8/7のベイスターズ戦は0-4でカープが敗れました。先発のジョンソン投手が5回3失点。悪くはなさそうでしたが相手の中軸が粘り強く攻略してきたのに屈しました。打線も濱口投手の前に三振の山を築きました。終盤にはミスでダメ押し点を許して打線は一休みで完敗、明日は負けられない一戦となりました。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
DeNA | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 8 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 |
勝利投手 濱口(6勝3敗0S)
敗戦投手 ジョンソン (8勝7敗0S)
セーブ なし
本塁打 ソト29号(3回表2ラン)
DeNA 濱口、三嶋、エスコバー、山崎 - 嶺井
広島 ジョンソン、島内、中村恭、中崎 - 石原、會澤
試合感想
ソト選手に浴びた先制2ラン…終わってみればあれが痛かったですね。
上々の立ち上がりで迎えた3回、2アウトから宮崎選手にヒットを許して、ソト選手。
フルカウントから勝負にいったカーブが外角高めに浮いたところを上手くバットに乗せられ逆方向右中間スタンドにパワーで放り込まれました…。
長打だけ警戒の場面でボールが高く浮いてしまった…今日のジョンソン投手は追い込んでから粘られて球数がかさんでいきましたのでひょっとすると画面越しでは分からないボールのキレと言う部分で少し好調時より落ちていたのかもしれませんね。
5回は3連打でノーアウト満塁のピンチ、これを何とか1点でしのいで試合は壊しませんでした。
5回までに107球を投げさせられ、褒められた内容ではありませんでしたがここで複数失点をしないで踏ん張るのはさすがでしたね。
おそらく次は中5日でジャイアンツ戦でしょうからそこで今日の分もやってもらいましょう。
6回からは島内投手が2イニング無失点。
最初はボール先行、不安定でしたがストライクゾーンの低めに決まったときのストレートの威力は目を見張るものがあります。
2イニング目は制球面が落ち着いて相手の中軸をぐいぐい球威で押し込んで三者凡退。
5三振を奪ったわけですから球威の面では十二分に通用します。
あとは制球面だけ。
前半戦の中村恭平投手のようにどうにか割り切るところを割り切って自信を持って球威で押していけるようになると化けそうです。
8回はその中村恭平投手。
154 km/hを何度か記録したようにボールの勢いはある程度戻っているように見えましたがボールが全体的に高くボール先行。
それでも良い当たりを飛ばされることはありませんでした。
三遊間への深いゴロ、さばいた小園選手のワンバウンドをバティスタ選手が捕れず…こげが1つ目のエラー、先頭の出離を許しました。
そこから送られてフォアボールでピンチが広がった場面。
ファーストゴロに打ち取り、バティスタ選手がセカンド送球。
これが少しそれダブルプレーを狙っていた小園選手が対応できずにグラブに当てるもとれずにエラー…これが2つ目、そして送球が転がっていく間にダメ押しの4点目を奪われました。
どちらのエラーも送球した側にエラーが記録されましたが、捕球側取れないボールではないように見えました。
ほんの少しの精神的な準備や球際の強さ…それを見せられない場面が2つ続いては苦しい…中村恭平投手は良く1点で踏ん張りました。
9回は中崎投手が相手の中軸を三者凡退。
ストレートが春先より明らかに走っていますし投げ間違いも少ない。
決め球に苦しんでいるのは相変わらずですが、大量ビハインドで投げる投手のボールでではなかったのは間違いない。
今日の敗戦の中での収穫は中村恭平投手、中崎投手の投球内容が上向いていたことでしょうね。
打線の方は濱口投手の前に苦しめられました。
分かっていても手が出てしまうチェンジアップとストレートのコンビネーションに手を焼いて三振の山を築きました。
ぶつ切りのシングルヒットがやっと…全く得点の気配がないまま試合が進んでいきました。
そんな中濱口投手相手の唯一の反撃チャンスは6回、球数はそれなりに投げさせていたおかげで疲れが見えた濱口投手の制球が乱れ始めました。
チェンジアップが高めに浮いてくるようになってキレもなくなってきたかカープの打者がファールで粘れるようになりました。
先頭の西川選手がヒット、しかし菊池選手が右打ちを意識して窮屈なバッティングを強いられ1アウト1塁。
そこでバティスタ選手が追い込まれながらもファールで粘って粘ってフルカウントから9球目にきた高めに浮いたボール球のチェンジアップ… これに手が出てしまったのが痛かった…。
それでも気を取り直して鈴木誠也選手がボール球を見逃してフォアボールで初めての得点圏のチャンス。
ここで松山選手が追い込まれながらバティスタ選手のようにファールで粘った。
2-2からの8球目は内角高め、ボール球のストレート。
さぁフルカウント…と思っていたら球審の判定はまさかのストライク…
昨日2つリクエストでひっくり返るカープにとって不利な誤審をした審判が今日は球審…そしてストライクボールの判定は リクエストできない…
完全に不完全燃焼な形で球場のボルテージも下げられてしまいました。
8回にはエスコバー投手から2つのフォアボールでチャンスは作りましたがこのときには一発出ても追いつけたに点差…そのまま零封負けとなりました。
しかし2日続けて大きな場面で同じ審判にやられると偶然カープにとって不利な方に誤審が偏っていたとしても、意図的なものではないかと勘繰りたくなります。
6回途中で濱口投手を引きずり降ろしてバタバタとベイスターズの中継ぎ陣を引っ張り出せていれば違った展開になった可能性はある…どうも他球場でも納得いかない判定が繰り広げられているようですし審判全体での公平性を保った判定ができていない、レベルの低下が著しいような感じがします。
しかし今はこのルールの中やるしかありません。
後半戦、審判への不満は募る一方ですが(審判の判定で助けられた回数とやられた回数が明らかに違う)、今日に関して言えば審判の判定関係なく3点ビハインドを背負ったわけですし4点目もエラーで献上。
打線もヒット4本しか打てなかったわけですから、敗戦の一番の要因は自分たちにあります。
乱高下の今シーズンは間隔がマヒしがちですが早々大型連勝なんてできない。
明日勝ってカード勝ち越し、地道に少しずつ貯金を上積みしていければ良い位置にいます。
何としてもマツダスタジアムでは勝ち越しを!
明日は野村投手に期待しましょう!
球団記録をさらに更新するリーグ4連覇へ、チーム一丸で今年も頑張ろう、カープ!
このブログの応援もよろしくお願いします♩⇩