明日勝てば今週は及第点、マツダに戻っての6連戦の前に余計な借金は背負来週加速するきっかけを作っておきましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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