5/3のジャイアンツ戦は3-2でカープが勝ちました。
投げては岡田投手が8回2失点の快投で無傷の4勝目。打線も鈴木誠也選手の一発にタナキクコンビの活躍で粘り強く得点を取ってまたまた逆転で接戦を制して、昨日の雨天中止を恵みの雨としてくれました!
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
巨人 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 |
広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 3 | 8 | 0 |
投手情報
勝利投手 岡田 (4勝0敗0S)
敗戦投手 マシソン (0勝1敗0S)
セーブ 中崎 (0勝0敗11S)
巨人 吉川光、澤村、マシソン - 小林
広島 岡田、中崎 - 會澤
本塁打 鈴木3号(2回裏ソロ)
試合感想
今日は岡田投手、8回118球3安打2四球2失点の快投でしたね!
絶好調のジャイアンツ打線相手にこれだけのピッチングを見せてくれるわけですから、本当に素晴らしかったですね。
唯一もったいなかったのが三者凡退で立ち上がった後の2回。
1アウトから岡本選手をストレートのフォアボールで歩かせると2アウトから長野選手にもストレートのフォアボール。
このピンチで小林選手を追い込みますが、勝負に行ったカーブが高めに浮いたところをうまく合わせられ、ライト線への2点タイムリーツーベースとされました。
フォアボールで貯めたランナーをヒット1本で返されたわけですからこの時点ではどうなることかと、印象は悪かったですよね…
それでもここからは高橋大樹選手のファインプレーにも助けられながらジャイアンツ打線に付け入る隙を与えませんでした。
7回の投手直撃の内野安打でベンチに引き揚げましたが、その影響を感じさせずに好投。
2アウトランナーなしだったこともあるでしょうが、同点の7回の打席で代打を出されないことが今日の岡田投手の内容を物語っているでしょう。
がっちりと首脳陣の信頼を得た、そんな素晴らしい8回までのピッチングでした。
これで無傷の4勝目を挙げましたが岡田投手の勝負はここからです。
去年も春先はエースに近い働きをしてカープ序盤の快進撃を支えてくれましたが、暖かくなりシーズンの疲れがたまってくるにつれて調子を落として規定投球回数達成も逃しました。
今年はさらに一皮むけるためにどこまでストレートの威力を維持できるか。
去年からの更なる成長を見せつけてくれるシーズンに是非してもらいたい、期待して応援したいと思います!
そして9回は中崎投手。
1点差で一発のある相手のクリーンアップと対峙しなければならない厳しい登板となりましたが、きっちりと三者凡退。
少しひやっとするボールもありましたが、素晴らしいペースでセーブを重ねてくれています。
自身初タイトルに向けて、チームと一緒に好調を維持してもらいましょう!
そして打つ方も粘り強くビハインドを追いかけてくれました。
吉川投手をやや打ちあぐねはしましたが、ジャイアンツベンチが早めの継投に出てくれたきっかけを逃さずに相手の勝ちパターンの投手から得点を重ねてくれました。
まずは2点を先制された直後に出た鈴木誠也選手の一発。
これが試合の流れをカープ側に引き戻してくれましたね。
1ボールから真ん中やや内側に入ってくる甘いスライダーを振りぬくと打球は打った瞬間それとわかるすごい勢いでレフトスタンドまで飛んでいきました。
打率こそ低いですが、鈴木誠也の名前が4番にある安心感、そして相手への威圧感。
もうそういうバッターですよね。
万全ではないであろう足の状態と相談しながら、時にはしっかりと休んでうまく試合に出続けられる選択をしてほしいです。
同期入団の高橋大樹選手も負けじとツーベースを打ってアピールも、その後の會澤選手のショートへの内野安打でサードをオーバーランしてタッチアウト。
2アウト2塁から三遊間を破ろうかというあたりですからとっさにスピードを緩められなかったのも仕方ないかもしれませんね。
…それにしても坂本選手がボールを止めてから、冷静でしたね。
少なくとも岡田投手に打順を回したいところでしたから、しっかりとこの経験を次に生かしてもらいましょう。
その後は5回の1アウト1, 3塁の場面で岡田投手が初球を打ってダブルプレーで無得点になる場面もありましたが、全体的に吉川投手をとらえきれなかった印象です。
それでもジャイアンツが6回から継投に入って沢村投手をマウンドに送ると田中選手の初球打ちヒットから菊池選手が送って、バティスタ選手。
3-1から内角のストレートに差し込まれますが、ライト前に落とすタイムリーヒットで同点。
そして極めつけは勝ち越した8回でしたね。
変わったマシソン投手から先頭の田中選手がストレートを振りまけずにセンターオーバーのツーベースでチャンスを作ると打席には菊池選手。
1ボールからの2球目、高めのストレートをおっつけて芸術的な右打ち。
バントシフトを敷いていた守備陣は痛烈な打球に反応できずに打球はライト前へ。
亀井選手がファンブルする間に田中選手が一気にホームを陥れて勝ち越し。
6回の同点時と同様に、タナキクコンビが素晴らしい働きをして試合をひっくり返しました。
これで地元での5連戦を4勝1敗と大きく勝ち越して今年もマツダスタジアムでの強さは健在。
打線もすごく当たっているわけではありませんが、要所で粘り強く得点を取れており、丸選手の穴も代わりにセンターで出る選手がしっかり活躍して、大きな影響を感じさせません。
岡田投手が8回を投げてくれて中継ぎ陣も比較的フレッシュな状態で明日からの神宮3連戦に臨めますし、良い雰囲気ですね!
少しでも長く、この調子を維持しましょう!
カープ5/4の試合展望
明日からカープは神宮に移動してのスワローズ戦です。
予告先発はカープがジョンソン投手、スワローズはブキャナン投手です。
ジョンソン投手はここまで5試合先発して2勝1敗防御率は3.82。
4試合連続QSと安定したピッチングを見せていた中で迎えた先週のタイガース戦は5回5失点と乱れました。
先制されながら打線に5点の大量援護してもらっても立ち直れなかった先週のピッチングはらしくなかったですね。
9連戦中の中継ぎ陣の登板が立て込んでいる原因を作ってしまった一人だけに、今回はそのリベンジを期待したいところです。
昨年スワローズ戦には1試合の登板で8回途中2失点と好投。
明日も昨年好投した神宮のマウンドだけに、その再現に期待がかかります。
対する打線の相手はブキャナン投手。
スワローズの開幕投手はここまで5試合に登板し2勝1敗、防御率は1.80
先週のジャイアンツ戦は7回2失点と好投するものの打線の援護に恵まれずに敗戦投手となっています。
ここまで5試合連続QS中と安定感抜群の今シーズンのスワローズのエースが明日の相手です。
カープは今シーズン一度対戦しており、その時は6回で3得点。
5回まで2安打に抑え込まれながら、6回に相手のエラーも絡んで4安打を固めて3点を奪ってその回限りでの降板に追い込みました。
前回対戦で2安打を放った田中選手に今回も出塁して足でかき回してもらう展開に期待です。
右ピッチャーですが左打者はひざ元へのカットボールが厄介なのか、左打者を得意としている投手ですので、左右にこだわらず右打者を起用しても面白そうですね。
今日の勝利で非常に良い形で9連戦の序盤を4勝1敗と大きく勝ち越し、気持ちよく敵地に迎えます。
少しでも長く、今の良い雰囲気を維持できるよう、難敵ブキャナン投手と投げ合う明日のジョンソン投手に期待ですね!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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