僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

清宮世代?村上世代??遠藤世代へ!期待の若鯉 遠藤淳志 更なる飛躍へ1軍投手陣から技術を盗め!【閑話休題】

高卒2年目にして1軍デビューから10試合連続無失点のチームタイ記録をマークするなど奮闘が目立つ遠藤投手。昨年のアドゥワ投手もそうでしたし、今年は遠藤投手、山口投手と高卒投手の早期1軍登板が実現して、しかもある程度の結果を残してくれています。今日はそんな遠藤投手の更なる活躍に期待して記事をまとめたいと思います。

  

高卒から2017年ドラフト5位で入団

遠藤投手は霞ケ浦高校からドラフト5位でカープから指名を受け入団。

高校時代に10 kg以上の体重増に成功したことで、最高球速が20 km/h以上急激に伸びスカウトの目に止まったタイプです。

184 cmから長い手足を生かして球もち良く投げ下ろす当時最速142 km/hのストレートと体のバランスの良さといった伸び代を評価されての指名でした。

当時の持ち球はスライダーとカーブ。

 

担当の尾形スカウトは体が出来上がる3, 4年後に1軍でローテーションの一角を担ってもらえればという思いを遠藤投手の入団に当たって語っていたように、高卒投手という枠組みの中で考えても素材型寄りでの指名でした。 

 

 

 

 

体作りに励んだ昨年のルーキーイヤー、そしてアピールに成功した2年目春のキャンプ

 

https://www.hiroshima-athlete.com/single-post/2018/07/04/endo

プロ入り後の遠藤投手はカープの高卒選手が通る3軍での体作りに励む日々。

高校でもウエートトレーニングをやってはいたがプロでの負荷のかけ方とはぜんぜん違ったようです。

1つ先輩のアドゥワ投手も通った道ですが、トレーニングして食べて、トレーニングして食べて…そんな地道な努力が求められる練習は辛かったことでしょう。 

www.bokuramocarp-blog.com

 

 1年目の春のキャンプでは当時2軍投手コーチだった現1軍投手コーチの佐々岡コーチや沢崎コーチにプロの心構えや体の使い方を叩き込まれたそうです。

そんな努力が実を結んで体はまだ出来上がってはいないものの順調に成長、ストレートの球速は自己最速をどんどん更新して短いイニングなら140 km/h後半をコンスタントに記録できるようになってきています。

 

2年目の春のキャンプでは1軍のブルペン登板で大ベテランの石原選手を相手にピッチングを披露。

腕が良く振れていてボールが遅れてでてくるので打者もタイミングが取りずらそうと上々の評価を得ました。

見つめた佐々岡投手コーチもしなやかな腕の振りと縦のカーブが楽天の岸投手と似ていると評価するなど、紅白戦での登板機会や1軍のオープン戦での登板機会を確保。

今年の開幕1軍こそなりませんでしたが、しっかりとデビューに向けて1軍首脳陣へのアピールに春先から成功していたのが大きかったと思います。 

 

 

 

そして中継ぎで好投を続けて1軍枠に定着!

広島・遠藤、デビューから10戦連続0封 球団タイ記録!!おまえが希望じゃ(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

今年の春先は2軍の先発ローテーションでアドゥワ投手、山口投手やローレンス投手に次ぐ立場での起用。

それでも上記の投手達が入れ替わり立ち代わりで1軍に上がっていくとすっかり2軍ローテーションの中心的な立場で起用されるようになりました。

2軍では先発をしており10試合で54 2/3回を投げて3勝1敗防御率3.29で初完投もマークするなど2軍レベルであれば十二分に先発をこなせるスタミナは備えています。

 

待望のデビュー戦は交流戦でのソフトバンク戦。

4点ビハインドの場面で三者凡退のピッチングを披露して、1軍定着の足がかりを作りました。 

 

そこからはドラゴンズ戦での初失点まで10試合連続無失点のピッチングを披露。

プロ入りしてから本格的に習得したチェンジアップやカーブといったタイミングを外す変化球とキレのあるストレートを柔らかい腕の振りから繰り出し、その実力の片鱗をみせてくれています。 

気がつけば1軍の勝ちパターンに起用されるところまで一時はいきましたよね。

疲れが見えて、また登板間隔が空きがちなポジションに変更となりましたが、高卒2年目にして本当に凄いことです。

 

1軍に定着できたことで目の前で一線級の投手達のピッチングを見る機会が増え、早速大瀬良投手から2段モーションのアイディアを拝借して見様見真似で取り入れてみたらストレートの伸びに手応えを掴んだとか…。

 

もちろん目指す先は先発ローテーション。

同期の山口投手に先を越されていますが、その山口投手の先発乱調から得た先発テストのチャンスで4回3失点と結果を残せなかったのは相当悔しかったでしょうね。

 

同世代はドラフト時は清宮世代と呼ばれ、プロに入って最も伸びているのが今年飛躍のスワローズ村上選手です。

ただ投手の中では登板機会が多く5Hをマークしている遠藤投手や複数試合に先発して既に初勝利をマークしている山口投手は相当良い線をいっています。

 

まだまだ先は長いはずのプロ野球人生、いずれは清宮選手、村上選手を飛び越えて遠藤世代と呼ばれるような大きな飛躍に期待したい。 

どんどん経験を積んでもらってここからの踏ん張り、巻き返しに力を貸してもらいましょう!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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