8/24ドラゴンズ戦は5-4でカープが勝ちました。中崎投手が3点リードを守り切れず、守りのミスをカバーして粘り強く投げた床田投手の勝ちを消してしまいました…。それでも直後に鈴木誠也選手の2ベースをきっかけに曾澤選手のタイムリーで勝ち越し。遠藤投手が1点差を守り切り何とか勝ちました。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 12 | 2 |
中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 9 | 0 |
勝利投手 中崎(3勝3敗9S)
敗戦投手 岡田(2勝2敗8S)
セーブ 遠藤(1勝0敗1S)
本塁打 なし
広島 床田、菊池保、フランスア、中崎、遠藤 - 會澤
中日 柳、又吉、祖父江、岡田 - 木下拓、加藤、石橋
試合感想
…勝てたことで救われた…しかし優勝を狙うチームの8月の内容ではない…。
勝ちながら形を模索しなければいけないという点では前進が見られない試合でした。
いや、遠藤投手をクローザーで使い始める可能性まであります…さすがにまずはフランスア投手を試すでしょうが…。
それにしてもよく10回抑えてくれましたね。
中村恭平投手かなと思いましたが、首脳陣はマウンド度胸を買っているでしょう。
以前も同点の12回裏をあっさり抑えてくれた実績もあってのことだとは思いますが…。
鈴木誠也選手が良く打って再度の勝ち越しのきっかけを作ってくれました。
曾澤選手も追い込まれながらも内角に目をつけてストレートをはじき返せるのがさすが。
配球を読んでいたのでしょうか、経験の差を見せつけてくれましたね。
その後のなおも1アウト満塁での小園選手、三好選手との打席内容の差が際立ちましたが、これも良い勉強になったことでしょう。
それにしても今日はすんなり勝ちたい、勝たないといけない試合でした。
初回2アウトからコンディション不良でスタメンを外れた菊池選手の代わりにセカンドに入っていたサンタナ選手のタイムリーエラーで先制を許し、昨日からのミスの連鎖が止まらないのか…そんな嫌な立ち上がり。
しかし直後、すぐに逆転できたのは素晴らしかった。
安部選手、曾澤選手の連打でチャンスを作ると、小園選手がストレートを流し打ち。
少し振り遅れた感じでしたが上手くレフト線に飛んでくれる同点タイムリー。
なおも続くチャンスでタイムリーエラーをしてしまったサンタナ選手がスライダーを見事にセンターにはじき返す2点タイムリー。
柳投手がリズムを掴む前にすぐさま逆転できたのは大きかった。
しかしその後は中々追加点を取れず…昨日と同じように難しい展開になりました。
特に5回は床田投手、西川選手の連打をきっかけに1アウト満塁で中軸という最高の場面を作りましたが、松山選手が外角低めの敵ながらあっぱれのストレートに見逃し三振、安部選手がファーストゴロに倒れて無得点。
3回以降、点を取れずに苦しい試合でしたが、8回小園選手の2本目のタイムリーがこの展開を打破しました。
2アウト2塁から追い込まれながら内角のストレートを引っ張り一二塁感を破るヒット。
曽根選手も代走の期待に応える素晴らしい走塁でした、あの前進守備でホームに帰れるんですから代走で起用するだけの価値があることを証明してくれています。
試合終盤で3点差に突き放してあとは逃げ切るだけ、快勝となるはずのゲームでした。
それにしても中崎投手…防御率こそまだ見れる数字ですが被打率が3割あるようでは抑えを任せられる状態ではありません。
今日はストレートもお辞儀していましたし、変化球も空振りを取れない。
ドラゴンズの各打者が追い込まれても空振りを取られるボールはないから大丈夫、それくらいの心づもりで打席に入っているように見えてしまって…ちょっと辛い。
3点リードを守れないわけですから…。
フランスア投手が帰ってきたこともありますし、首脳陣も9回の起用は考えるでしょう。
菊池投手、フランスア投手と三者凡退でバトンをつないで形が見えてきそうだっただけに…しかし間違いなく勤続疲労ですから文句は言いません。
起用法を考えてほしいだけです。
実績がある投手ですから中途半端に一軍に置いておくのが難しければ2軍で短期決戦に備えてもらうのも選択肢です。
床田投手も失点に大きく寄与する、あるいはしかねない味方のエラーが2つがありながらよくぶっつけ本番の復帰マウンドで結果を出してくれました。
特に6回はノーアウト1, 3塁を本当に良く踏ん張り抜きました。
それだけに白星をつけてあげたかった…。
床田投手の勝ちが終盤に消えるのはもう何度目でしょうか…2桁勝利を記録していても全くおかしくない内容のシーズンを過ごしていますから、新人王の候補として厳しいという論評になってしまっているのはハイレベルの争いになっていることもそうですが目に見える数字を積み上げさせてあげられていないチーム事情も大いにあるでしょうね…
そういう意味では野手の方が勝敗関係なく数字が出やすいという面の優位性はあるか…例年投手の方がとりやすいと言われていますから、今年はそういう年なんでしょうね。
いずれにしても逆転優勝を狙う意味では今日負けなかったことには価値があると信じたい。
明日しっかりと勝てれば今日の勝ちにもっと意味を見出せるはず。
何としても勝ってもう一山作るために東京ドームへ、頼むぞ九里投手!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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