僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

文句なし 期待感十分の内容で初戦を快勝 日本シリーズまで一気に駆け抜けろ! 10/17のカープ巨人戦

10/17のジャイアンツ戦、クライマックスシリーズファイナルステージ初戦は6-1でカープが勝ちました。

大瀬良投手が6回1失点ピッチングで見事に試合を作ると打線も初回から先制。鈴木誠也選手、丸選手に一発が出れば野間選手の足に曾澤選手、安部選手もタイムリー。試合勘が心配された打線が安打を重ねて6得点。中継ぎ陣も盤石で明日以降も期待ができる快勝です。

 

 

試合感想

ファーストステージを良い形で勝ち上がってきたジャイアンツ。

それだけに初回の攻撃が一つ鍵になると思っていましたが、初回ダブルプレーで無失点に切り抜けられたのが非常に大きかったですね。

 

大瀬良投手の立ち上がり、坂本選手を追い込みながら勝負にいったストレートが高めに浮いたところをはじき返されてノーアウト1塁。

さらにファーストステージでジャイアンツを勢いづけた田中俊太選手相手に2ボールとかなり嫌な展開でした。

それでも相手が強硬策に来た部分をきっちり逆手にとってのセカンドごろ併殺。

これで大瀬良投手もかなり落ち着いて投げられたと思います。

 

今日の大瀬良投手は6イニング中4イニングで先頭打者の出塁を許す苦しい内容でした。

それでもそこから大崩れしなかったのはさすが。

盤石の制球・球威ではなかったと思いますが、それでも試合をしっかり作ってくれるあたりに今シーズンの大瀬良投手の安心感がありますね。

さすがタイトルホルダー、5戦白星なしでシーズンを終えても変わらぬ信頼で初戦に送り出した首脳陣の期待に見事に応えて、起用した首脳陣も大瀬良投手も素晴らしいですね!

 

短期決戦、ここまでくれば内容よりも結果です。

 

 

その結果を出してくれた大瀬良投手を素直にほめたたえたいと思います。

しかし降板直前の6回、マギー選手にタイムリーを浴びて1点返され、なおも1アウト1, 2塁の場面で継投に出なかった。

今日はこれが吉と出ましたが短期決戦だけに交代かなとも思いました。

このあたりの粘り強い采配が今後どちらに転ぶかですかね、それとも大瀬良投手だった今日が特別ということでしょうか。

 

  

 

 

打線の方は試合勘、調整の心配を見事に吹き飛ばしてくれましたね。

特に状態が心配されていた丸選手、鈴木誠也選手にそろって一発が出て最高の初戦となりました。

去年の初戦の取り方とは内容が違う分、今年は期待できそうです!

 

初回から田中選手のフォアボール、菊池選手がランエンドヒットを決めてノーアウト1, 3塁とすると丸選手のセカンドゴロの間に1点を先制しました。

1点差の4回には丸選手がヒットで出て鈴木誠也選手が緩い真ん中低めに来たカーブを豪快にレフトスタンドに運んで突き放しました。

さらに松山選手のヒット、内野ゴロでランナー入れ替わった野間選手を1塁において曾澤選手が左中間へチェンジアップをはじき返す間にスタート良くすさまじいスピードでベースを駆け抜けた野間選手が一気にホームイン。

曾澤選手の打球はフェンスまで届かなかったんですがそれでクロスプレーにもさせない野間選手のベースランニングの技術が光った4点目でした。

 

7回にはこれまた相手のキーマンになると思っていた上原投手から丸選手が一発。

低めのスライダーをライナーでスタンドまで運びましたね。

8回には沢村投手から野間選手が三塁線を破るスリーベースヒット。

亀井選手が打球処理にもたついた部分はありますが、それでもまたしても素晴らしいスピードを披露してくれましたね。

安部選手にダメ押しのタイムリーが飛び出して6点目を取りました。

 

序盤、2つの盗塁死でもったいないかなという気もしましたが、小林選手相手であろうと走るぞという印象はきっちり植え付けられたでしょう。

8回には安部選手が盗塁を決めて、明日以降のジャイアンツ投手陣にきっちり盗塁の鵜レッシャーをかけたのがどのようにつながっていくかですね。

 

7回からは一岡投手、フランスア投手、中崎投手が内容も良く三人ずつでぴしゃりと抑えて明日以降への糸口すらジャイアンツ打線に掴ませませんでした。

特にフランスア投手は158 km/hを計測するなどフレッシュな状態を取り戻してくれているようで一安心。

サードの守備固めに入った上本選手もきっちり8回に好守を2つ見せて、今日は首脳陣の采配、期待通りに選手たちが躍動した。

そんな好内容のゲームでジャイアンツの勢いをがっちり受け止めて、逆にカープが勢いづきました。

 

ジャイアンツにマツダスタジアムではやはり勝てないのか、そんな気持ちを思い起こさせるに十分な快勝でしたね。

それでも短期決戦はまだまだ油断は禁物。

こちらの一つの緩慢なプレー、あるいは相手の一つのスーパープレーで流れは変わりかねません。

 

明日も初回をジョンソン投手が無事に切り抜けてくれるかどうか。

今日の大瀬良投手のように序盤、相手に主導権を渡さずに打線の援護まで粘るピッチングを期待したいです。

9月以降本当に鬼気迫る活躍を見せる菅野投手が出てくる前に一気に王手をかけておきましょう!

 

 

 

34年ぶりの日本一奪還へ、明日からも一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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