僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

言葉にならぬ7点差大逆転負け ベイスターズの逆転優勝へ最高の勢いをプレゼント 1敗以上の意味を持つ負け… 9/19のカープ DeNA戦

9/19のベイスターズ戦は8-11でカープが敗れました。5回終わって7-0の大量リード、今月初、久々の楽勝ゲームかと思いきや3ランと満塁ホームランであっという間に同点。8回に勝ち越すもすぐさま同点に追いつかれて最後はサヨナラ3ランを被弾しての逆転負け。どうしようもない大逆転負けで残り3試合はCS3位を確保するための戦いとなります。

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
広島 3 0 1 0 3 0 0 1 0 0 0 8 11 0
DeNA 0 0 0 0 0 7 0 1 0 0 3X 11 14 0

 

勝利投手 三嶋(5勝3敗0S)

敗戦投手 今村(3勝1敗1S)

セーブ なし

本塁打 鈴木28号(3回表ソロ)、長野5号(5回表3ラン)、ソト41号(6回裏3ラン)、梶谷5号(6回裏満塁)、會澤12号(8回表ソロ)、ソト42号(11回裏3ラン)

広島 床田、九里、ヘルウェグ、菊池保、フランスア、今村 - 會澤

DeNA 今永、武藤、齋藤、国吉、エスコバー、山崎、三嶋 - 戸柱、嶺井

 

 

 

試合感想

2位をかけた大事なベイスターズとの最後の直接対決で理想的な試合運びだと思いました、はい、5回までは。

難敵今永投手を攻略して初回から曾澤選手、メヒア選手の連続タイムリーツーベースで3点を先取。

鈴木誠也選手の一発で突き放して、その鈴木誠也選手がチャンスで歩かされた後の長野選手の意地の3ランでダメ押し、かつ今永投手をKO。

投げては床田投手が大量リードに守られてストライクをどんどん投げ込んで5回4安打無四球ピッチング。

球数も5回まで50球ちょっとと完投ペース。

大量リードに守られて完投で規定投球回数に到達…そんな青写真を描けた試合展開からまさかの1イニング7失点で同点…。

 

せっかく序盤から今永投手を攻略してCSへ向けて弾みのつきそうな展開だったんですが…どうしてこうなった…。

6回、床田投手がランナー二人を置いてソト選手にボール先行。

ストライクを取りに外角を狙ったスライダーが中に入ったところを思い切り踏み込まれてライナーでレフトスタンドまで運ばれました。

一発だけは警戒の場面で内角にはこないと読んだソト選手の踏み込みがすごかった…。

 

ここで切れればよかったんですが、力がガクッと落ちるベイスターズの下位打線に連打を浴びて降板。

ブルペンに回った九里投手にいきなり出番が来たわけですがフォアボールで満塁とした後、2-1から外角を狙ったカーブがど真ん中に吸い込まれて梶谷選手にグランドスラムを被弾。

何が起こったか理解が追いつかないレベルでの同点劇に唖然とするしかありませんでした…。

 

元々リードあるいは同点の6回中継ぎ投手に課題を抱えていたカープ、それに加えて今日は何らかのアクシデントで中村恭平投手がベンチから外れていましたから、今村投手が7回に回らざるを得なく、結果として九里投手にお願いするしかなかったのでしょう。

こればかりは采配の問題ではない…九里投手の起用は今日のベンチ入り投手、今年の実績を見たら妥当だったと思います。 

 

 

 

7回をどうにかヘルウェグ投手が抑えてくれて流れを落ち着かせ、8回には曾澤選手が国吉投手の甘く入ってきたストレートに振り負けずにライトスタンドへ一発。

貴重な勝ち越し点を奪い、逃げ切りを図れる展開へ。

 

8回の菊池投手は先頭の大和選手にフォアボール。

追い込んでから見逃し三振でもおかしくないストレートが2球あったんですが、今日は低めをとことん取りませんでした。

コースは入っていましたから高さだったんだと思いますが、痛恨のフォアボールとなってしまいました。

送りバントで1アウト2塁となったところでフランスア投手へ勝負の継投。

 

しかし梶谷選手への初球ストレートがど真ん中に入ってライト線へ痛打されて同点においつかれてしまいました。

6回以降ベイスターズの各打者がカープ投手陣の失投を捕え続けた…2本のホームランに同点タイムリー、痛打されたのはどれもど真ん中の失投ですが打ち損じてくれない運もなかったとは言えると思います。

 

対象的に試合終盤、カープの打者がとらえたあたりは野手正面や相手の好守に阻まれる場面が目立ち流れは完全にベイスターズ。

10回のピンチをどうにかしのいだ今村投手にイニングを跨ぐ力は残っていませんでした。

ロペス選手に不運なポテンヒットを浴びて先頭を出すあたりは完全に試合の流れ。

すっぽ抜けのフォークは桑原選手が避けなかったように見えましたが、審判はデッドボールの判定。

あそこでボール判定を要求するのは球場の雰囲気もありますからちょっと酷でしょうか、それでもボール判定してもおかしくない感じでしたが。

最後はソト選手に高々と舞い上がるサヨナラホームランを被弾して終戦。

 

中継ぎ陣の層の薄さが露呈してしまう形となっての痛恨の逆転負けでシーズン2位はかなり厳しくなってしまいました。

現実的には3位の座をタイガース、ドラゴンズに奪われないための戦いとなりそう。

CSに出ても横浜スタジアム最終戦でこの試合展開ですから1敗以上のダメージの残る試合となってしまったのは間違いありません。

が、2勝勝ち抜け奈良何があってもおかしくない。

 

まずはその舞台に立つために、次の1勝、そしてシーズン5割を確定させたい。

ひどい試合展開でショックは隠せませんがどうにか立ち直るしかありません。

残り3試合は3位を争うタイガース、ドラゴンズとの直接対決。

ずるずるいけばひっくり返されます。

こんな試合展開で優勝の可能性が完全消滅して辛い、悲しい。

それでも下を向く暇はありません。

踏ん張れ、頑張れ、歯を食いしばれ!

 

CSからの逆転日本一へ、どうにかチーム一丸で立ち直ろう、カープ!

 

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