僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

上を向け床田、2019年セリーグの新人王争いへ!カープ歴代受賞者、特に近年はエースの系譜【閑話休題】

今年は床田投手を始め他球団でも新戦力の台頭が著しく、非常にハイレベルな新人王レースが繰り広げられています。このままいけば新人王の他に優秀新人賞が複数出ても全くおかしくない。最近では野村投手、大瀬良投手も受賞しているだけに、床田投手もショックから立ち直って、今後チームを支える先発の柱として名乗りを上げて欲しいですね!

   

 

新人王の定義、資格を満たす条件は…

セリーグ、パリーグから毎年1人ずつ選ばれる若手にとっての名誉あるタイトルです。

主な条件は

・初めて支配下登録されてから5年以内

・投手であれば前年までの1軍投球回数が通算30イニング以内

・野手であれば前年までの打席数が通算60打席以内

 

今年はルーキーの活躍だけでなく、床田投手のように資格を満たす若手の活躍も目覚しく、セリーグの新人王争いは本当にハイレベルなものとなりそうです。

 

 

カープ歴代新人王受賞者は

1982年 津田恒美 11勝6敗防御率3.88

1984年 小早川毅彦 112試合 .280 16本 59打点 8盗塁

1985年 川端順 11勝7敗7S 防御率2.72

1986年 長冨浩志 10勝2敗2S 防御率3.04

1995年 山内泰幸 14勝10敗防御率3.03

1997年 沢崎俊和 12勝8敗防御率3.74

2006年 梵英心 123試合 .289 8本 36打点 13盗塁

2012年 野村祐輔 9勝11敗防御率1.98

2014年 大瀬良大地 10勝8敗防御率4.05

 

※ セリーグ会長特別表彰 1998年 小林幹英 54試合9勝6敗16S 防御率2.87

この年の新人王は川上憲伸 14勝6敗防御率2.57、他にも高橋由伸 .300 19本 75打点、坪井智哉 .327 2本 21打点の両氏が特別表彰を受賞と超ハイレベルな新人王争いの年でした。

 

 

 

2桁勝利だけでは足りない…ハイレベルな争いに床田は勝てるか

過去の受賞者を見ると先発として2桁勝利を挙げるのが一つの目安となっている新人王。

2012年の野村投手は9勝でしたが後半失速こそしましたが防御率が1点台と圧巻の内容でしたから誰もが納得の受賞でした。

とりあえず2桁勝利と言うのは目標となりそうですし、達成すれば優秀新人賞など新人王を逃したとしても表彰をされる可能性は高まります。

 

ここまでの床田投手を始めとして、セリーグ新人王争いを繰り広げていきそうな選手達の成績は以下の通りです。

 

床田 寛樹 12試合 5勝4敗 防御率3.60

上茶谷 大河 11試合 3勝3敗 防御率3.72

大貫 晋一 9試合 3勝3敗 防御率3.86

髙橋 優貴 8試合 3勝3敗 防御率3.25

守屋 功輝 28試合 2勝0敗4H 防御率2.67

近本 光司 66試合 .278 5本 22打点 16盗塁

村上 宗隆 67試合 .234 18本52打点

 

いや、見ていただければ分かる通り超ハイレベルです。

ここまで投手では床田投手の成績が頭一つ抜け出してはいますが、野手陣のライバルである近本選手、村上選手も圧巻の成績を残しています。

前回登板まで防御率も2点台中盤とそちらでも頭一つ抜けていた床田投手ですが、金曜の大炎上で防御率のアドバンテージはなくなっています。

 

ここからは新人王を争う各選手が初めて体験するシーズンの夏場。

疲れから調子を落とす新人選手、経験の浅い選手の前例はいくらでもありますから、そこで誰が踏ん張れるかがタイトル争いを左右しそうです。

床田投手も踏ん張りどころを迎えていますが、それと同じようにライバルの近本選手も踏ん張りどころを迎えています。

3割を維持していた打率が急降下、今月は打率2割にも届かず開幕からの疲れがどうしても出てくる時期。

ここを如何に短く、踏ん張ってまた調子を取り戻せるかが大事ですよね。

 

投高打低といわれる夏場を前に、近本選手は盗塁王、村上選手は打点王などタイトル争いにも絡んでいることも考えれば現時点ではほんのちょっとだけ野手陣有利か。

ただ新人王獲得は投手優位とも言われていますので床田投手も含めてここまでは三つ巴の争い。

ただ上茶谷、大貫、高橋各投手も先発チャンスを掴んでチームに貢献。

守屋投手もタイガースリリーフの欠かせない戦力としてその立場を固めつつあり、ホールド数を伸ばせる環境を整えつつあります。

このまま行けば複数の優秀新人賞を授与されたり、1998年以来の新人への特別表彰もあり得るくらいの勢いです。

   

床田投手がこのハイレベルな争いを勝ち抜くだけの能力があることは疑いようがありません。

ただやはり手術明けで初めてのシーズン、ここまで先発投手陣を大瀬良投手とともに引っ張ってきてくれただけに疲労、予期せぬ身体の不具合は怖い…。

球数や登板間隔といった起用の部分にはもう少し首脳陣の配慮をお願いしたいところですが、トレーナー陣とも当然やり取りはしているでしょうし信じるしかないですかね。

 

怪我や長期離脱なくこのままシーズンを完走してくれれば…球数少なく降板したことで中5日で木曜になるのではないかと言われている次の登板、いつも以上に応援しますよ!

エース格とぶつかる可能性の高いカード初戦を外すのは首脳陣の配慮でもありそうですね。

 

ここしばらく金曜日に登板し続けて厳しい相手と投げ合ってきてくれましたから、精神的な疲労も相当だったはずです。

何とか打線も援護して床田投手に勝ちをつけて気持ち的に上向かせる手伝いをしてもらいたい、お願いしますよ!

そしてシーズンを完走して、是非同期入団で床田投手がかつて通った長く苦しいリハビリの道を歩む高橋昂也投手に元気を与えるような、目標となるような活躍を見せてください!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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