先発の枚数が足りていない先発陣に、崩壊気味の中継ぎ陣。そこを立て直すには2軍からの昇格が必要不可欠な状況ですが、その昇格候補を予想したい。打線の方もてこ入れができれば良いのですが、その役割は長野選手に期待するしかなさそうです。今日は2軍の状態をまとめるシリーズの第10弾です。
ウエスタン順位表
8/25試合終了時点
試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 | |
SB | 100 | 53 | 39 | 8 | 0.576 | -- |
阪 神 | 100 | 49 | 46 | 5 | 0.516 | 5.5 |
オリックス | 102 | 46 | 47 | 9 | 0.495 | 7.5 |
広 島 | 101 | 46 | 52 | 3 | 0.469 | 10.0 |
中 日 | 101 | 42 | 51 | 8 | 0.452 | 11.5 |
カープ2軍はここまで46勝52敗3分けと浮上のきっかけをつかめずに4位に低迷しています。
首位浮上のホークスがその戦力の厚みが効いておりまだまだ好調を維持、独走状態を固めつつあります。
あと1人の昇格候補筆頭は薮田、ローレンスには期待できず
前回第9弾(8/11までをカバー)以降のここまでの2軍での先発起用・成績を見ると以下の通りです。
8/16 山口 7 2/3回無失点
8/17 ローレンス 3 1/3回7失点
8/18 アドゥワ 5回3失点
8/21 薮田 6回無失点
8/22 ケムナ5回1失点
先発ローテーションに2枚穴の開いているカープ。
うち1枚は床田投手を2軍戦で登板させることなく昇格させて埋めました。
今週の木曜日に必要な残り1枚ですがモンティージャ投手、山口投手が相次いで結果を残せず、残されている選択肢は多くありません。
こんなときのために獲得していた助っ人のローレンス投手2試合続けての大炎上中。
必然的に日本人投手に白羽の矢が立ちそうです。
ローテンション通りなら木曜のジャイアンツ戦が谷間ですが、大瀬良投手を中5日でぶつける可能性は大いにあるでしょう。
ただ次のカード、ベイスターズ戦での先発が弱くなるのは避けられません。
あくまで逆転優勝、球団史上初の4連覇への挑戦を最優先、あとはなるようになれという考えであれば大瀬良投手の中5日起用以外あり得ません。
ローテーションを守りながら…ということであれば現実路線で2位狙いと言えるでしょう。
先週下位2球団相手に3勝3敗で貯金を増やせなかったカープを尻目にタイガースが5勝1敗で追い上げてきています。
客観的に見れば8月下旬ということを考えれば独走のジャイアンツに、ベイスターズ・カープの2位争いにタイガースがCS出場権を争い絡んでいると言える。
逆転優勝だけを見て突っ走って無理な起用を続けることになればCS出場すらできないリスクは高まります。
木曜日の先発起用で首脳陣の考え方がある程度分かるでしょう。
いずれにしても木曜日、あるいは金曜日になる先発の昇格筆頭候補は薮田投手でしょう。
11日の5回1失点に続いて21日も6回無失点と好投。
テンポ良く投げ込んで四死球もどちらの試合でも1つずつと結果だけでなく内容も良さそうです。
中継ぎ陣では中田投手、戸田投手が最近は結果を残しています。
特に中田投手は3試合連続で10球前後での三者凡退斬りと素晴らしい結果。
実績もありますから、中崎投手の代わりに昇格してくる可能性は十分です。
戸田投手もイニング途中からの難しい登板にも柔軟に対応、結果を残しており今後も好調を維持できるなら昇格候補に名乗りをあげそうです。
岡田投手は…2軍戦でまた投げ始めていますがまだまだ昇格はなさそうです…。
野手陣の昇格候補は…現状戦力でやりくりするしかないか
サンタナ選手、長野選手が昇格した野手陣ではこれといった昇格候補がいないのが現状です。
それもそのはず、8月は14試合戦って8試合で3点以下(社会人との対戦3試合でも2試合が3点以下)。
投手陣が苦しいといわれる8月において打線として点を取れていません。
メヒア選手が抜け、サンタナ選手が抜け、長野選手が抜け…そんな要素はありますが、目に付く好調な選手がいない状態です。
ウエスタンの直近3試合は4安打、6安打、3安打と寂しい数字が並びます。
野手陣は現有戦力でどうにかやりくりするしかありません。
とにかく明日からのジャイアンツ3連戦はどんな展開になろうとも終わったときに相手より1点多く取っていましょう!
ジョンソン投手、野村投手と3連覇を支えた実績十分の先発を2戦目まで並べられます。
かすかに残った優勝の目を消さないために…絶対に勝ちましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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