8/9のタイガース戦は11-5でカープが勝ちました。不運な当たりが続いて大瀬良投手が4点を先制される苦しい展開。しかし今のカープ打線は3点取れるか取れないかという状態ではありません。見事な反発力でメヒア選手の逆転3ランもあり一気に5点のビッグイニングで逆転。終盤にもしっかりダメ押し点を奪い、8回まで接戦だったゲームを逃げ切りました。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 11 | 14 | 0 |
阪神 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 8 | 1 |
勝利投手 大瀬良(9勝6敗0S)
敗戦投手 高橋遥(2勝4敗0S)
セーブ なし
本塁打 高橋遥(2勝4敗0S)
広島 大瀬良、菊池保、今村、中村恭 - 會澤
阪神 高橋遥、守屋、浜地 - 原口
試合感想
いやー、これだけ打線が打ってくれると投手陣も最少失点で粘る気力がわきますよね!
すごい相乗効果がありそうです。
一気に4点を先制されて相手は防御率2点台の高橋投手でリリーフ陣も安定しているタイガース相手。
序盤はパーフェクトに抑えられて相手の調子も良さそうでしたし苦しい展開かなと思いましたが一気の逆転劇でしたね。
1番からの攻撃で3連打で一気に1点を返すと、菊池選手・鈴木誠也選手のコンビが再びダブルスチール。
足を絡めて2点差に迫ったところからランナー2人を置いてメヒア選手の殊勲の逆転3ラン。
外国人枠の生き残りをかける中で、他の日本人三塁手候補にはない一発の強みをこれでもかと見せてくれました。
外角の難しいコースにきたストレートを逆らわずに打ってあの低い弾道でライトポール際のスタンドまで運ぶパワーはやはり驚異的。
一気にランナーを置いての一発で先週に引き続き好投手から大量点を奪えましたね!
4回以外は無得点で7回まで抑え込まれたわけですが、一気呵成の攻撃で逆転できたわけですから問題ありません、いや、本当に素晴らしい!
そして投手が代わってからは8回にはバティスタ選手のフォアボールから代走野間選手が相手のバッテリーミスで進塁、鈴木誠也選手のタイムリーと流れるような攻撃で追加点。
9回にはダブルプレーでチェンジかという場面で出た相手のエラーから安部選手、曾澤選手の連続タイムリーと田中選手の犠牲フライで十分すぎる5点でダメ押し。
9連戦が続く中でフランスア投手の連投を避けられたのは地味に大きいです!
とにかく今日は打線様様、敗戦濃厚の展開からひっくり返して負けを勝ちに変えられたのが今後生きてくるはずです。
大瀬良投手は2回に一気に4点を失いましたが、好調とは言えないまでも悪くはなかったと思います。
ただボール先行で思い切ったスイングができるカウントを作ってしまったことが結果的には不運な当たりがヒットゾーンに飛んでしまうことにつながったか…。
しかし打ち取っていた内野ゴロ2つのうちどちらかでも内野安打にならずにアウトを取れていれば1点で済んでいたはずですから、運がなかったのは確かでしょう。
しかしそこで挫けずに9連戦の続く中どうにか6回まで追加点を許さずに投げ切ってくれたのはさすが。
ひっくり返した後、中々追加点は取れない中で1点リードを守ったわけですしね!
先週は大瀬良投手のおかげで勝てた試合でしたし、今日は打線のおかげで勝てた。
投打がかみあってお互いさまと言うことで今日は良いのではないでしょうか。
白星がまたついて、来週は大瀬良投手が今度はやってくれるはずです。
そして7回は菊池投手!
先週日曜の遠藤投手の不可解な大量リードでの起用があった際におそらく菊池投手と起用法が入れ変わったのだろうと考察しましたがどうやらその通りだったようです。
7月以降14試合連続無失点ピッチングと今カープの中継ぎ陣で最も安定していますから妥当な起用です。
トレードでやってきてついにここまで登りつめてくれましたか…苦しい夏場に安定したピッチングを繰り広げてくれる投手を獲得したフロントさんも最高の仕事をしてくれましたね。
フォアボールこそ出しましたが1点リードのしびれる場面で堂々と無失点ピッチング。
これは中村恭平投手、中崎投手がいても簡単にポジションを譲る気配はなさそうです!
競争しながら不安要素のある中継ぎ陣をまたリーグ屈指の安定感に高めていってもらいたい!
8回の今村投手は1点を失って一打同点のピンチを迎えましたが、投げるボールの質が上がっていることを認められたのか、はたまた9連戦でフランスア投手を酷使する踏ん切りがつかなかったのかは分かりませんが、とにかく今日は1イニングをしっかり任せられました。
リードを守ってつないでくれたので最低限の仕事はしてくれましたね。
最後は大量点のおかげでフランスア投手を温存して中村恭平投手。
らしいボールを投げ込めていましたので少しずつ僅差の場面で使われて行きそうな気配があります。
遠藤投手は酷使は避けられる昨年までのアドゥワ投手ポジションにまた戻せそうな感じになってきましたね。
終わってみればジャイアンツ、ベイスターズもリードを許しながら逆転勝ちをしており、勝負の夏場でどのチームも簡単に試合を落とさない雰囲気が出てきました。
特にジャイアンツはリクエストしてなお、疑惑の判定にも助けられたようですが、不調の4番が2発を打っての8点差逆転勝ちは勢いづくきっかけとしては十分でしょう。
週末の直接対決に向けて、ますますカープとしても拙い戦いをして勢いを失うわけにはいきません。
そう、好調ですがまだ追いかける立場は変わっていません。
一戦必勝、勝てる試合を勝ち切り、今日のように苦しい展開も何とか拾える試合を作っていく。
その先にしか逆転優勝はありません。
明日は先週やられた西投手が相手で簡単にはいきそうにないですが、先週のようにストライクゾーンが異様に広いことはもうないでしょうから攻略の糸口はどこかにあるはず。
チャンスを逃さず、主導権を握って連勝を伸ばしていきましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
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