8/25のドラゴンズ戦は4-10でカープが敗れました。初回に幸先よく2点を先制する展開も九里投手が炎上。首脳陣も珍しく早めの継投に打って出て接戦に持ち込もうとしましたが、中継ぎ陣が期待に応えきれませんでした。これでカード負け越し、上昇気流どころか、どうにか失速しないようにこらえるのがやっとの状態でジャイアンツとの直接対決を迎えます。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 7 | 1 |
中日 | 0 | 1 | 0 | 3 | 2 | 0 | 2 | 2 | X | 10 | 11 | 0 |
勝利投手 山本(2勝3敗0S)
敗戦投手 九里(6勝7敗0S)
セーブ なし
本塁打 阿部5号(2回裏ソロ)、福田14号(7回裏2ラン)
広島 九里、島内、今村、塹江、中崎 - 會澤
中日 山本、福、三ツ間、ロドリゲス、祖父江 - 大野奨、加藤
試合感想
5回、2点ビハインドで2アウト2, 3塁のピンチ。
ここで九里投手を諦めて島内投手を投入した。
珍しく早めのイニング途中の継投に踏み切った首脳陣の采配が今日の試合の持つ意味を物語っていました。
3カード連続の負け越しをどうにか先日のスワローズ3連戦で止めて迎えたドラゴンズとの3連戦。
得意でないナゴヤドームで勝ち越してジャイアンツ戦に迎えればチームの停滞ムードに終止符を打って、潮目を代えられる可能性がある。
逆に負け越せば上昇ムードどころか先日の勝ち越しの意味が薄れ、まずは踏ん張るきっかけを作らないといけない状況になる。
先発投手の顔合わせから見ても十分に勝ちを期待できる試合。
そう、ジャイアンツとの3連戦に向けて今日は勝たないといけない試合でした。
その試合で九里投手が試合を作れず、ビハインドの中継ぎ陣も試合の流れを変えられずずるずる失点を重ねて2桁失点の惨敗。
もはやカープの中継ぎ陣はビハインドで中村恭平投手、遠藤投手、菊池投手を起用できた頃の厚みはなく、疲労困憊、崩壊しないのがやっと。
そんな状態でしかないことを痛感させられる展開となってしまいました…。
試合の詳細は書く気になれません。
せめて6失点で踏ん張れて2点差で終盤2イニングなら…そう思わずにいられませんが言っても仕方ありません。
現状はとてもじゃないですがリーグトップタイのチーム防御率を誇る投手陣と言う感じではありません。
シーズン序盤からここまで非常によく頑張ってきた貯金でまだ3点台中盤の数字が残っていますが、傾向としては誰が見ても悪化傾向。
今月は平均して5点近くとられていますし、先発陣の頑張りはまだありますがブルペンはとてもじゃないですが強力投手陣と形容するには程遠い…現状はリーグで5番目くらいでしょう。
ここを短期間で立て直せないと優勝に不可欠な大型連勝は厳しいでしょうが…実績組のほとんどが3連覇の蓄積疲労で良かったころの球威からは程遠い満身創痍の状態ですから…苦しいですね。
あとはやっぱり菊池選手の守りの貢献の大きさを痛感する試合でもありました。
カバーしないといけない打線もバティスタ選手の離脱で多くは期待できない状態です。
もちろんそれなりの得点力は期待できますが、ボロボロのリリーフ陣をカバーするほどの破壊力は現状ありません。
今日は4点でしたがチャンスを逸したと言っても、ホームランなしでの7安打4四死球ですから良く点につなげた方だと思います。
欲を言えば6回の1アウト満塁、7回の2点返した後の1アウト1塁…。
しかしタナキクマルの全員を欠くスタメンを2試合連続で見ることになるとは。
時代の流れと言うか、実績がいくらある選手でも30を超えてくるとコンディションの維持管理がそれまで以上に相当大変になるであろうことが感じられます…。
さて、こんな苦しい状態で首位のジャイアンツとの3連戦を迎えます。
3連勝でようやく首の皮一枚つながる、ジャイアンツとしては1勝2敗でもOK。
そんな戦いです。
もしカープが負け越すようならそれは今シーズンの優勝は実質的にもうなくなる。
そんな3連戦です。
木曜日の先発の谷間をどう埋めてくるのかも注目したいですが、何よりもそれまでのジョンソン投手、野村投手が投げる2戦目までで勝ち切ることです。
簡単に切り替えられるチーム状態でもないですし、今日の一敗は相当辛いですが…そう、まだ奇跡を起こせる可能性は残っています。
最後まであきらめず、その可能性を必死につかみに行きましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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