松山選手が今日の午前中、FA宣言せずにチームに残留する旨を正式に表明してくれましたね!丸選手の去就決定はまだ少し先になりそうですが、最悪のダブル流出というシナリオは無くなったこと、そして何より来年もカープの松山選手を見られることは非常に明るいニュースです!
カープFAの歴史
こちらの過去記事にて色々まとめましたが、カープでFAと言えば獲得ではなく流出。
過去に内川選手の際に1度だけ獲得に乗り出したことはありますが、獲得には至らず結局はカープのFAの歴史はどちらかと言えば悲しい歴史となっています。
もちろん黒田投手の1年残留など明るい話題もあるにはありましたが…今年だけでなく来年以降もしばらくは悩まされ続けそうな話題です。
松山選手の決断はFA権を行使せずの残留!
松山選手が残留を決断、マツダスタジアムで取材にも応じたそうで各社が一斉にこのニュースを報道していますね!
カープがすごく好き、ずっとカープでやりたいという主旨の発言をしてくれていますから、来年以降もFA権を持ち続けるとはいえカープで晩年までプレーし続けてくれる、そして願わくば生涯カープで引退する道を選んでくれたと理解して良さそうです。
カープで日本一を獲りたい、そんな嬉しいことも言ってくれたようですね。
去年松山選手の記事を書きましたが、今年11年目にしてようやく初の規定打席に到達した本当に苦労人、ファンのみならずチームメイトからも愛されるその人となりは周知の事実です。
日本シリーズが終わったタイミング、あるいはそれ以前から残留濃厚のような記事を見ていましたが、やはり本人の口から語られるまでは安心できませんでした…が、今日本人から正式に表明がありようやく素直に喜べますね!
ご家族も松山選手の判断に委ねていただいたことで残留へ大きく後押ししてくれたことと思います、ありがとうございます!
新井選手、石原選手の両ベテランにも相談して、カープ残留が松山選手の現状を考えれば一番良いはずとの後押しをしてもらったのも大きかったとか。
やはり頼りになるベテランの存在感は試合の外でも大きく広がっていますね!
将来は松山選手がそのポジションに収まってくれるはずです。
鈴木球団本部長も安どのコメントを出していましたが、来年の松山選手に期待される役割は丸選手や鈴木誠也選手の代役などではなく、年間通じてどっしりクリーンアップに座った上での主軸として打点を稼ぐことです。
今シーズンも得点圏で.323と勝負強い打撃は健在でしたが、打点は昨年の77にわずかに及ばずに74。
高いレベルの数字を残してくれたのは間違いありませんが今年は不調が7月にやってきて出場機会を減らしてしまったのも響きました。
しかし課題とされている対左打率も今年は.286と大きく改善(打席数は100打席ちょっとと少ないですが…)。
ホームランは2本だけとまだ対右と同等の成績とまでは言えませんが、先発が左腕というだけでスタメンを外される成績ではなくなっています。
あとは来年の春先でしっかり左腕相手にも成績を残せれば、規定打席到達を目標にする必要のなくなる不動のレギュラーの座も近いです。
あとは中堅と言われる年も過ぎ去ろうとしている松山選手、今後年齢を重ねていくことを考えれば安定して試合に出続けるためには今後は徐々にファーストが主戦場となるはずです。
今年はファーストでの出場機会が多かったですが、これまでレフトでの出場が多かった選手です。
ファースト守備は安心感があるレベルにはまだ達していないかと思いますので、もう一段のレベルアップを期待させてもらいましょう!
丸選手が残留してくれればファースト、レフトは今年と同じような形でいけますが(西川選手が転向してくることになれば、新井選手が引退しても競争はさらに激化しそうです)、もし丸選手が移籍することになれば野間選手がセンターに回ることになるでしょう。
バティスタ選手、メヒア選手、西川選手に松山選手がファーストとレフトのスタメンを争うことになりそうです。
来年の契約は本人の希望もあり単年契約になる見込みだそうです。
一年一年勝負というプロとしての強い矜持を感じますね!
単年契約にしておいて正解だったと来年オフに思えるような成績を残してくれるはずです。
日南で間もなく始まる秋季キャンプも初めて免除され、いよいよベテランとして、そしてチームの主軸としての立場は固まったと思います。
球団からの信頼にこたえて万全の状態で来年のキャンプインを迎えてもらいましょう!
松山選手のこの決断を後悔させないようなシーズンに来年以降ももカープの仲間たちがしてくれるはず。
そして何よりも本人がそういうシーズンをカープが送れるように大いに貢献してくれるはず!
ありがとう松山選手…そして来シーズンも頑張ろう、カープ!
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