8/27のジャイアンツ戦は2-0でカープが勝ちました。先発のジョンソン投手が8四死球を出しながら要所はしっかり絞めて7回無失点と少し不思議な好投を披露。打線も松山選手の一発とメヒア選手の一発で援護。2点止まりでしたが投手陣の踏ん張り、頑張りのおかげで敵地での3連戦初戦を取りました。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
勝利投手 ジョンソン (9勝7敗0S)
敗戦投手 メルセデス (8勝7敗0S)
セーブ フランスア (6勝5敗7S)
本塁打 松山6号(2回表ソロ)、メヒア5号(4回表ソロ)
広島 ジョンソン、遠藤、フランスア - 石原、會澤
巨人 メルセデス、田口、大竹、高木、マシソン - 大城
試合感想
まさかこんなロースコアゲームで勝てるとは…嬉しい誤算でした!
ジョンソン投手が7回無失点と素晴らしいピッチングを披露。
やはり大一番での勝負強さはさすが、高学年棒に見合った今日の結果でしたね!
しかしそれにしても6四球2死球の8四死球を出しながら7回まで投げ切ってくれるわけですから不思議でした。
被安打が3と少なかったのは間違いなく一因ですが、6四球の時点で最小でも24球、多少のストライクはとるはずですからどんなに少なく見積もっても30球は無駄球を投げているわけですから普通は無失点で抑えられたとしてもせいぜい5回程度で降板でしょう。
それが7回とHQSを達成してくれるとは…。
ダブルプレーや相手の早打ちに助けられたとは言えそうですが、今日のジョンソン投手には下半身の粘りはあってジャイアンツ打線を翻弄。
四死球の数が物語るように制球面ではとても良いとは言えない状態でしたが適度な荒れ球が相まって打ちにくさに拍車をかけたのでしょう。
あとはジャイアンツ打線で最もフォアボールを選んでいる丸選手相手にこれだけ8四死球を出しながらも無四球で4タコ(1併殺2三振のオマケ付き)と完全にブレーキとさせました。
ここでジャイアンツ打線を寸断できたのが大きかった、そういう意味では5回のフルカウントからの外角いっぱいのスライダーで見逃し三振に仕留められたのが大きかったですよね。
あれが7回の空振り三振に仕留めた打席にも効いていたと思います。
今週どこかで先発のありそうな薮田投手が言っていた四死球を出しても失点しなければ良い(+中継ぎに迷惑をかけないイニング数を投げないとダメ)を地でいくような、そんな不思議ながら素晴らしいピッチングだったと言って良いと思います。
この大一番で7回無失点の結果を残してくれれば全く文句ありません。
薮田投手もこれにあやかって続いてほしい。
そして8回は遠藤投手。
しびれる絶対負けられない一戦の8回を20歳の若武者に任せないといけないのがカープ中継ぎ陣の苦しさを物語っていますが、一時期の疲労を乗り越えてボールのキレが戻ってきている遠藤投手、抜群のマウンド度胸でしびれる場面を抑えてきてくれた遠藤投手のここまでのピッチングを観れば任せたくなる気持ちはよく分かります。
何かやってくれそうな雰囲気を秘めていますよね。
そして見事に期待に応えてくれた…ボール先行するなど力みも見られましたが、一発同点の場面で阿部選手相手に3ボールからよくぞ投げ間違いなく3球ストライクを投げて抑え込んでくれましたよ。
そしてフランスア投手が最後三者凡退、2三振と盤石の内容で試合を締めくくってくれた。
明らかに球威が増していますから登録抹消期間はどうしようもない苦しさでしたが、抹消した甲斐は間違いなくあったと言えそうです。
9回の心配をしなくて良さそうなのは非常に大きい!
野手陣は終わってみれば2発でとった2点のみ。
松山選手の先制の一発は内角低め、好きなところに変化球が来たところを逃さずに仕留めてくれました。
メヒア選手の一発は完璧な打った瞬間の当たり。
中途半端な球速のストレートがやや内角甘めに来たのをこちらも逃さずに凄いライナー性の当たりを飛ばしてくれました。
守備の面でもどんどん上達していて、試合終盤 = 守備固めと言う感じではなくなっています。
欲を言えば6回、8回のチャンスで松山選手にもう1本出ていれば…特に鈴木誠也選手が歩かされた直後でしたからどちらかで1本欲しかった。
まぁしかし今日は投手陣の頑張りに救われました。
次は打線が投手陣を救ってくれる、そういう好循環がないと驚異的なラストスパートは無理でしょうから、今日の勝ちは素晴らしい勝ちだったと言っておきましょう!
あとは守りについては今日は大事な試合でエラーなくしっかりと投手陣を盛り立てました。
ジョンソン投手があんな状態でしたから一つでもミスが出ていたら持ちこたえられなかった可能性は高い、そういう意味で各選手の守りでの貢献は今日は大きかったと言えるでしょう。
これで負けられない試合の1つ目に勝利、望みをつなぐことができました。
ジャイアンツ戦の勝ち越しが決まりましたが、そんなものは関係ない。
目指すのは3連戦3連勝のみ、それ以外の結果にはあまり価値がありません。
試合終盤には坂本選手が一度守備についてからの途中交代がありました。
接戦の中で9回に打席が回る可能性は十分にあっただけに、何もなければ交代させるわけがありません。
こちらも菊池選手を2試合続けてスタメンを休ませたように、シーズンも終盤ですからどの選手も体はいっぱいいっぱいなのでしょう。
まだ何があるか分かりません。
一度チームの歯車が狂いだすと歯止めが効かなくなることも十二分に考えられます。
そう、まだまだあきらめる必要はない!
今日の勝ちでつながった希望…明日も勝ってさらに大きく膨らませていきましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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