5/12のタイガース戦は6-1でカープが勝ちました。
大瀬良投手が好調を維持して7回1失点でリーグトップタイの5勝目。打っても先制の2点タイムリーツーベースと投打に活躍して、カープが今シーズン初めて貯金を2桁の10としています。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 |
広島 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | X | 6 | 8 | 0 |
投手情報
勝利投手 大瀬良 (5勝2敗0S)
敗戦投手 小野 (3勝1敗0S)
セーブ なし
阪神 小野、マテオ、尾仲、石崎 - 梅野
広島 大瀬良、ジャクソン、一岡 - 會澤
本塁打 板山1号(5回表ソロ)
試合感想
今日は大瀬良投手の好投に尽きます。
ボールも走っていたと思いますが、今日は制球が良かった。
特にアウトコースに思うように投げ切れていましたね。
唯一の失点となった板山選手に打たれたホームランも外角低めへ良くコントロールされたストレートを上手く打たれたもの。
あれは打った板山選手を褒めるしかない、そんな失点でした。
中々打線が援護できない中で、本当によく粘って長いイニングを投げてくれました。
終盤、特に7回はやや疲れが見えてストレートがシュート回転する場面もありましたが、7回104球5安打9奪三振無四球1失点の結果には文句のつけようがありません。
野村投手が離脱、薮田投手が不調の中でその穴を埋めるような大活躍です。
少しでも長く今の素晴らしい状態を維持してもらいたいですね!
リードを5点に広げた8回はジャクソン投手、最終回は一岡投手がきっちり三人ずつで抑えてタイガース打線を元気のない状態で抑え込んでおくことにも成功しました。
今日の投手陣は文句なしでしょう。
一方で打撃陣。
小野投手の適度に荒れた球に苦戦しましたが2回、松山選手のヒットと2つの四死球で1アウト満塁のチャンスで大瀬良投手。
フルカウントからの6球目、見送れば押し出しとなりそうであった高めのストレートを打ち返すと打球はライト線、フェンス直撃となる先制の2点タイムリーツーベースヒット。
押し出しのちらつく場面でストレート一本に絞ってバットを振る、そう決めていたであろう積極性が今日は吉と出ました。
あれで内野フライや三振に倒れていたら後に引きずってもおかしくない場面でしたが、野球の神様が今日は大瀬良投手、そしてカープに微笑みましたね。
この後の続くチャンスでタナキクコンビが倒れると、小野投手の前にランナーは出しますが得点は奪えず、最小リードで試合は終盤へ。
7回、大瀬良投手の代打のエルドレッド選手がヒットで出塁すると、当たりのやや止まっている田中選手が送りバントの構えからフォアボールを選んだところでタイガースはマテオ投手に継投。
菊池選手は送りバントを決めきれずに追い込まれますが、ここから高めのスライダーにバスターでちょこんと当ててセンターへのヒットを放って挽回、ノーアウト満塁と追加点の絶好機を作ります。
ここでバティスタ選手が外角のスライダーを打って飛距離十分のライト犠牲フライで待望の追加点。
なおも続くチャンスで鈴木誠也選手フォアボール、松山選手がセカンドフライで2アウト満塁。
ダメ押し点が欲しい場面で、何とここでマテオ投手が三者連続の押し出しフォアボールで今日は勝負ありとなりましたね。
タイガースとしては昨年強固だった中継ぎ陣が今年は不安定でそれが今一つ乗り切れないチーム状態に直結しているように思います。
逆にカープとしては丸選手の離脱で本来の形を組めない打線の負担を先発陣の好投で軽減できていて良い流れです。
決して昨日のような気持ちが良い試合ではありませんでしたし、打線には課題もありましたがそれを大瀬良投手がカバー。
投打がかみ合った状態、そんな表現がぴったりくるような今日の試合でしたね。
明日は雨が心配ですが、試合があるようであればここ2戦元気のないタイガースに明日も勝ってさらに勢いづいていきたいところですね!
カープ5/13の試合展望
予告先発はカープが九里投手、タイガースは岩貞投手です。
九里投手はここまで7試合に登板、うち2試合に先発して0勝1敗防御率は4.67。
2軍落ちから復帰して初の登板となった先週のスワローズ戦では7回を投げて1失点の好投。
野村投手が抹消されて不在となった先発5番目の座を自らの手で手繰り寄せて、明日の先発機会を得ています。
タイガース相手には今シーズンは中継ぎで1試合2回を投げて無失点。
打線を信じて、先週のように上手く内外角を投げ分けながらこだわりを持つ先発の座を盤石のものにしてくれるようなピッチングに期待です!
対する打線の相手は岩貞投手。
ここまで3試合に先発して2勝0敗防御率は1.50。
先週のドラゴンズ戦は6回1失点に抑えて勝利投手となっています。
カープとは2週前に対戦しており、その際は6回2失点で勝敗つかず。
15戦未勝利と相性の悪いカープ打線でランナーを出しながらも何とか粘って試合を作った、そんな登板でした。
今シーズンの岩貞投手はカープ戦も含めてランナーを出しながらも粘り強いピッチングを続けて試合をしっかり作っているだけに、カープとしては相手の隙を逃さずにつけこむ、そんな試合をしたいところです。
カープ打線としてはこれまで通りの形で攻撃を続ければチャンスは作れるはず。
フォアボールや足を絡めてチャンスを作っていれば、それだけあと一本が出る機会も増える、そんな去年から変わらない意識で攻める姿勢を貫いて攻略してもらいましょう!
天気が心配ですが、明日も今日の勢いをつなげて是非、勝ちましょう!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
⇩このブログの応援もよろしくお願いします♩