緒方監督の辞任が発表され、後任の監督人事が水面下で進んでいるようです。報道によると来シーズンに向けた秋季練習始まる9日までに決めたい意向を球団は持っているようです。コーチ陣の人事もありますし、球団職員は慌しいオフシーズンの始まりを過ごすことになりそうです…
監督人事の流れから考えると本命佐々岡、対抗野村…
本ブログの予想本命は佐々岡現投手コーチとしたいと思います。
昨年の1軍投手コーチ抜擢時から将来の監督就任を見据えてという意図がありそうだという報道もありました。
緒方監督も野村前監督時代に1軍でコーチ経験を積んでの監督就任でした。
最近のカープの監督人事を見る限り、佐々岡投手コーチの就任の可能性は高いと思います。
現役時代は先発に中継ぎ・抑えと大車輪の活躍をして実績も十二分。
将来の監督手形が渡されていてもなんら不思議ではない点も本命視する材料としたいと思います。
一方で丸選手、菊池選手らを抜擢、球界を代表する選手にまで育て上げた野村前監督への評価は高いですよね。
解説者としてもカープへの愛をにじませながらも相手チームへのリスペクトを忘れない、中立に近い位置での発言に好感を持っているカープファンも多いかと思いますし、何より監督経験を有するため1年生監督特有の采配ミスのリスクが減る点はチームにとっても大きなメリットでしょう。
一軍での指導経験という点では高ヘッドコーチの可能性もありますが、現役時代の実績という点では少々見劣りするか。
ただ、本来現役選手としての能力と監督・指導者としての能力は切り分けるべきところです。
緒方監督が不在の際には代理で指揮を採っていたこともあり、采配経験では分があるとは言えそうです。
野村前監督も緒方監督も1年目は散々な采配をしてしまう場面があり、勝てる試合を采配で落としたと言われても仕方ない試合は少なくありませんでした。
佐々岡新監督となる場合にはチームの再建ムードが一気に高まる流れになりそうです。
指導経験無しからの大抜擢はあるか
他にも最近引退した黒田氏、新井氏に加えて引退以降ユニフォームに袖を通していない前田氏もいます。
3人とも現役時代の実績・球界での知名度・カープファンの人気。
どれも申し分ない経歴の持ち主です。
ただカープの監督人事を考えると、近年指導経験なくいきなり監督に抜擢されたのはミスター赤ヘルの山本浩二氏だけということですから、監督に抜擢される可能性としては低いと言えそうです。
ただし、チームの再建ムードに合わせて、首脳陣の人事の目玉として、また将来の監督就任を見据えて打撃コーチや投手コーチへの就任の打診が既に行われているとしてもなんら不思議ではない、というよりはこういった新しい風をチームに吹き込むことは新たな才能が開花するためには必要不可欠でしょう。
本日岩本選手、横山投手、飯田投手への戦力外通告が発表されましたが、外国人選手の去就やドラフト会議での新戦力の補強を経ての第二次戦力外通告、FA戦線とらいシーズンの陣容が固まるまでは落ち着かない日々となりそうです。
ここ3年より少し長いオフで寂しさはありますが、来季陣容を考える期間は例年よりも長いとポジティブにとらえるしかないでしょうか。
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩