僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

連夜の悪夢 中継ぎ陣フル回転でまたも逆転負け 九里の6回が本当に悔やまれる 中継ぎローテーションで乗り切れるか 8/11のカープ 阪神戦

8/11のタイガース戦は5-6でカープが敗れました。連日先制を許しながらカープ打線が試合前半に5点を奪って、今日も主導権を握りました。しかし先発の九里投手が6回を投げ切れずに中継ぎ陣を注ぎ込まざるを得ない展開となり、今日は今村投手が踏ん張れませんでした。しかもエラーで勝ち越し点を献上と最悪の展開。ジャイアンツ戦に向けて辛すぎる連敗です。

   

試合結果

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 1 1 0 3 0 0 0 0 5 10 1
阪神 1 0 0 0 0 1 0 4 X 6 11 1

 

勝利投手 浜地(2勝1敗0S)

敗戦投手 フランスア (6勝5敗6S)

セーブ 藤川(4勝1敗6S)

本塁打 なし

広島 九里、中村恭、菊池保、今村、フランスア - 會澤

阪神 望月、守屋、能見、浜地、藤川 - 梅野

 

 

 

 

試合感想

2試合続けて中継ぎ陣をふんだんにつぎこんで…終盤に大きくリードをしていながらの逆転負け…

短気な人ならこれで終戦扱いしてもおかしくない…そしてこのまま優勝を逃す、失速していくようなら確実にターニングポイントになる連敗です。

 

昨日と同じように6回途中で中村恭平投手をイニング途中でつぎこまないといけない展開がその序章でした。

九里投手も5回まで1失点で投げてくれたのは素晴らしかったんですが、6回の内容が悪すぎて印象が悪い…

ホームランを打たれてもダメージの浅い4点リードで連続フォアボールでランナーをプレゼントして連打で失点、さらに1アウトでランナーを大量に残しての降板。

中村恭平投手が連続三振となおも1アウト満塁は見事に火消ししてくれましたが、ここで使わなければ8回に使えていたわけですからね…6回の九里投手の情けない投球が痛すぎる負けの敗因の一つでしょう。

 

しかし今は本当に中継ぎ陣が辛いですね…幸い3連覇中に実績を積んだ今村投手、一岡投手、中崎投手、フランスア投手に菊池投手、中村恭平投手、レグナルト投手が加わって頭数は揃っています。

今はフランスア投手がボロボロ…今村投手もちょっと調子を落としてきています。

落ちていた中村恭平投手、中崎投手。一岡投手がこれからは支えていかないと回りません。

まだあきらめたくない逆転優勝のためには本人たちの踏ん張りに加えて、首脳陣の中継ぎ陣の状態の見極め、そして思い切った起用がカギとなりそうですね。

 

 それにしても同点で止められず一気に逆転を許すことにつながった野間選手のミス…一歩目が後ろにいってしまって無理に突っ込んで高いバウンドに万歳しての後逸…バックアップの西川選手の焦ってボールが手につかずシングルヒットが一気にスリーベース。

そして内野ゴロで逆転の1点を奪われるというものの見事にミスで奪われた致命的な1点でした。

 

ただ、ここばかりに注目しても仕方ありません。

今村投手も変化球を制球できていませんでしたし、6回の九里投手から試合全体の流れでこうなってしまった。

守備固めが早すぎたとは思わない。

采配としてはベストを尽くしたと言って良いと思いますが選手が期待に応えられませんでした。

 

中村恭平投手、菊池投手はここからどんどんやってくれそうなのでこの二人に中崎投手、一岡投手を加えた4人で勝ちパターンを形成するイメージでしょうか。

フランスア投手は今日の起用法を見る限り守護神の位置からは前に持ってこられていたようです。

ただそれでも苦しそうですが…。

そしてレグナルト投手の状態次第では一度フランスア投手をリフレッシュさせても良いかもしれません。 

 

 

 

攻撃陣は先制されながらもすぐさま同点、間髪入れずに勝ち越し、そして中押しと中盤までは昨日同様素晴らしい攻撃を見せてくれました。

しかし試合終盤にダメ押し点を奪えず、結果として逆転負けを許す展開。

今日は小園選手の抜ければダメ押し点かと言うあたりを近本選手の好守に阻まれるなど、そのもう一押しに近いところまでいきましたが上手くいきませんでした…。

 

しかしここまで散々打てなくて投手陣に頼ってきた今シーズン。

今その投手陣が苦しい夏場に今度は打撃陣がそれを補って余りあるほど得点を取らないといけない番です…もちろん逆転優勝をするためにはという高いハードル前提ですが。

 

幸い鈴木誠也選手以降、松山選手、曾澤選手と中軸から下位に向かう打順で核が好調でしっかりしています。

西川選手はさすがに打ち出の小槌状態ではなくなってきていますがそれでも菊池選手との1, 2番には出塁の気配がある。

下位もメヒア選手、小園選手と厚みはありますから、5点取っている中贅沢ですが、もう1点、終盤のダメ押し点への集中力、執念を高めていってもらいたいですね。 

 

 苦しすぎる、痛すぎる、そして泣けてくる連敗で久々のカード負け越し。

ジャイアンツが好調に入りそうな気配を漂わせており、ゲーム差も広がりつつある。

しかしここで離されるようでは残り試合的に逆転の可能性はなくなります、そう、今を逃して離されれば追いつくチャンスはもう来ません。

大差から追いかけているカープはもうこれからずっと正念場、お休みした瞬間に優勝の可能性がなくなる苦しい立場です。

 

それでもどうにか…そう願わずにはいられません。

4連勝しながらここ2戦は大勝で勝ちパターンの中継ぎ陣を休ませて、打線の状態良くマツダに乗り込んでくる首位ジャイアンツとの3連戦。

カープは疲労困憊、フル回転の中継ぎ陣に連敗中と今回は少し分が悪そうな中での後半戦3度目の直接対決。

 

しかしここで負け越すようでは…ゲーム差が離れていく展開で逃げる首位チームの勢い、強さは知っています。

そういう展開にしてはいけない。

どうにか中5日の先発陣に踏ん張ってもらって、そして打線に援護してもらって…地元の大声援も味方に!!

空元気でも精いっぱい声を出して踏ん張るぞ!

3度目の勝負の3連戦、勝ち続ける先にしか道はない、行くぞ、カープ!

 

球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!

 

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