僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

三振の山 四死球にエラー絡みの失点 投打に良いところなしの完敗 明日は意地で一矢報いろ! 9/13のカープ 巨人戦

9/13のジャイアンツ戦は1-5でカープが敗れました。先発の九里投手はボールにキレなく4回3失点と試合を作れず。打ってもフォークがキレキレだった山口投手の前に三振の山を築き8回途中まで1失点の好投を許しました。良いところなく敗れて優勝の可能性はほぼなくなった…それでも1日でも長く優勝を目指すために…明日は勝つ!

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4 1
巨人 1 0 1 1 0 0 2 0 X 5 9 0

 

勝利投手 山口(14勝4敗0S)

敗戦投手 九里(8勝8敗0S)

セーブ なし

本塁打 なし

広島 九里、塹江、遠藤、中田、今村 - 會澤

巨人 山口、中川 - 小林

 

 

 

試合感想

山口投手は良かった…ストレートをカープの打者が狙っていても中々フェアゾーンに飛ばせず、追い込まれてからは面白いようにフォークにバットが空を切ってしまった。

初回の鈴木誠也選手の見逃し三振を除いて奪われた10もの三振のうち、9つは空振りの三振。

これだけバットを振らされてしまってはヒットも中々出ません。

 

そんな中で4回の攻撃には意地を見たんですが…ヒット出た鈴木誠也選手が思い切って走って、タイミングはアウトながらスライディングの勢いで坂本選手がボールをこぼし、気持ちでセーフを勝ち取った。

そこから松山選手が追い込まれながらもフルカウントまで持っていき、外角低めの難しいフォークを逆らわずに三遊間を破るタイムリーで反撃。

2点差に突き放されてずるずるいきたくない、そんな想いで攻撃前に円陣を組んだと思いますが、まさにそんな意地を見た攻撃でした。

 

ただ後が続かず…九里投手が粘れなかったのも響いたとは思いますが、大事な一戦で辛い攻撃の時間が続いた…代打の堂林選手が今日もヒットを放ってくれたのは良い兆候ではありますが。

とにかく1点じゃ勝てない。 

 

 

 

先発の九里投手は立ち上がりからいつも以上に変化球が多い。

印象的にはストレートは5球に1球もなかった。

おそらくブルペンからボールが走っていなかったんでしょうね…外角低めに良いボールが決まっても球審との相性が悪くストライクを取ってもらえませんでした、これは山口投手も比較的そうだったので(安部選手の内角低めへの謎ストライクはありましたが)狭めのストライクゾーンだったということでしょうか。

 

頼みの変化球の制球も悪く、頼れるボールがない状態。

4回までに8安打4四死球、よくぞ3点で済んだというひどい内容のピッチングとなってしまいました。

ただ良くぞ最少失点で踏ん張り続けてくれたという見方もできます。

九里投手もここまで必死に先発として安定した働きを見せてくれていましたからそろそろ疲れが出てくるタイミングではありました。

 

しかし何とか、どうにか好調の山口投手から打線が1点をもぎ取った直後の4回は抑えてほしかった。

2アウトからベテランの阿部選手に屈したわけですが…こういう試合でベテランに働かれると相手も勢いづいてしまいますから苦しい…。

 

2点差なら狭い東京ドームですからチャンスはある…塹江投手の頑張りで何とか食らいついていきましたが遠藤投手がダメ押し点を献上。

ここも阿部選手のフォアボールから盗塁を許してボークで進塁をプレゼントして、さらにフォアボール、タイムリーで4点目を失って、メヒア選手のタイムリーエラーで5点目を献上。

ジャイアンツからしたら理想的な試合運びをされてしまった…逆に言えば大事な試合でこういうプレーができるから長いシーズンを戦って首位にいるんでしょうね。

 

最後になりますが打者走者の走路についてはルールの徹底をお願いしたい…曖昧な線引きで主観的な判定をされるのはファンにとって非常に良くない。

長い目で見れば選手にとっても審判にとっても良くないと思います。

初回のゲレーロ選手の走塁もライン内側だったのは間違いありません、6回の鈴木誠也選手のときにテレビで流れた同じアングルの映像は残っているはずです。

初回の時はテレビでは流してくれませんでしたが、ゲレーロ選手の走塁も厳密にルールに則れば守備妨害でアウト判定になるはず。

 

緒方監督が初回のゲレーロ選手のセーフ判定、6回の鈴木誠也選手のアウト判定でともに抗議に出ましたが、それは抗議しますよ。

打者走者はラインの外、スリーフットレーンと呼ばれるライン上から外、90 cm以内を走らなければ守備妨害あるいは送球が当たった際にアウトになるという規定がある。

ゲレーロ選手が内側を走って曾澤選手が送球をしづらそうに手間取っていましたから初回の走塁も広義に言えば守備妨害でアウトにすべき事例だったと思います。

 

送球を当てない限り、あるいは接触がない限りアウトにならないという規定ではないはずなんですが、どうもそんな運用になってしまっているような…

今のルールだと意図的に当てた方が得をする、道徳的に良くない判定がまかり通っています。

是非意見書からの運用変更をお願いしたい。

 

もう機械的に打者走者はラインの内側を走ったらアウトにしてしまえば良いと思います、それで弊害があるとは思えませんから。

ラインの内側を走るときはそういうときです、ヒットなら外に自然と膨らみますし、ライン上やや外側を走れるわけですから最短距離を走ることへの弊害もありません。。

凡ミスで走ってしまった場合でもアウトにするくらい徹底すればよい、そうすることで選手の意識も変わるでしょう。

こういう運用の単純化が十二分に可能なルールに主観、解釈の余地を残して良いことはほとんどありませんからね。

念のためですが鈴木誠也選手のあれはアウトになるべき事例ですから文句ありません。

 

さて、とにかく今日は完敗。

ジャイアンツの打線の厚み、ベテランと先発陣の柱の力を見せつけられました。

悔しいですが優勝の可能性は0.05%とかそんな世界となりました。

あとは1日でも長く優勝を確定させないために意地を見せるしかない、CSを有利に進めるために2位もかかっています。

結果としてそれが優勝を追い求めることにつながる、明日はチームとして意地を見せてください。

勝つぞ!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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