GWの変則的な日程があったため、2週分まとめたセ・リーグの振り返りと火曜日の試合展望記事を合せた記事の第5弾です。
先週の振り返り
カープはベイスターズとの3連戦を3連勝、その後タイガース3連戦を2勝1敗、ジャイアンツとは2勝(1試合中止)、スワローズと1勝2敗。
この2週間は計8勝3敗と大きく勝ち越しました。
野村投手、丸選手が離脱した中で本当によく戦っています。
昨日の負けは痛かったですが、明日からマツダスタジアムで5連戦ということで気分を入れ替えてまた一戦一戦戦ってくれるでしょう。
現在のリーグ順位表は以下の通り、カッコ内は直近2週間の結果です。
1. 広島 20勝12敗 - (8勝3敗)
2. 阪神 15勝13敗 3.0 (6勝3敗)
3. 巨人 15勝14敗1分 3.5 (6勝3敗1分)
4. DeNA 14勝14敗1分 4.0 (3勝7敗1分)
5. 中日 13勝18敗 6.5 (4勝7敗)
6. ヤクルト 12勝18敗 7.0 (3勝7敗)
ここ2週はくっきりと大きく勝ち越したチームと大きく負け越したチームに分かれました。
元々上位にいたカープは大きく勝ち越して少し集団から抜け出し、5割を少し割っていたタイガース・ジャイアンツが大きく勝ち越して上位へ。
2週前は首位を走っていたベイスターズは大きく負け越して5割に後退。
ドラゴンズとスワローズは少し沈んていたところから大きく負け越して、少しゲーム差を離されました。
カープとしてはジャイアンツ、タイガースとこの2週間好調だったチームにマツダスタジアムの利をきっちりと生かしてともに勝ち越し。
2週前に首位だったベイスターズにも3連勝と上位チーム相手にしっかりと戦い抜きました。
それだけに昨日のスワローズ戦がもったいないと言えばもったいなかったですが、そこを勝てないからこそ野球は面白いですね。
明日から好調のタイガースとジャイアンツが直接対決。
ここでどちらかが‘3連勝して一気に抜け出すようだと、当面の間はそのチームをライバルとして戦っていくことになりそうです。
今週のカープはベイスターズとマツダスタジアムで連戦、その後木曜日の休みを挟んでそのままマツダスタジアムでタイガースを迎え撃ちます。
相手は厳しいですが、日程的にはご褒美ウィーク。
ここでここまでの疲れを上手に抜きながら、地元での5連戦を勝ち越しを目安に一つでも白星を積み上げていく展開に期待です。
先週九里投手が好投してくれたおかげで、中村祐太投手、岡田投手、ジョンソン投手、大瀬良投手、九里投手のローテーションはよほどのことがない限り確定でしょうかね。
野村投手の離脱の痛手を感じなくて済むように、今週もきっちりとした登板を欠く投手にはお願いしましょう。
そして昨日打ち込まれた勝ちパターンの中継ぎ陣、できれば3点リードくらいで投入できると理想的なのですが…
いずれも百戦錬磨、勝ち方を知っている投手たちなので次でやり返してくれるはず、そちらにも期待したいと思います。
打線はバティスタ選手が丸選手の代わりに3番に入る形である程度落ち着いてきたでしょうか。
あとはセンターの代わりに入る選手は日替わり、右なら野間選手、左なら下水流選手か高橋大樹選手。
ここは当分変わらない形になりそうですから、この競争から誰が抜け出してくるのかも楽しみですね。
丸選手が帰ってくるまでは今シーズン一つの踏ん張りどころです。
東出コーチが素晴らしいことを言っていましたが、替えのきかない丸選手の穴を、他にもたくさんいる替えのきかない選手たち、投手・野手一人一人が少しずつ穴を埋めて、これまで通りチーム一丸、戦っていく姿を応援したいと思います!
5/8 ベイスターズ戦展望
予告先発はカープが中村祐太投手、ベイスターズが濱口投手です。
中村祐太投手はここまで3戦3勝防御率は2.53。
先週のジャイアンツ戦では好調ジャイアンツ打線相手に序盤に3失点しながらも、その後粘り強いピッチングで立ち直って試合を作り、結果的には6回3失点で勝ち投手となっています。
今シーズンベイスターズとは1度対戦しており、その際は9回途中まで投げて2失点の素晴らしいピッチングで勝ち投手となっています。
完投目前でピンチを作って降板となった悔しさは今でも覚えているはず。
明日も安定したピッチングを見せてくれるだろうと自然と期待が持てるだけの好調ぶりを見せてくれている中村祐太投手。
相性の良くない筒香選手の前にランナーを貯めず、今度こそ完投するくらいの気持ちで、前回の好投の再現を目指してもらいましょう!
一方、カープ打線の相手は濱口投手です。
昨年ルーキーイヤーで二桁勝利を挙げた左腕がいよいよ復帰して今シーズン1軍初登板となります。
キャンプ明け直後の3月上旬に左肩の違和感で離脱、4月中旬から2軍で実戦復帰して今回満を持しての1軍昇格となっています。
前回カープ戦で復帰した今永投手が不調で再調整となる中、またまた昨年の二桁勝利投手が復帰。
層の厚い先発陣です…
2軍では2試合に登板して計6イニングを1失点14奪三振と敵なし状態。
雨天中止がなければ先週復帰予定だったことから分かるように、明日の登板は状態に不安なしといったところでしょう。
昨年カープ戦には4試合に登板して0勝2敗防御率は4.91。
三振はかなり喫しましたが、それでも得点は取れている。
カープとしてはそこまで苦手意識はないと思います。
田中選手が8-4, 4四球、菊池選手が10-4とカープを引っ張るタナキクコンビが昨年の好相性をそのまま発揮してくれれば、復帰初戦の濱口投手がリズムをつかむ前に得点を奪える理想的な展開に持ち込める可能性は十分です。
素晴らしいボールを持つ濱口投手相手にある程度三振を取られるのは仕方ありませんが、制球にやや不安のある濱口投手を助けないように気を付けたいですね。
まずは明日、前回マツダで負け越したベイスターズに借りをきっちりと返して、昨日の嫌な流れをきっぱり忘れましょう!
リーグ3連覇、そしてその先の日本一へ!
ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!
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