4/25のスワローズ戦は11-5でカープが勝ちました。
打ちも打ったり、松山選手の3打席連続でのタイムリーなどで序盤4回までに11得点を奪ったカープ。投げては岡田投手が5失点ながら無四球で7回まで投げてくれました。快勝で敵地でのベイスターズ戦に連勝、カード勝ち越しを決めています。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 6 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 16 | 0 |
DeNA | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | 5 | 9 | 0 |
投手情報
勝利投手 岡田 (3勝0敗0S)
敗戦投手 京山(3勝1敗0S)
セーブ なし
広島 岡田、今村、一岡 - 會澤
DeNA 京山、平田、三嶋、エスコバー、砂田、三上 - 嶺井、戸柱
本塁打 ロペス6号(1回裏2ラン)、梶谷1号(2回裏ソロ)、宮本1号(7回裏ソロ)
試合感想
今日は打ちも打ったり、16安打で11得点。
特に野間選手が逆転のきっかけとなるヒットに打者一巡となった同じ回にダメ押しの2点タイムリー。
6回にもヒットを放ってこれでスタメン出場2試合続けての猛打賞を記録。
前回マツダでのベイスターズ戦、2点を追う8回ツーアウト満塁で野間選手の打席に代打を送らず結果は凡退。
敗れる一因となり批判もありましたが、そういった首脳陣の我慢強い期待についに応え始めてくれています。
元々守備、走塁は一級品。
緒方監督の1年目、ドラフト1位で入団したルーキーイヤーから終盤になると試合出場の機会を与えられ「隙あらば野間」と言われていたように首脳陣の高い期待を受けながら中々打撃では芽が出なかった野間選手。
今年こそ!
考えたくないですが丸選手なFA資格を得ることが濃厚な今年、チームの危機管理としても出てきて欲しい選手なのは間違いありません。
鈴木誠也選手がフル出場できない今年は、過去2年間非常に限られていた打席に立つチャンスです。
守備走塁についてはフル出場することでチームにプラスをもたらしてくれる選手間違いありません。
負担を分担してくれる選手として出てこい!
今年打撃面で成長がみられるのは三振の少なさです。
今年は今日まで29打席に立って今日の三振で2つ目。
過去3年間298打席で53個の三振ですから、ここまでの今年の打撃で成長が見られます。
当てれば俊足を生かして何かが起こる可能性の高い選手ですからね。
打てるようになれば自慢の足を生かした盗塁のチャンスも増えますし、この調子で今年こそ!
一皮むけてくれることを期待してやみません。
さて、野間選手についてはこれくらいにして今日の試合。
京山投手は今日は調子が悪そうでしたが、前回対戦で捕らえかけていた感触そのままにカープの各打者がしっかりリベンジを果たしてくれました。
初回、2四死球でチャンスをもらうと松山選手が外角への変化球を逆らわずに左中間へ打ち返すタイムリーツーベースで先制。
逆転された2回には野間選手のヒットをきっかけに2アウトと1, 2塁から菊池選手が真ん中高めのボール気味のストレートに押し負けずにセンターオーバーの2点タイムリーツーベースですかさず逆転。
ここから丸選手フォアボール、松山選手痛烈な当たりでセンターへのヒットかという当たりがセカンドベースに当たってレフトへ転がるタイムリー、バティスタ選手フォアボール、安部選手押し出しフォアボール、野間選手センターへの2点タイムリー。
怒涛の攻撃で京山投手をKO。
打者一巡の猛攻で6点を奪い、試合の主導権を握ります。
その後も3回に丸選手セカンドゴロの間の追加点、松山選手3打席連続タイムリーとなるライトへの2点タイムリーツーベースで3点を追加して二得点を達成。
4回にも田中選手にタイムリーが出て、4回までに11点と岡田投手を協力援護。
やはりタナキクマルの後を打つ4番打者が結果を残すと打線が一気につながってきますね。
今日は松山選手の勝負強いバッティングでタナキクマルが計6得点、本当にお見事でした!
そんな大量点をもらった今日の試合、岡田投手は先制してもらった直後の初回にいきなりロペス選手に真ん中やや外寄り高めの甘く入ったストレートを完璧に捕らえられる逆転ツーラン、再逆転してもらった直後にも梶谷選手に内角低め、良いコースに投げ切ったストレートをライトスタンドに持っていかれて序盤に3失点。
味方の大量援護がありながらも打撃戦を予感させる出だしとなってしまいました。
8点リードの4回にも梶谷選手にタイムリー、7回には宮本選手に高めに浮いた変化球を上手く流し打たれてレフトスタンドに運ばれるソロホームランで合計5点を失いますが、余計なフォアボールは与えず、大量リードをバックに積極的にストライクゾーンで勝負して少ない球数でイニングを重ねていきました。
狭い横浜スタジアムとはいえ、3発浴びたのはいただけませんが、今日のような試合展開で先発投手にやって欲しかった仕事をしてくれた点は評価されるべきでしょう。
去年、甲子園での悪夢の9点差大逆転負けを呼んでしまった経験が生かされているようで安心しました。
7回を投げて87球7安打無四球5失点。
打線の援護のおかげなのは間違いないですが、5失点という結果以上に勝ち投手に値するピッチングだったと思います。
菊池選手の頭上を襲った打球を後ろ向きのジャンピングキャッチなど、守りでも良いプレーが昨日に引き続き見られましたし、油断せずに大量リードを守る試合運びは素晴らしかったですね。
8回は約1週間ぶりの登板となった今村投手が2アウトから連打を浴びてピンチを作りながらも無失点。
最終回は同じく約1週間ぶりの登板となった一岡投手が三者凡退できっちり締めて、明日に向けても良い形で試合を終えました。
マツダスタジアムでやられたお返しとなる敵地でのカード勝ち越しは決めました!
この勢いで明日も勝って、嫌な印象を完全に払しょくしましょう!
カープ4/26の試合予定
明日の試合の予告先発はカープが野村投手、ベイスターズが東投手です。
野村投手は今シーズン4試合に登板して登板で2勝1敗防御率は5.76。
先週のドラゴンズ戦では6回4失点11安打を浴びながらもなんとか踏みとどまって試合を壊しませんでした。
延長12回総力戦の翌日で長いイニングを投げることを求められる中で、何とかぎりぎりのところで役割を果たしたといったピッチングでした。
今シーズン、ベイスターズとは2度目の対戦。
前回登板時は8回3失点と7点の大量援護に守られて、素晴らしいピッチングをしてくれています。
警戒すべきは前回2本ヒットを浴びた神里選手とロペス選手。
狭い横浜スタジアムですのでランナーを貯めて一発長打という展開だけは避けたいところです。
今回は今シーズン初の中5日での登板。
この登板間隔が短くなったことが良い影響をもたらしてくれると良いのですが…チームが安定した成績を残すためには絶対に調子を上げてもらわないといけない投手ですから、明日の登板に期待したいと思います。
対する打線の相手は東投手。
ベイスターズ期待のドラフト1位大卒左腕はここまで3試合に登板して2勝1敗で防御率は1.83。
先週のジャイアンツ戦では8回途中まで無失点の快投で勝利投手となっています。
カープとしてはあまり印象の良くない初物の左腕が相手。
ここまでの3登板、球威のあるストレートとキレのある変化球で高い奪三振率も誇り、嫌な予感はします。
サンプルが少ないのでどこまであてになるか微妙ですが、右打者(被打率.192)よりも左打者を苦手としている(被打率.316)傾向が出ていますので、あまり左右にこだわりすぎずにスタメンを組んだ方が良いかもしれませんね。
今日の勢いをそのままに、最近素晴らしい攻撃が続いている初回から先制点を取って試合の主導権を握っていきましょう!
マツダスタジアムでやられたお返しとなる敵地でのカード勝ち越しは決めました!
この勢いで明日も勝って、ベイスターズへの嫌な印象を完全に払しょくしましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
⇩このブログの応援もよろしくお願いします♩