4/13のジャイアンツ戦は2-10でカープが敗れました。
タナキクマルが機能して幸先よく先制するも、野村投手が立ち上がり、守りのエラーも絡んで2本のアーチを浴びて大量失点。大敗で元気なく初戦を落としました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 9 | 3 |
巨人 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | X | 10 | 11 | 1 |
投手情報
勝利投手 菅野 (1勝2敗0S)
敗戦投手 野村 (2勝1敗0S)
セーブ なし
広島 野村 、薮田 、アドゥワ - 會澤 、坂倉
巨人 菅野 、カミネロ - 小林
本塁打 岡本 3号(1回裏2ラン) 、中井 1号(1回裏ソロ) 、マギー 2号(5回裏2ラン)
試合感想
今日は初回の守りに尽きますね。
1点を先制してもらった野村投手が坂本選手にいきなりスリーベースを許すと、吉川選手のファーストゴロを西川選手のスタメン起用の影響でファーストで起用されていた安部選手がファンブル。
タイムリーエラーで同点を許すと、1アウトから吉川選手の盗塁に會澤選手がセカンド悪送球。
バタバタとエラーが重なり1アウト3塁のピンチを招くと、マギー選手に甘く入ったシュートをセンターへはじき返されあっさり逆転。
この後、岡本選手そして中井選手にホームランを浴びてあっという間に5失点。
菅野投手相手に初回での5失点はあまりに重すぎました。
野村投手に踏ん張ってもらいたかったですが、立ち上がりに相手エースを相手に何とか同点までで踏ん張ろうとしていたところでのエラー2つ。
ガクッときてしまっても無理はないかもしれません。
昨日久々に勝利して、初回幸先よく先制した良いムードが一瞬にして連敗中の重苦しいムードに変わってしまいました。
2回から4回まで立ち直った野村投手でしたが、5回に先頭の菅野投手に浴びたツーベースをきっかけに犠牲フライと、マギー選手の一発で再び失点。
5回85球8失点でKOされました。
6回からは中2日で薮田投手が登板。
ローテーションが再編されることがこれで確定しましたね。
おそらくは九里投手が来週火曜日の先発に回ってシンプルに役割を入れ替えるということでしょう。
岡田投手も昨日6回で降板した際に緒方監督が中5日をほのめかしていましたし、今日の野村投手も85球で降板と中5日は十分可能でしょう。
ジョンソン投手、大瀬良投手も間隔をつめて、日曜日に高橋昂也投手あるいは中村祐太投手辺りを試す感じになるでしょうかね。
話は逸れましたが、その薮田投手。
6回こそ下位打線を3人で抑えましたが7回、先頭から連打を浴びてゲレーロ選手にレフトへ2点タイムリーツーベースを許しました。
失点はしましたが、ストライク先行はできていましたし、先発の時よりは内容があったんじゃないかと思います。
しばらくは楽な場面で起用して、何とか昨年のピッチングを取り戻すきっかけを掴んでもらいたいですね。
8回はアドゥワ投手。
登板がかさんでいますが、敗戦処理として1軍にいる以上、そういう展開が続いている今、仕方がないでしょう。
むしろ中田投手や一岡投手を今日のような大差でほぼ負けが決まったゲームで春先から使うわけにもいきません。
ただまだ高卒2年目で体が出来上がっていない将来性豊かな投手ですので、このペースでの登板が続くようであれば調子が良くても一度、誰か代わりの投手と入れ替えて2軍に落とすことも考えてもらいたいですね。
このペースで使って将来を失う愚だけは避けてもらいたいところです。
アドゥワ投手が投げる=チームが負けているということなので、願わくば今後、登板機会がなくて心配になるくらいになれば良いのですが…
2アウト1, 2塁のピンチで坂本選手を迎えますが、田中選手の好守にも助けられ無失点。
少しずつ1軍の選手相手に投げることに慣れてきているでしょうか、良い経験をできていると思います。
さて、打つ方では初回は理想的な先制劇でした。
先頭の田中選手が菅野投手の立ち上がり、粘ってフルカウントからフォアボールをもぎ取って出塁。
菊池選手が初球きっちり送りバントを決めると丸選手がセンター前にタイムリーヒット。
流れるような攻撃で昨日の連敗を止めた勢いを今日の試合にもつないでくれたように思えました。
菅野投手も立ち上がりは2試合連続5失点を引きずるように少し不安そうに投げていたように見えましたが、今日は初回の守備が全てでしょうか。
諦めずに1点ずつ取りたいところでしたが、5点の援護が菅野投手に余裕を持たせたか、ストライクゾーンに大胆に投げてくるようになりリズムを掴まれましたね。
6回にノーアウト1, 3塁でチャンスを作りましたがここから圧巻の三者連続三振。
7回には會澤選手に代わって坂倉選手が代打で起用されてそのまま守備につかせて経験を積ませる。
残念ながらそんな試合展開になってしまいましたね。
そんな中でも9回にカミネロ投手から美間選手がプロ初ヒットを記録。
これをきっかけに代打・下水流選手のタイムリー内野安打で1点を返しましたが、ノーアウト満塁から辛くも1点ですからね…。
何よりバティスタ選手が2軍で復帰している中、生き残りに向けて必死にアピールしなければいけない立場のメヒア選手の見逃し三振が残念でした。
まぁでもこれだけの大敗です。
試合も早く終わったことですし、引きずることなく切り替えて明日こそ勝ちましょう!
それにしても最近もやっとした試合が続きますね…もがきながら何かきっかけを掴めると良いのですが…
カープ4/14の試合展望
予告先発はカープがジョンソン投手、ジャイアンツは田口投手です。
ジョンソン投手は今シーズン2試合に先発し、1勝1敗防御率は2.77。
先週のベイスターズ戦は6回4失点で敗戦投手となっていますが、調子自体は良さそうでした。
去年のジャイアンツ戦は1試合の登板で勝ち負けつかず防御率は4.05。
不本意に終わった昨シーズンの中で平均的な成績と言えるでしょう。
先発投手陣の状態が苦しい中で、柱になるべきジョンソン投手がこのまま好調を維持してくれることはチームを底支えしてくれます。
また週の前半で中継ぎ陣の登板がかさんでいる中、土曜日にテンポよく長い回を投げてくれれば本当に助かりますよね。
昨日岡田投手がそうだったように、ジョンソン投手の小気味よいピッチングが野手陣にリズムをもたらしてくれることに期待です!
対する打線の相手は田口投手。
今シーズンはここまで2試合に登板して勝ち負けつかずも防御率は11.25。
先週のスワローズ戦では3回持たず、6点を失ってKOされているように開幕以来本来のピッチングを披露できずに苦しんでいます。
昨年のカープとは6度も対戦し4勝1敗で防御率は2.09。
平均で7回以上を投げ切られており、完全にお得意様にされてしまったと言えるでしょう。
主力選手のうち、田中選手が非常に相性よく19-9と5割近く打っていますが、残りの選手たちは軒並み2割前半以下。
打線が寸断されてしまっていましたね。
田中選手が相性の良さを今年もキープできるか、そして他の打者が今年こそ田口投手をとらえることができるか。
長いシーズン苦手投手は1人でも少ない方が良いので、田口投手が少しでも不安要素を抱えているうちに、特に早いイニングにどんな形でも点を取って悪い印象を払しょくしておきたいところです。
投手陣、野手陣共に苦しい戦いが続いています。
でも悪い時があれば良い時もある。
幸いまだシーズン序盤でさらに貯金もあります。
必死にもがいて、何かきっかけを掴みましょう!
明日は明日でまた0-0からスタートです。
気分一新、明日こそ躍動するカープナインの姿を見せてください!
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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