9/26、マジック1で迎えたホームでのスワローズ戦を10-0で制し、ついにカープが本拠地マツダスタジアムで歓喜の瞬間を迎えました。球団史上初の3連覇を達成です!この記事の更新は今日までとします、マジック点灯から約2か月、お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました!
- 優勝の決まり方とマジックって何?
- カープ史上最速マジック点灯記録と過去のマジック点灯日
- 2018年カープの優勝マジック対象チームは?
- 2018年予想優勝ラインと最短優勝日、そしてカープ優勝予想日
- まとめ
優勝の決まり方とマジックって何?
まずは改めてシーズン優勝の決まり方、マジックの定義と減り方についてまとめてみました。
現在のルールでは以下の順でシーズンの順位が決まることとなっています。
- レギュラーシーズンの勝率
- 1が同率の場合、勝利数の多いチームが上位
- 2も同じ場合、当該球団間の直接対戦で勝率が高い順
- 3も同率の場合、前年度順位の上位
勝率の方が勝利数よりも優先されるルールになっていることがわかりますね。
試合数の少ないチームの方が同じ貯金でも勝率は高くなりますから、消化試合数に大きく差が出ると貯金の数は多くても-0.5ゲーム差や -1.0ゲーム差での2位になる可能性もあります。
優勝マジックは簡単に言うと「自チームがあと何勝すれば他チームの結果に左右されずに優勝が決まるか」ということですが、簡単に言い換えると「2位チームが残り試合全勝すると仮定して、首位チームがあと何勝すれば追い抜かれないか」ということになります。
この数字は他5球団全ての自力優勝が消滅したとき、言い換えると「ある球団がカープとの直接対決を含めて残り試合全勝しても、カープがその球団以外の4球団に全勝すると追い抜けなくなったとき」に点灯すると決められています。
カープ史上最速マジック点灯記録と過去のマジック点灯日
カープのチーム史上最速マジック点灯ですが昨年、2017年の8/8です。
そのときは102試合消化の段階でマジック33を点灯させました。
それまでの2016年そして1980年の8/24点灯のチーム記録を大幅に更新したのを覚えている方も多いのではないでしょうか。
参考までに過去のカープの優勝マジック点灯日をまとめておきます。
1975年 10/10 (M3が点灯)
1979年 9/9 (M19が点灯)
1980年 8/24 (M35が点灯)
1984年 9/10 (M16が点灯)
1986年 9/16 (M14が点灯)
1991年 9/21 (M14が点灯)
2016年 8/24 (M20が点灯)
2017年 8/8 (M33が点灯)
2018年 8/15 (M32が点灯) New!
2018年カープの優勝マジック対象チームは?
マジック1から2日続けて足踏みして迎えた9/26、カープがマジック対象チームのスワローズとの直接対決を制してついに歓喜の瞬間を迎えました!
スワローズも勝ったために今日の優勝はお預けとなりましたが、いよいよ明日にも自力でチーム史上初のリーグ3連覇が決まり状況は変わりません。
マジック対象チームは引き続きスワローズです。
カープのマジック消滅を意味する自力優勝復活に最も近いチームは依然としてスワローズですが、もはやマジック消滅を心配する必要はありません。
優勝マジックは0となり、カープが残り試合を全敗しても、残り試合を全勝した時に最も勝率が高くなる可能性のあるスワローズでも追い抜けずに優勝が決まりました!
以下は参考までに今年のセリーグの自力優勝消滅・復活履歴です。
今度こそ今後、追記せずに済むことを祈りたいと思います。
ドラゴンズの自力優勝はゲーム差が離れていることもあって7/17に、ジャイアンツは直接対決をより多く消化していることもあって7/22にそれぞれ自力優勝の可能性は消滅しています。
そして8/1にタイガース、そしてベイスターズの自力優勝が消滅しましたが、8/2にタイガースの試合がない中でカープが敗れたことでタイガースの自力優勝の可能性がすぐに復活。
その後、8/5にカープが勝ってスワローズが敗れたことでスワローズの自力優勝の可能性が消滅しました。
8/15にカープがタイガースを直接対決で下して、タイガースの自力優勝の可能性を再度消滅させ、これでセリーグのカープ以外の5球団の自力優勝の可能性が消滅。
マジック点灯の条件を満たしたために、ついに優勝マジック32が点灯しました!
今年は8/15時点で101試合を消化したタイミングでの点灯となりましたね。
残念ながら暦の上では昨年、2017年の最速記録には及びませんでしたが、昨年と比べれば雨天中止が多い分、消化試合数で言えば1試合早くマジックを点灯させることができました。
8/17にカープが敗れてスワローズが勝利したために、スワローズの自力優勝の可能性が復活しています…
8/18、カープが勝ってスワローズが敗れたために1日でスワローズの自力優勝の可能性が消滅、カープのマジックが30となって再点灯しました!
2018年予想優勝ラインと最短優勝日、そしてカープ優勝予想日
現状の優勝ラインの予想としては75勝のままとします。
カープはこの75勝を超えて今日の白星で77勝まで到達しましたが残り試合を全敗しても他球団は超えてくるのはほぼ不可能です。
優勝が明日決まるかどうかに関心は移っています。
予想した75勝はこの数字に達した瞬間に優勝が決まる数字というわけではなく、カープがここまで到達したら、他5球団のどこかがここから素晴らしいスパートを最後まで持続したとしても厳しい…そんな意味合いです。
カープは今日の白星でその75勝を超えて78勝に到達したタイミングで優勝が決まりました。
以下は優勝が決まる直前の記述をそのまま残しておきます。
今日でマジックは1。
カープが残り9試合を1勝8敗で、1勝してしまえば他球団のどこが全勝したとしてもカープは追い越せません。
そして優勝を争うライバルはスワローズに絞られてきましたが、スワローズを残り10試合を全勝することはまずないでしょうし、カープの3連覇はもう時間の問題で決定的です。
一応書いておくと、すでに77勝に到達したカープを上回るにはスワローズは残り11試合を全勝しないといけません。
スワローズがカープと引き分け数で並びましたが直接対決でカープが既に勝ち越しているため、優勝のためにカープを勝率で上回るにはカープを1つ白星で上回らないとならずスワローズは78勝が最低条件となるのも効いてきていますね。
オールスター明け、8カード連続負け越しなしの時のカープの勝敗が16勝6敗1分でした。
驚異的なペースで白星を積み重ねたわけですが、見ていただければ分かる通り3勝1敗ペースまでは達していません。
これが1つ、ここまでこの記事では3勝1敗を厳しい条件の目安として使っている根拠になりますが、もはやそんな段階ではなくなりました。
というわけで優勝ラインの予想は相当安全サイドに見ての75勝としていましたが、カープはすでにこれを上回っています。
…あとはカープがどこまで白星を上積みしていつ優勝を決めるかでしょう。
優勝を争うライバル、マジック対象チームはスワローズです。
ドラゴンズ、ベイスターズ、ジャイアンツに続いてついにタイガースの優勝の可能性もすでに完全に消滅しています。
いよいよシーズンも最終盤です。
最短優勝日は今日の結果でいよいよ明日、9/26の水曜日となりました!
カープが勝つかスワローズが負けるかで優勝が決まります。
ともにナイターでの試合ですのでカープの試合終了前に優勝が決まる可能性もあります。
それでも是非カープの試合が終わった瞬間に歓喜の輪が出来上がる、久々の地元優勝はそんな理想的な幕切れになることを期待しながら全力で応援したいと思います!
ここまでくればあとは最後のカープの優勝への歩みをかみしめながら、球団の歴史に新たな1ページが刻まれる瞬間を心待ちにしましょう!
まとめ
マジックが点灯してから逆転された例は過去にいくつもありますからマジック点灯は優勝を確約するものではありません。
それでもそのときが近づいてきていることを実感させてくれる数字ではあります。
ついたり消えたりはしつつも確実に減っていく数字ですし、8/17にマジックが復活した時には数字が消滅したときの32から30に減っていましたね。
これまで同様、とにかく緒方監督が口酸っぱくいっているように、目の前の一戦一戦に集中して戦うことに変わりはありません。
今のように2位以下との差を試合数を消化していく中で少なくとも維持していければカープの優勝はどんどん近づいてきます。
あとはもう、その瞬間を楽しみに、カープの選手、首脳陣、関係者の皆さんに感謝しながら残りのカウントダウンを楽しみましょう!
ここまでの独走は中々ありませんから、大変贅沢な時間ですね!
一岡投手が結果を残して勝ちパターンもようやく安定したことに加えて涼しくなってきたこともあってか投手陣に上がり目が見えてきました。
野手陣と持ちつ持たれつ、お互いにカバーしあってカープらしい戦いでゴールテープを切ってもらう瞬間を楽しみにしましょう!
見事に球団史上初の3連覇をカープが達成してくれました!
あとは34年ぶりの日本一へ、3週間後から始まる苦しい戦いへ向けて万全の体制を整えていってもらいたいですね!
ファンも含めてチーム一丸、34年ぶりの日本一へ向けて一戦一戦頑張ろう、カープ!
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