僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていきます。

サードの穴を埋めた安部 10年目で初の規定打席到達 5番を任される理由 【閑話休題】

カープの長年の課題だった三塁手の穴を埋めてくれた安部選手。

今シーズン序盤、新井選手やエルドレッド選手を差し置いて安部選手が5番を任される機会が目立ちました。

また鈴木誠也選手離脱後にも、先週のタイガース戦を含めて5番起用される機会が見られます。

その起用方針の裏にある考え方に触れている記事があったので、安部選手の紹介と合わせてまとめてみました。

今回、参照した記事がこちら。

少し古い記事ですが、その思想は今でも変わってないと思い参照しました。 

 

広島が仕掛ける打順革命、思想は?新井が5番ではなく6番に座る理由。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

 

中距離、長距離タイプではない安部選手が5番で起用されることに疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、その起用の裏にあるにある考え方の一端に記事は触れています。

 

足があり小技もできる上位タイプの安部選手を起用することで結果、1番から5番まで足が使える打線となることで(注:鈴木誠也選手が負傷離脱する前の記事です)、どの打者が出塁しても、ランナーにも意識を割かなければならず、配球面にも影響が出てきます。

 

記事では東出打撃コーチの"1番から8番まで日本人の走れる選手で並べるのが理想"という考え方も紹介しています。

 

ランナーをためた場面で併殺になりにくい選手が出てくることで相手が守りにくくなる効果もあるかもしれません。

また打率が高く、足もある安部選手が出塁しても下位で起用されていると、チャンスを作ってもキャッチャーやピッチャーの打順となり攻撃が切れてしまう可能性も高い一方、5番であればその前にホームに帰ることもできそうです。

 

打線をつながりで考える上で、安部選手の5番起用が有効だと判断される試合があるということでしょう。

また安部選手は得点圏で.333、36安打で40打点と結果を残しています。

カープの場合、上位の足のあるタナキクマルトリオがランナーにいる可能性が高く、比較的長打がない安部選手のシングルヒットでも2塁からホームに帰れる、そんな強みも存分に生かされていると思います。

他のチームでは前進守備を引かれてシングルヒットで帰れないケースもあるでしょうから、より中距離・長距離タイプの打者でシフトをひかれないように予防する必要もあるのかもしれませんね。

 

 

  

そんな安部選手は1989年組。

カープではタナキクマルトリオや野村投手と同世代、2007年の高校生ドラフト1位で入団しています。

丸選手が同ドラフト3位での指名なので、当時からその素材は高く評価されていたことが分かるかと思います。

 

同年の高校生ドラフトの目玉は中田選手、由規投手、唐川投手のビッグスリー。

安部選手もカープが唐川投手の抽選に外れた末の指名でした。

入団成立までにもカープが低迷期だったということもあり、ひと悶着あったようで、数度の交渉を経て契約成立に至っています。

そんなこんながありながらもライバル達と共にプロの世界に飛び込んだ安部選手の道のりは険しいものでした。

 

入団後3年目までは2軍で鍛えられますが、プロの投手のボールに苦しみ、打撃面で.200に前後の成績でした。

 

自身初の1軍出場は4年目の2011年。

1軍で8試合に出場するとともに2軍では打率.270を残して自身初の盗塁王も獲得。

課題の打撃面で明確に向上を示すとともに長所の足もアピール。

実績を作って飛躍への足掛かりを作ると、2012年1軍で53試合、2013年75試合と内野のユーティリティプレーヤーとして少しずつ出場機会を増やしますが、課題の打撃面では1軍投手の壁に苦しんで.200前半から.250の間で低迷。

 

2014年はほとんどを二軍で過ごし、自身2度目となる盗塁王を獲得した際の「まだ二軍にいるということで悔しい気持ちが大きい」というコメントが印象的でした。

2015年、主にシーズン終盤での出場となりましたが26試合に出場、再び1軍の舞台に戻ってくると昨年の飛躍はみなさんご存じのとおりです。 

 

 

ルナ選手の離脱を契機にサードのスタメンの座を掴むと、115試合に出場して292打席で.282 6本 33打点 7盗塁といずれもキャリアハイの成績を残しています。

 

そして今年。

昨日の試合(9/14DeNA戦)でめでたくシーズン規定打席数に初めて到達し、ここまで

 

119試合 .313 4本 49打点 17盗塁と昨年に引き続きキャリアハイを更新する成績を残すのはほぼ確実。

 

カープのサードでは2012年の堂林選手以来の規定打席到達を達成し、さらに同時に3割をマークすればFA移籍前の2005年新井選手以来となります。

2005年の新井選手と言えば、自身初の打率3割を達成して、ホームラン43本でホームラン王を獲得し、リーグを代表する打者としての地位を確立した年になります。

 

大リーグ移籍前の黒田投手も15勝で最多勝を獲得した年で、ホームラン王と最多勝投手を抱えながら最下位に低迷した史上唯一のチームとなってしまった年としても記憶に残っています…

(こんな過去があったからこそ、去年の優勝の後のあの二人の抱擁には目が熱くなりました…今年もそんな名シーンがみられるでしょうか、楽しみですね!)

(ちなみに2013年のスワローズは首位打者、打点王、最多安打、最高出塁率、最多勝と5つのタイトルを取りながらも最下位となっています…)

 

さて、話が逸れましたが、今シーズンファーストでの出場もありながらも基本はサードで出場を続ける安部選手。

長年固定できなかった三塁手の穴を埋めたという意味でも安部選手の飛躍はカープのチーム力の底上げに直接寄与していると言えそうです。

 

それでも西川選手の台頭もあり、内野陣のレベルは非常に高く、レギュラーの座が脅かされる環境にあるのが今のカープです。

 このままレギュラーとして試合に出続けてさらに成績を伸ばしていくためには、まずはこの競争を勝ち抜かなくてはなりません。

 

野村投手と同じ誕生日で同じ病院でわずか約30分違いで生まれるというエピソードも有名ですが、カープの主力である1989年組の一員としてこれからも元気な姿を見せてもらいたいところです。

 

これからも頑張れ、安倍選手!がんばれ、カープ!

  

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