CSの裏でみやざきフェニックスリーグが開幕します。過去3年はCSへの調整の場として主力選手を参加させるのかどうかという視点で楽しめたんですが今年は完全に来シーズンに向けた育成の場…こういうちょっとしたところでも寂しさを感じます。今日は参加選手から期待の若鯉を見ていきたいと思います。
みやざきフェニックスリーグとは
毎年開催される秋季教育リーグです。
2軍戦が終わっても若手選手たちに少しでも多くの実戦経験を積ませたいのはどの球団も同じ。
そういうことで毎年10月に宮崎県で行われます。
参加チームは日本の12球団に加えて韓国プロ野球からも3球団。
四国アイランドリーグ選抜も加えて、今年は全16チームが参加しています。
フェニックスリーグと銘打ったのは2004年からで当時はイースタン6球団での開催でした(ウエスタン6球団は高知県で別のリーグを開催)。
2005年に12球団で開催する形となり、翌2006年からは韓国プロ野球からも参加が始まりました。
2007年から四国アイランドリーグ選抜が加わり、今の形につながっています。
今年で第16回とのことで秋のお馴染みのリーグ戦として定着していますね。
24名が出場予定、監督は水本2軍監督
以下のカープ公式サイトでの発表によると24名の船首が参加するようです。
監 督/水本
コーチ/永田、玉木、朝山、森笠、小林、菊地原、倉
投 手/岡田、ケムナ、塹江、島内、山口、高橋(樹)、アドゥワ、田中(法)、遠藤、平岡、モンティージャ、藤井(黎)、メナ
捕 手/中村(奨)、坂倉
内野手/林、桒原、小園、中神、羽月、サンタナ
外野手/正隨、永井、大盛
合計32名(監督・コーチ8名、選手24名)
若手中心の選出となりましたが、目を引くのは岡田投手。
明らかに中堅というべき年齢での参加、しかも参加選手の中で1軍での実績が飛びぬけています。
それだけ今年の成績に首脳陣あるいは本人が不甲斐なさを感じているということでしょうか…
3連覇中の大半を先発ローテーションを守ってくれていた中で、年々成績が悪化。
今年は開幕直後、わずか2試合の先発でストライクが入らないということで2軍落ち。
8月の投手陣が苦しい時期に再昇格してチャンスをもらいましたが、フォアボールを連発して1試合で2軍落ちとなり、計わずか3試合の登板に終わりました。
もちろん自己最低の成績です。
ストレートの球威は折り紙つきですから、ある程度ストライクゾーンに投げ込めるように戻れば…。
実戦の中で来シーズンに向けたきっかけを掴んでもらいたいですよね。
1軍で頑張った遠藤投手には少し肩を休めてもらいたいところですがまだ高卒2年目ですから、お休みを与えて自主性に任せるには早いという判断でしょうか。
そしてキャッチャー陣は中村(奨)選手と坂倉選手の二人。
特に坂倉選手はマスクを被る機会がほとんどなかったですから、キャッチャーとして貴重な実戦経験を積める機会です。
一軍のベンチで石原選手、会澤選手、磯村選手から色々と吸収したはずのものを試せるよい機会です。
考えたくないですが会澤選手は国内FA権がありますからね…。
中村(奨)選手は一軍デビューもできていませんし、石原選手もジョンソン投手限定の起用が続くでしょう。
万が一の際には磯村選手とレギュラーを争い、相手先発の左右で使い分けられるようなステップを踏めれば未来の正捕手の座が見えてきそうです…会澤選手が残ってもらって高い壁を乗り越えていく姿が見たいですが…。
外野手登録は3人ですが坂倉選手や外野にも挑戦中の桒原選手あたりが外野を守る機会はあるでしょうからやりくりはできそうですね。
内野では中神選手、羽月選手の目に1軍経験を積んだ小園選手がどう写るか…
投手、野手共に若手同士で刺激し合って良い形で秋のキャンプを迎えてもらいたいものです!
来シーズンの日本一へ向けて、着々と力を蓄えましょう!
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