6/9のイーグルス戦は2-1でカープが勝ちました。
約3週間ぶりとなった久々の投手戦。先制を許した直後の松山選手の一発でひっくり返して逃げ切ったカープ。2週間ぶりの連勝で交流戦を五分に戻して、6カードぶりのカード勝ち越し!ここからパリーグ相手に巻き返しましょう!
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 2 | 5 | 0 |
投手情報
勝利投手 ジョンソン (4勝2敗0S)
敗戦投手 則本 (4勝6敗0S)
セーブ 中崎 (0勝0敗16S)
楽天 則本 - 嶋
広島 ジョンソン、ジャクソン、中崎 - 石原
本塁打 松山5号(7回裏2ラン)
試合感想
今日は久々に息詰まる投手戦。
ジョンソン投手、則本投手ともにさすが!
両投手ともに素晴らしいピッチングであっという間に5回までスコアボードに0が並んでいきました。
こういう引き締まった試合を勝ち切れたのも昨日に続いて先発投手がしっかり試合を作ってくれたからこそ。
ジャクソン投手、中崎投手もヒヤヒヤする場面を作りながらもよくぞ逃げ切ってくれました!
そして何より松山選手、逆転ツーランの打席もですがその前の粘りに粘った打席も含めて素晴らしいバッティングでした。
2日続けて引き締まった試合を勝てて、久々のカード勝ち越し、そして交流戦も5割に復帰。
さてここから!
そんな雰囲気にさせてくれた久々(2週間ぶり)の連勝ですね!
ジョンソン投手は序盤、3イニング連続で先頭バッターを塁に出しましたがダブルプレーもあり無失点でしのいでいきます。
5回までで3つのダブルプレー。
テンポの良いピッチングで野手陣の守りのリズムも良く効率よくアウトを重ねていきました。
一方の則本投手は今日は制球が抜群。
それでも2周り目の上位打線、4回1アウトから丸選手がスライダーをレフトへのツーベースとしてチャンスを作ると鈴木誠也選手が2球で追い込まれながらも粘ってフォアボールを選んでこの日初めて掴んだチャンスを広げます。
松山選手が追い込まれての特に内角ストレートを振り抜くと会心の当たりがライトポール際へ。
惜しくも切れて仕留めそこないましたがその後も、、フォーク、スライダー全てについていき粘って粘って…しかし最後は11球目で完璧な高さから落ちるフォークに空振り三振。
野間選手もセカンドゴロに打ち取られて則本投手のピンチからの粘りの前に先制点を奪えません。
試合は後半戦に入って6回から少しずつ動きそうな気配を見せ始めます。
ジョンソン投手が則本投手に与えたフォアボールから2アウト1 ,2塁のピンチを背負いますが田中選手を内角ストレートで詰まらせてセカンドフライに打ち取って踏ん張ります。
その裏先頭からのカープ打線は、直前の攻撃で最後まで塁に出ていた則本投手の初球チェンジアップを田中選手がセンターへ運んで出塁。
菊池選手も初球で送りバントを決めて2球で1アウト2塁のチャンスを作りました。
ここで丸選手、フルカウントからの6球目でした。
内角を狙ったストレートが甘く入ってきたところを狙いすましたように一閃。
ピッチャー返しの痛烈な当たりが則本投手の方へ。
ボールが消えて、どうなった!?
そう思う間もなく則本投手が反転してグラブからボールを取り出しセカンド転送…あれを取るのか…敵ながらあっぱれのフィールディングで一瞬で先制のチャンスが消えました。
7回もマウンドに当たり前のように上がるジョンソン投手。
ウィーラー選手を2球で追い込みながら内角を狙ったストレートが当たってもったいない死球で出塁を許すと、続く今江選手の送りバント。
サードの庄司選手が捕ってファーストへ送球…と思いきやジョンソン投手と重なったのか、ファーストに誰もいなかった(菊池選手のベースカバー遅れ、松山選手のファースト帰塁遅れ…)からなのか分かりませんが投げられず。
痛いミスでピンチが広がると聖澤選手にきっちり送られ1アウト2, 3塁とこの日最大のピンチ。
ペゲーロ選手を申告敬遠で塁を埋めて嶋選手と勝負。
次は則本投手だけにあと1人抑えられれば…そう思っていたところで1ボールからの2球目、内角ストレートにセーフティスクイズ。
満塁からの難しいスクイズを見事に決められ痛い先制点を許します…。
それでも次の則本投手をきっちり抑えてこの回をこの1点でしのぐとその裏。
鈴木誠也選手が2球で追い込まれながらもまたしてもここからフォアボールをもぎ取って出塁。
打席には先ほどの打席でも大ファールを飛ばして粘りに粘った松山選手。
2-2からの5球目、外角低め構えたところからほんの少しだけ内に入ってきたストレートでした。
きれいに流し打った打球はぐんぐん伸びてレフトポール際へ。
ボールはスタンドに吸い込まれて、松山選手はファーストを回ったところで渾身のガッツポーズ。
すぐさま試合をひっくり返す底力を見せました。
8回はジャクソン投手が先頭の茂木選手にヒットを許し得点圏に進められながらも相手クリーンアップにあと一本を許さず。
球場の雰囲気にも後押しされて踏ん張りました。
その裏則本投手の意地のピッチングに屈し、上位打線がチャンスを作るものの追加点は奪えずに9回へ。
先頭の今江選手にヒヤッとするレフトフェンス直撃のヒットで出塁を許しますが、送りバントを自らのフィールディングでセカンド封殺。
それでもペゲーロ選手に長打警戒のあまりカウントを悪くしてフォアボールを与えて得点圏にランナーを背負いますが、楽天の代打陣を何とか片づけてゲームセット。
マツダスタジアムの力も借りての久々連勝。
先発投手が2試合続けて試合を作ってくれるのは何日ぶりですかね…本当に久々に内容も伴っての連勝で交流戦も五割復帰。
良い感じの雰囲気にようやくなってきました。
来週の敵地6連戦前に貯金を作っておきたい明日の試合、九里投手もこの勢いに乗っていきましょう!
カープ6/10の試合展望
予告先発はカープが九里投手、イーグルスは美馬投手です。
九里投手はここまで10試合、うち5試合に先発して1勝2敗防御率は4.58。
先週のマリーンズ戦では6回途中6失点で敗戦投手となっています。
ここ2試合続けて中盤までヒットを打たれながらも何とか粘って試合は作りながら、後半に差し掛かるタイミングでとらえられての降板が続いています。
九里投手が投げる試合はその前の7回1失点、8回無失点の好投の時も含めて難しい系統の判断が迫られますよね…。
どうも100球を超えると打たれだすといった現象があるようなので、明日は好投していても100球を超えるくらいのタイミングでの継投に踏み切る可能性が高いような気がします。
九里投手としては長いイニングを投げさせてもらうためにはとにかく序盤から被安打を減らすことです。
ここ2戦のように毎回のように複数ヒットを浴びながらも何とかしのぐというようなピッチングでも試合を作ってくれれば良いとは思いますが、九里投手の目指すところはそこよりも上のはず。
こだわりを持つ先発の座を掴むこれ以上ないチャンスが来ている今シーズン、更なる飛躍に期待したいと思います。
一方、カープ打線の相手は美馬投手です。
今シーズンここまで7試合に先発して0勝5敗防御率は5.70。
先週のスワローズ戦では6回2失点(自責1)の好投も今シーズン初白星はまだ挙げられていません。
昨年自身初の2ケタ勝利を挙げて今シーズンも活躍が期待された美馬投手ですが、自身の不調から4月下旬に登録を抹消され、5月中旬の復帰後はある程度結果を残していますが打線とかみあわずに今シーズン未勝利。
明日は是が非でも今シーズン初白星を挙げるために必死にカープ打線に向かってくるでしょう。
右のサイドスロー気味の投手ですので例によって左打者に課題を持つタイプ。
明日もファーストで起用されそうな松山選手の守備、今日のようにしっかり守ってくれることに期待します。
他の野手陣も明日もしっかり守って打たせて取る九里投手をしっかり援護してくれるといいですね!
さてさて久々連勝、しかも内容を伴っての連勝だけに期待が膨らみます!
パリーグにやられっぱなしでは終われません、ここから巻き返しましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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